[ネタバレ注意]『外道の歌』第10巻|「練馬区の殺人鬼」園田夢二についに終止符が打たれる!
今回は、『善悪の屑』から始まりついにシリーズ累計400万部を突破した復讐代行マンガ『外道の歌』、その第10巻の見どころ&感想記事です。
(※ネタバレを含みます。)
その表紙がこちら。
カモとトラの背景に、「練馬区の殺人鬼」である園田夢二の顔がこれでもかと描かれています。
そうです。
この第10巻でついに、園田夢二を追う1つのエピソードに終止符が打たれます。
〜追記〜
第11巻以降の最新記事一覧はこちら↓
『外道の歌』の記事一覧
上の画像には表示されていませんが、僕はこの第10巻のコミックスについていた帯で盛大なネタバレを受けました(笑)
カモたちと園田はストーリー上いつか対峙することになるとは思っていたのですが、まさかこんなに突然決着までが一気に描かれるとは…。
彼はお気に入りのキャラだったので少し寂しいような気もしますが、ストーリーとしては読み応え抜群のエピソードとなっていましたよ。
今回の記事では、そんな『外道の歌』第10巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。
ネタバレを含みます。ご注意ください。
もくじ
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『外道の歌』9巻の振り返り
以下の記事に『外道の歌』第9巻の見どころをまとめています。
[ネタバレ注意]『外道の歌』第9巻|「朝食会」幹部の佳代子にセレブ殺人鬼の魔の手が差し掛かる!
「セレブ殺人鬼」編と「ニューハーフ」編の2編が収録された第9巻。
「セレブ殺人鬼」編は“朝食会”の佳代子が同じ“朝食会”支部長である関口に襲われてしまうというエピソードで、パートナーである弦巻と彼女の深い信頼関係が伝わってくる話となっていました。
また「ニューハーフ」編はニューハーフ相手に浮気された女性がその相手を包丁で刺し殺す事件が描かれ、刑務所から出て来ても自分の罪に一切の非を感じていない彼女を、カモが「犯した罪と見合っていない」と制裁を加える、というエピソードとなっていました。
『外道の歌』らしい、因果応報という言葉がぴったりのエピソードでした。
では、さっそく第10巻の内容の方に入っていきましょう。
『外道の歌』10巻の見どころ&感想
菜々子が家族の仇である園田と再会する!
菜々子が漫画家を目指していたネット上の友達(男)と半年間連絡がつかないと、トラを連れて彼が持ち込みをしていた出版社の担当編集の人に話を聞きに行くことにします。
そして、その彼の担当編集として出てきたのが彼女の家族の仇である園田でした。
彼女もはじめは彼のことをそうだと認識していなかったのですが、事件当時に隠れていたベッドの下から見た犯人の歩き方が彼と同じだと気づき、顔を真っ青にしながら急いで出版社の外に出ました。
そのことをトラに伝え、もう一度確認しに編集部に戻る2人。
しかし、もうすでにそこには園田の姿はなく、なんと2人が受付で住所と電話番号を書いた紙を持ってカモのいる古書店へと向かっていたのです。
何も知らないカモの元に狂気が迫ります。
このエピソードが始まった時、僕は一旦この第10巻を読むのを止めて、菜々子の家族が襲われた『善悪の屑』の第2巻と、園田が担当作家を殺した『外道の歌』の第2巻を読み返しました。
『善悪の屑』の第2巻が発売されたのが2015年の5月なので、約5年の時を経て園田とトラたちが再び相対するんですね。
ここまでこの作品を読み続けてきて良かったと思います。
トラ VS 園田!ついに因縁に決着がつく!
菜々子とトラが描いた住所と電話番号を頼りにカモのいる古書店へとやってきた園田。
そして何も知らないカモは最初普通に接客をするのですが、園田の薬指のペンだこ、髪型、175cmくらいの身長を見て「もし人違いだったら警察に自首するよ」と言い、いきなり彼の頭をハンマーで殴りつけたのです。
しかしその直後、殴られた園田もカバンから包丁を取りだし、カモの太ももを刺します。
それを受けカモもナイフを取り出して、そこから彼らはゆっくりと会話をしながら互いに腹部を差し合いました。
このまま我慢比べになるのか、と思いきや、先に血を吐いて倒れたのは園田の方。
その明暗を分けたのはナイフの向きでした。
園田は縦向きに刺したことで肋骨に歯が食い込んでしまい、カモは横向きに刺したことで肋骨をすり抜け園田の内臓に致命傷を与えていたのです。
あの日菜々子の部屋で取り逃した園田との因縁は、トラの手によって終止符が打たれました。
もっと激しい殺し合いになるかと思っていたのですが、実際は驚くほど静かな結末でしたね。
園田が倒れる直前にカモの見開きと園田の見開きが入るのですが、この作品では珍しい表現の仕方にまるで自分が2人の間にいるような、そんな感覚さえ感じてしまいました。
園田は最期に何を語るのか…?
トラに刺され倒れ込んだ後、園田は椅子に縛り付けられた状態で目を覚ましました。
そして目を覚ますや否や彼は「世の中で一番価値のあるものは“経験”だ」「次に価値があるものは“考える”ことだと思う」と、1人で語り出します。
「なんで…私の家族だったの?」と、家族を殺した理由を園田に問う菜々子。
それに対して彼は、「頼むから2人とも死んでくれ」という菜々子の怒鳴り声を聞いて、「僕なりに真剣に考えて選んだんだ」と答えました。
この会話を聞いていたカモは、園田に人間が持たないほうがイイとされる3つの特性“サイコパシー”“ナルシズム”“マキャベリズム”の3つともを感じ取ったようでした。
その後、園田はカモたちに改めて手を下されるわけではなく、先ほどカモに付けられた傷と出血によってそのまま命を落としていきました。
その日から数日後、菜々子に連れられて彼女の家族のお墓参りに来た3人は、そこで1つの“区切り”として菜々子と決別することを選びました。
最後に、2人だけで寂しそうにご飯を食べるカモとトラの背中が描かれて、この第10巻はおしまいとなります。
まとめ
「練馬区の殺人鬼」という『善悪の屑』の頃から続いていた1つのエピソードが終わりました。
園田とカモたちの決着は最終回に来てもおかしくないくらいのエピソードだと思っていたので、早く読めたことに嬉しさもありつつ、もう園田が登場しない寂しさもやっぱり少しはありますね。
ただ、園田が主人公の『園田の歌』では彼はまだまだ元気にサイコっぷりを発揮しているので、今後はそっちでの彼の活躍に期待するとしましょう。
また、次巻予告には「最凶にして最大の気配」という1文があったので、もしかしたらここから園田を超えるような狂人が登場するかもしれません。
いろんな意味で、続きが待ち遠しいですね。
〜追記〜
『外道の歌』11巻の感想記事
以下の記事に『外道の歌』第11巻の見どころをまとめています。
合わせてご覧ください。
[ネタバレ注意]『外道の歌』第11巻|「國松編」始動!最凶最大のクズが現れる!
以上、『外道の歌』第10巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。
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