[ネタバレ注意]『食糧人類Re:』第3巻|「禊ぎの日」によってヒト同士の殺し合いが始まる…!

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今回は、天人様の死をきっかけに主人公たちに同じ“ヒト”からの脅威と暴力が襲いかかる『食糧人類Re:』第3巻の見どころ&感想記事です。
(※ネタバレを含みます。)

その表紙がこちら。

食糧人類Re: -Starving Re:velation-(3) (コミックDAYSコミックス)

この巻で“知られざる素顔”が明かされる帆秋ほあきが両手に拳銃を構えて意気揚々と発砲しています。

 

〜追記〜
第4巻以降の最新記事一覧はこちら↓
『食糧人類Re:』の記事一覧

 

さて、前巻までは作中の世界がいかに狂っているか、そして“天人様”がどれほど恐ろしい存在なのかが存分に描かれてきました。

しかしこの巻では「禊ぎの日」をきっかけに暴徒と化した一般市民たちが学校に乗り込んできて、天沢たちを全力で殺しにかかってきます。

はたして彼ら“覚醒者”はこの危機にどう抗っていくのでしょうか?

ラストシーンで描かれた前作『食糧人類』と繋がりのある衝撃的な展開も合わせて必見です。

 

今回の記事では、そんな『食糧人類Re:』の第3巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。

ネタバレを含みます。ご注意ください。

 

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『食糧人類Re:』2巻の振り返り

以下の記事に『食糧人類Re:』第2巻の見どころをまとめています。

[ネタバレ注意]『食糧人類Re:』第2巻|天人様の学校視察をきっかけに事態は急展開を迎える!

 

では、さっそく第3巻の内容の方に入っていきましょう。

 

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『食糧人類Re:』3巻の見どころ&感想[ネタバレ]

「禊ぎの日」による粛清が天沢たちを襲う!

「禊ぎの日」とは、天人を3体も死なせた天沢たちの学校に対して管理者から施行された「生徒を対象に24時間人権を停止する」という宣言です。

それによって“天人様”を殺された怒りを抱える地域住民が学校に乗り込んできて、「生徒たちの大罪を清める」というていのもと、まるで動物を狩るかのように彼らに襲いかかっていきます。

刀で容赦なく首を一刀両断したり、釘バットで何度も殴りつけたり、生徒たちを車で追い回して撥ねてから動けなくなった彼らを弓で射抜くような人もいました。

そんな状況で天沢と柚はというと、なんと2人は校庭にいたせいで真っ先に標的となっており、住民たちによって容赦なく重傷を負わされていたのです。

右手首をほとんど切り落とされたもののまだ息のある柚を背負って逃げる天沢。

しかし彼らにはこの先で予想外の“結末”が待ち受けていました。

 

住民たちが「大罪を清めるため」と言いつつ、嬉々として生徒たちを追い回して虐殺していく光景はかなり悲惨なものでしたね…。

第1巻にあった「石打ちの刑」の時と同様に、改めて“狂った世界”だということを実感させられました。

ただ、これでやられっぱなしというわけではなく、ここから万智音と帆秋による反撃が描かれていきます。

 

万智音と帆秋が暴徒化した住民たちに一矢報いる!

危機的状況だった天沢たちのもとに万智音が駆けつけて、暗器で住民たちを殺してくれたおかげで彼らは校舎内へと逃げることができ、そのまま天沢は柚を背負って保健室へと向かいました。

そしてここから、万智音と屋上にいる帆秋による反撃が始まります。

万智音は校舎内に入ろうとしてくる住民たちを殴って追い返し、入り口にピンと横一直線に暗器を張ることで入ろうとすると胴体から真っ二つになる罠を仕掛けてこれ以上の侵入を阻止しました。

そして万智音は屋上から油を撒いて入り口に群がる住民たちに火をつけて一網打尽にし、地上に降りてから残った人たちを銃で始末していきます。

2人の活躍によって順調に見えた反撃でしたが、このタイミングで管理者が動き出したことにより、事態はここからさらに急展開を迎えていくことになります。

 

やっぱりこの世界における万智音と帆秋の存在は頼もしすぎますね。

読んでいて、どんなピンチに陥っても「この2人ならなんとかしてくれる」感がハンパじゃないです。

しかも帆秋が戦闘に加わるのがレアなだけでなく、彼が自身の“秘められた身体的特徴”(この後詳しく書きます)を存分に発揮しだしたのも見応えがありました。

ここから、より前シリーズとの繋がりが濃い要素や演出が増えていきますよ。

 

“増殖種”である帆秋の素顔が明かされていく!

この第3巻で、これまで謎めいた存在だった帆秋が一体何者なのか、その正体がはっきりと明かされます。

実は彼は“増殖種”と呼ばれる無限に肉体が再生する特別な人種で、前シリーズではナツネという“増殖種”の青年が“天人の食糧”として生み出された、という描写がありました。

そして今回も、前巻で辻が“再生を始めている帆秋の指”を宮廷庁に持ち帰ったことによって管理者が動き出し、彼らは「禊ぎの日」をカモフラージュに“増殖種”を探しにきたのです。

この巻のラストでは、天沢と柚は管理者によって胴体から真っ二つに、万智音も管理者に手も足も出ず、さらには上半身だけとなった帆秋がもう1人の管理者に運ばれてくる、という絶望的な状況が描かれます。

しかしその後、上半身がないままでその場にやってきた帆秋の下半身から、彼とは違う人物が再生し始めたのです。

一体それは誰なのか。

前シリーズと繋がる超重要で衝撃的なそのシーンは、ぜひ絵と一緒にご自身の目でご覧ください。

「今すぐそのシーンを読みたい!」という方は以下の記事にこの『食糧人類Re:』第3巻を無料、またはお得に読める方法をまとめているので、ぜひご活用ください。

 

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まとめ

途中までは「禊ぎの日」や強すぎる管理者のせいでかなり絶望的な気持ちを抱えつつ読み進めていたのですが、最後のシーンで一気にテンションがひっくり返りましたね。

それくらい、前シリーズからこのマンガを読んでいるものとしては衝撃的で激アツな展開でした。

また次巻予告に描かれていたのが“彼”だけではなくもう1人いたので、“彼ら”がこの世界にどんな影響を与えてくれるのか、今から続きが楽しみで仕方ありません。

この『食糧人類Re:』から読み始めた方は、ぜひこのタイミングで前シリーズの『食糧人類』を読んでおくことを強くオススメします。

第5巻からにはなりますが、このブログにも『食糧人類』の見どころをまとめているので、気になる方はぜひそちらも読んでみてください。

『食糧人類』の記事一覧

 

〜追記〜

『食糧人類Re:』4巻の感想記事

以下の記事に『食糧人類Re:』第4巻の見どころをまとめています。

合わせてご覧ください。

 

以上、『食糧人類Re:』第3巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。

 

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