[ネタバレ注意]『降り積もれ孤独な死よ』第5巻|灰川邸の子供たちを餓死させた犯人の歪んだ動機が語られる
今回は、灰川邸で13人の子供を餓死させた犯人の正体が確定し、その本人の口から歪んだ犯行動機が語られる『降り積もれ孤独な死よ』、その第5巻の見どころ&感想記事です。
(※ネタバレを含みます。)
その表紙がこちら。
穏やかな表情で木の根元に寝転がっているのは、冴木仁の弟・蒼佑です。
そんな彼の体の上には本来は5枚のはずの花びらを6枚つけた赤いサツキの造花が散らばっており、この巻ではこの“6つの花”(六花)の造花が物語を1つの重要な真実へと導いていってくれます。
〜追記〜
第6巻以降の最新記事一覧はこちら↓
『降り積もれ孤独な死よ』の記事一覧
さて、前巻第4巻では灰川邸での少年少女監禁死体遺棄事件を起こした犯人の手がかりを入手した一方で、その犯人に蒼佑が拉致監禁されるという、緊張感のある展開が描かれていました。
そして続く第5巻では、その犯人の過去や事件の動機などが語られていくと同時に、蓮水さんが灰川邸で「真実なら事件を根底からひっくり返す」ほどの内容が書かれた灰川十三の日記を見つけていたんですよね。
1つずつ真相が明らかになりつつもそこから新たな謎が生まれていく展開に、かなり引き込まれる内容の1冊となっていましたよ。
今回の記事では、そんな『降り積もれ孤独な死よ』の第5巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。
ネタバレを含みます。ご注意ください。
もくじ
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『降り積もれ孤独な死よ』4巻の振り返り
前巻の内容を振り返りたい方は、以下の記事に『降り積もれ孤独な死よ』第4巻の見どころをまとめているので、こちらから先にご覧ください。
『降り積もれ孤独な死よ』5巻(26話〜)の見どころ&感想[ネタバレ]
それでは、さっそく第5巻の内容に入っていきましょう。
鈴木潤巡査と灰川十三との関係性が明かされる!?
前巻で灰川邸に飾られていた『我が子を喰らうサトゥルヌス』の贋作を購入した男が、事件の捜査に当初から加わっていた鈴木潤巡査だということを知った冴木たち警察は、さっそく彼に対して取り調べを行います。
そこで彼は最初は「絵を買っただけ」と事件への関与を否定していたのですが、ごまかしが効かなくなってくると途端に態度を変え、強制力のない任意同行を理由に帰っていってしまいました。
しかし、彼のいた駐在所にあったペットボトルから彼のDNAを採取することに成功すると、その鑑定結果から彼と灰川十三は親子関係にあることが明らかになったのです。
どうやら彼は生後間もない頃に親に施設の前に“置き去り”にされていたようなのですが、そんな自分を捨てた父親が血の繋がりのない大勢の子供たちと一緒に暮らしていると知ったら、怒りが込み上げてくるのもわかる気がしますね…。
この巻の後半では、そんな彼が灰川十三がいなくなって行き場をなくした子供たちに声をかけ、言葉巧みに灰川邸へと連れ戻して地下室に誘導し監禁する様子が描かれていました。
ただ、ここから先の展開でこの親子関係を示すDNA鑑定の結果を覆してしまうような手がかりを蓮水さんが見つけることになり、物語の謎はさらに深まっていくことになります。
蓮水さんが灰川十三に関する重要な手がかりを手にいれる!
灰川十三が刑務所内で殺されてから数日経ったある日、蓮水さんの元に「遺体を安置していた建物で原因不明の火災が発生し、それによって彼の遺体は焼けてしまった」という連絡が入ります。
その連絡を受けた彼女は灰になった彼の遺体を受け取りに行き、生前の彼の「灰を屋敷に撒いてくれ」という願いを叶えるために、蒼佑と神代タケル以外の生き残った4人の(元)子供たちを屋敷に集めました。
そして灰を撒き終わりみんなで帰ろうとしたその時、蓮水さんは庭で6枚の花びらがついた赤いサツキの造花を見つけたのです。
その後彼女は1人で屋敷に残り屋敷の周りを探した結果、全部で6つのサツキの造花を見つけました。
さらにそれらのあった場所を線で結ぶと「リッカのマーク」が浮かび上がり、その中心を掘ってみるとそこにはダイヤル錠のついたケースに入った灰川十三の日記が出てきたのです。
それを読んだ彼女はその中に書かれていたことに驚愕し、「もしこれが真実なら全てがひっくり返ってしまう」と、確信に迫る表情をしていました。
この第5巻ではその日記に書かれていた内容は明かされていないのですが、「全てがひっくり返る事実」とは一体何なのか、非常に気になりますよね…。
その真相は次巻、新たな展開の幕開けと共に明かされることになりそうです。
鈴木潤巡査に誘拐された蒼佑に命の危機が迫る!
この巻の後半では、任意同行から帰った後、警察の追跡を一時的に振り切った鈴木潤と彼に監禁されている蒼佑との会話が描かれます。
その中で彼は「父親からの愛に飢えていた」と語っており、その“飢え”を灰川の偽物の子供たちにも味わわせるために、屋敷で13人の子供たちを監禁し全員を餓死させたようですね。
そして彼は蒼佑も同様に餓死させようとしていたのですが、蒼佑の「お前は父さんが本当はお前を愛していたことを認めたくないんだ」という言葉を聞いて激昂し、蒼佑の首を力いっぱい絞めてきたのです。
一方で冴木たち警察も鈴木の運転する車を特定し追跡を再開しており、その後空き家となっている家の庭に停められている彼の車を発見していました。
はたして、冴木は救出に間に合い、蒼佑は無事に救出されるのでしょうか?
また、最後にはそこに銃を持った予想外の男の姿も描かれていたので、緊張感MAXのこの第5巻のラストシーンは、ぜひ絵と一緒にご自身の目でご覧ください。
「今すぐそのシーンを読みたい!」という方は以下の記事にこの『降り積もれ孤独な死よ』第5巻を無料、またはお得に読める方法をまとめているので、ぜひご活用ください。
まとめ
物語の始まりとなった事件の犯人が第1話で登場していた警察官だったとは、完全に予想外でした…。
確かに鈴木潤巡査は最初の操作の時に絵に疎い冴木に『我が子を喰らうサトゥルヌス』の作品名を教えてはいましたが、読み返した限りだと他に怪しい点はなかったんですよね。
また、今回の件を踏まえると第2巻で駅のホームで蓮水さんの背中を押したのも彼ということになるのですが、その時も自分から「灰川邸事件との関連性」を口にしており、それも今考えるとずいぶん余裕のある発言ですよね。
もし上記の点以外でこれまでに彼が犯人であることを示していた伏線があったのであれば、ぜひコメントで教えて欲しいです。
そして話は変わりますが、予告によると次巻第6巻で第1部が完結し、第2章「呪われた“血”族」編が始まるようです。
その予告には灰川十三と同じ顔の傷を持った青年が描かれていたので、きっと彼の過去編が始まるのでしょう。
まだまだ謎に包まれた灰川の過去に一体何があったのか、そしてその過去が現在の事件とどう繋がっているのか。
続く第2章からも目が離せませんね。
追記:『降り積もれ孤独な死よ』6巻(34話〜)の感想記事
以下の記事に続く第34話以降が収録された『降り積もれ孤独な死よ』第6巻の見どころをまとめています。
合わせてご覧ください。
以上、『降り積もれ孤独な死よ』第5巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。
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