[ネタバレ注意]『さるまね』第4巻|刃物を持った大量の猿の襲撃の中、妊婦の可畏の嫁に2つの危機が迫る!

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今回は、マンガアプリ「LINEマンガ」のミステリー・ホラーカテゴリで第1位を獲得しているアニマルパニックホラーマンガ『さるまね』、その第4巻の見どころ&感想記事です。
(※ネタバレを含みます。)

その表紙がこちら。

さるまね 4巻【特典イラスト付き】 (ゼノンコミックス)

縛られ歯を食いしばって涙を流す妊婦を、猿たちが血の付いた手で興味深そうに触っています。

解体を覚えてしまった猿たちがこの後彼女をどうするのかは想像したく無いですね…。

 

〜追記〜
第5巻以降の最新記事一覧はこちら↓
『さるまね』の記事一覧

 

さて、この第4巻にも恒例の購入特典イラストが付いており、発売時期に合わせた夏の風物詩を楽しむ猿たちの様子が描かれていました。

スイカ割りはイメージ通りですが、花火に関してはおとなしく線香花火をしているんですよね。

猿たちがマネをする手本となった人間が、しっぽりと線香花火を楽しんでいたのでしょうか?

とりあえず、その人が手持ち花火を振り回してはしゃぐような人じゃなくてよかったです(笑)

 

今回の記事では、そんな『さるまね』の第4巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。

ネタバレを含みます。ご注意ください。

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『さるまね』3巻の振り返り

前巻の内容を振り返りたい方は、以下の記事に『さるまね』第3巻の見どころをまとめているので、こちらから先にご覧ください。

 

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『さるまね』4巻(25話〜)の見どころ&感想[ネタバレ]

それでは、さっそく『さるまね』第4巻の内容に入っていきましょう。

刃物を持った猿の集団が村を襲撃し人間を襲う!

この第4巻は前巻の続き、刃物を持った猿たちが今まさに村を襲おうとしている緊張感のあるシーンから幕を開けます。

その猿の姿を確認した見張り役がすぐに鹿笛で村全体に猿の襲来を知らせ、その音を聞いてすぐに臨戦体制に入る村民たち。

そして、猿避けとして有効な蕃椒(唐辛子)を家の周りに巻いて近づいて来させないようにした状態で、彼らは石を投げてくる猿に対して蕃椒の入った袋を投げて応戦します。

ただこれで被害は0に抑えられたわけではなく、草介の母親の依里は猿に両足の腱を切られてしまい、冤罪で拘束されていたバラタも猿たちの襲撃によって絶体絶命の状況に追い込まれてしまいました。

幸い2人ともギリギリのところで助けが来てくれたため命を落とすことはありませんでしたが、ここからも猿と人による村の危機的状況は続いていきます。

 

村の裏切り者とよそ者が可畏の妊婦の嫁・水分を襲う!

村民たちが猿の襲撃に応戦している頃、家で安静にしていた可畏かいの嫁であり妊婦の水分みくまりの元に、村の裏切り者である喜助と猿に襲われた村から逃げてきたよそ者の伊邪凪いざなぎがやってきます。

彼らの目的は猿に殺されてしまう前に妊婦の水分を犯すこと。

そんな邪悪な欲望をさらけ出した2人の男を水分は必死に拒絶するのですが、喜助にお腹に鍬の刃を近づけられたことで、お腹の子どもの命を守るために半ば諦めたような表情を見せます。

しかし、“直前”で伊邪凪のタマを蹴り上げという抵抗を見せ、そのタイミングで息子の宇陀うだと義父の多聞たもんが家に戻ってきてくれたことによって、ひとまず彼女が犯されるようなことは無くなりました。

ただその後、激怒し喜助を殺そうとする多聞を可畏が止めている隙に、逃げようと走り出した喜助に押されて倒れた水分が破水してしまったのです。

猿の襲撃がまだ続く中、ここから可畏たちは水分とお腹の子どもの命を守るための行動を開始します。

 

猿の襲撃の中、破水した水分とお腹の子は助かるのか!?

破水した水分を見て、当時出産に立ち会うことが禁じられていた男性陣はただただ狼狽えるばかりでした。

そんな彼らを依里は一喝し、続けて現在バラタに変わって村を仕切っており、村で誰よりも赤子を取り上げてきたトメ婆のところに行くよう指示します。

そして彼らは強風が吹き猿が村の中にいる危険な状況で、トメ婆のいる丘の上の家を目指して移動を開始します。

最初は風の音に紛れて移動していたものの、飛ばされてきた木の板を避けた際に猿たちに気づかれてしまい、その後は決死の思いで丘を駆け上がる可畏たち。

そうしてようやく彼らはトメ婆のいる家へと辿り着いたのですが、その中にいた老人の義作が「他人なんか助けている場合じゃない」と戸を開けることを拒んできたのです。

はたして、可畏たちは家の中に入れてもらい、水分に適切な状況で出産を迎えさせてあげることができるのでしょうか?

1ページ先の展開も読めない緊張感張り詰めるこの第4巻のラストシーンは、ぜひ絵と一緒にご自身の目でご覧ください。

「今すぐそのシーンを読みたい!」という方は以下の記事にこの『さるまね』第4巻を無料、またはお得に読める方法をまとめているので、ぜひご活用ください。

 

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まとめ

猿の襲撃から始まり、様々な危機が次々と村民たちを襲うという、パニックホラーらしい1冊となっていましたね。

猿の脅威はもちろんですが、村民たちもそれぞれの思惑から一枚岩ではない状況が、先の展開の読めない面白さに一役買っていると思います。

ちなみに、この巻では水分の赤ちゃんが無事に生まれたかどうかまでは描かれなかったため、次巻も冒頭からどう転ぶのかわからない幕開けとなりそうです。

そしてこの危機を乗り越えられた暁には、そろそろやられっぱなしの猿たちに一矢報いる展開もみたいですね。

次巻以降の可畏たちの反撃に期待が高まります。

 

追記:『さるまね』5巻(35話〜)の感想記事

以下の記事に続く35話以降が収録された『さるまね』第5巻の見どころをまとめています。

合わせてご覧ください。

 

以上、『さるまね』第4巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。

 

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