[ネタバレ注意]『東京卍リベンジャーズ』第25巻|梵の千咒と行動を共にするタケミチに悲劇が襲いかかる!
今回は、最終章が幕を開け10年前の高校時代を舞台に“三天時代”の新たな勢力争いが描かれる『東京卍リベンジャーズ』、その第25巻の見どころ&感想記事です。
(※ネタバレを含みます。)
その表紙がこちら。
“三天時代”編の舞台となる10年前、18歳のドラケンがクールに表紙を飾っています。
スラッとしたスタイルの彼にはこうした黒いシュッとした服装がよく似合いますね。
〜追記〜
第26巻以降の最新記事一覧はこちら↓
『東京卍リベンジャーズ』の記事一覧
さて、前巻第24巻はこの“三天時代”編の主要キャラ紹介と背景説明がメインでしたが、この第25巻からはタケミチがチームに入ったことで彼を取り巻く人間関係や三つ巴の抗争に大きな変化が見られていきます。
その中には予想外に好転した人間関係もあれば、受け入れ難いほどのショックすぎる別れもあったので、全体を通して様々な感情が渦巻きつつ、先の展開への期待が膨らむ1冊となっていました。
今回の記事では、そんな『東京卍リベンジャーズ』の第25巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。
ネタバレを含みます。ご注意ください。
もくじ
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『東京卍リベンジャーズ』24巻の振り返り
以下の記事に『東京卍リベンジャーズ』第24巻の見どころをまとめています。
[ネタバレ注意]『東京卍リベンジャーズ』第24巻|10年前の過去でマイキーを救う最終章が幕を開ける
では、さっそく第25巻の内容の方に入っていきましょう。
『東京卍リベンジャーズ』25巻の見どころ&感想[ネタバレ]
梵の千咒とのデート(?)でタケミチに新たな能力が!
この第25巻は、前巻の最後で実はタケミチと同い年の女の子だったという事実が明らかになった千咒とタケミチの原宿お買い物デート(?)から幕を開けます。
そしてその別れ際、ふとしたタイミングでタケミチの脳内に目の前の光景とは全く関係のない、千咒が雨の中で血を流して倒れおり「約束守ったぞ」と彼に伝えるビジョンが映し出されました。
その時は困惑するばかりで、それが何を意味するのか全くわからなかったタケミチ。
しかし後日、彼はドラケンの住居で今度は前と違うビジョンを見て、そのすぐ後にそのビジョンと同じ光景が現実となった時に「見たビジョンは未来を映し出していた」ということに気が付いたのです。
10年前にタイムリープして得た「少し先の未来を見る力」を持って、ここから彼は自分の未来と周りの人たちの運命を変えるために奮闘していきます。
今回のタイムリープはマイキーがトリガーになっている関係でそう簡単に握手ができず、前回のように未来の状況を見つつ過去を変えていく、ということができません。
そのためタケミチはその都度状況を見て行き当たりばったりで行動しなくてはいけないと思っていたのですが、ここに来て新たに「少し先の未来が見える」ようになるとは驚きました。
しかも今回の能力は見える未来が近い分その対策も立てやすそうなので、使い勝手も良さそうですよね。
この能力が先の展開にどう活きてくるのか楽しみです。
六波羅単代からの刺客がタケミチの命を狙う!
後日、今度は遊園地デート(?)に来た千咒とタケミチは、そこで普通に遊園地を満喫し七夕イベントの短冊にそれぞれ「マイキー君をぶっ飛ばす!」「花垣を守る!」と書きました。
そしてそれをお互いに見せ合い“友達”としての握手をすると、そのタイミングでまたタケミチに以前と同様の「千咒が雨の中で倒れているビジョン」が見えたのです。
それを受けて、さっきの短冊の“約束”と突然降り始めた“雨”という状況から、そのビジョンの出来事が今日であることを察したタケミチ。
しかし、それに気付いた時に千咒はトイレに行っており、目を話したことを後悔したタケミチがトイレの方へと向かうと、そこにはタケミチを狙った六波羅単代の下っ端が銃を持って待ち受けていました。
つまりあのビジョンは「千咒が襲われた」光景ではなく、「狙われたタケミチを『花垣を守る!』という約束を守るために千咒が庇った後」の光景だったというわけです。
そして、六波羅単代の存在に気づき駆け寄ってくる千咒。
ここからこれまでの楽しそうだった雰囲気は一転、一気に緊張感張り詰める展開へと進んでいきます。
前巻で千咒は「“最強”を謳う謎の愚連隊『梵』の首領・瓦城千咒」という紹介をされていたのですが、この遊園地のシーンでは完全に「遊園地にはしゃぐ女子高生」でギャップがすごいんですよね笑
ですがそれでも戦闘に優れた集団である「梵」では最強かつ頂点に君臨しており、タケミチ入隊の時はトップとして隊を仕切っていた姿も見ていると、もはや二重人格なのではと疑ってしまうほどです。
抗争が始まってしまうのには若干の不安もありますが、個人的には早く彼女のガチ戦闘シーンが見たいですね。
きっと軽やかな身のこなしで相手を翻弄しながら強烈な一撃を叩き込んでいくんじゃないかと勝手に期待しています。
タケミチと千咒のピンチにドラケンが駆けつけるが…
千咒が死ぬ未来が見えているタケミチは、狙われているのは自分なのにも関わらず彼女を守るために銃弾の盾になるよう大の字になって彼女に飛び掛かります。
幸いその銃弾は外れましたが相手はまだ撃つ姿勢を示しており、2人は体勢を崩していて次の弾を避けるのは厳しい状況に追い込まれました。
その後、3発の銃声が響き渡り万事休すか、と思ったその時、拳銃を弾き飛ばして2人の前に立っていたのはなんとドラケンでした。
そして、騒ぎが大きくなってきたことを受けて六波羅単代の下っ端は逃げていき、タケミチはビジョンで見た未来の実現を阻止して2人とも無傷で事態を終えることに成功したのです。
ただ、このまま一件落着とはならず、なんと先ほどの3発の弾丸をドラケンは被弾しており、雨の中地面に倒れ込んでしまいまいした。
「オレは死ぬんだな」と死を実感するドラケンと、その言葉を否定するタケミチ。
はたして、ドラケンはこの後どうなってしまうのか、衝撃と絶望の展開を迎えるこの後のシーンは、ぜひ絵と一緒にご自身の目でご覧ください。
「今すぐそのシーンを読みたい!」という方は以下の記事にこの『東京卍リベンジャーズ』第25巻を無料、またはお得に読める方法をまとめているので、ぜひご活用ください。
まとめ
前半でタケミチと千咒が普通に楽しそうにしていた分、その落差から来る後半の衝撃と絶望は凄まじいものがありました…。
初めて読んだ時は最後の最後まで「ドラケンが撃たれたことによって予想できてしまう展開」を否定しながらページをめくっていたことを覚えています。
ちなみに、この巻の最後には今回の一件を受けて再び六波羅単代と梵、そして関東卍會の佐野万次郎が一堂に会するシーンで締めくくられており、次巻予告には「三天の頂点ついに激突!」の文字がありました。
個人的にはかつての苦楽を共にしたドラケンがやられたことを受けてマイキーが梵についてくれるんじゃないかと思っているのですが、それもマイキーがどこまで変わってしまったかにもよりますね…。
一切先の読めない展開の中、次巻から始まる三つ巴の抗争に目が離せません。
〜追記〜
『東京卍リベンジャーズ』26巻の感想記事
以下の記事に『東京卍リベンジャーズ』第26巻の見どころをまとめています。
合わせてご覧ください。
[ネタバレ注意]『東京卍リベンジャーズ』第26巻|梵、六波羅単代、関東卍會による三天戦争が勃発!
以上、『東京卍リベンジャーズ』第25巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。
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