[ネタバレ注意]『正直不動産』第9巻|教科書レベルで現実の不動産業界を学べる不動産マンガ!
今回は、「不動産流通システム」の社長・深谷十三氏が「業界人必見事例集」と太鼓判を押す不動産業界の教科書的マンガ『正直不動産』、その第9巻の見どころ&感想記事です。
(※ネタバレを含みます)
その表紙がこちら。
クールにたたずむ永瀬の後ろに、彼の先輩である菅沼さんと今はミネルヴァ不動産で登坂不動産のジャマばかりしてくる西岡が表紙に描かれています。
〜追記〜
第10巻以降の最新記事一覧はこちら↓
『正直不動産』の最新記事一覧
さて、毎巻コミックスの帯に不動産業界の著名人からのコメントが掲載されている『正直不動産』ですが、今回は「不動産流通システム」の社長である深谷さんが以下のようなコメントをされています。
不動産関係者の法定講習にも教科書として取り入れるべき一冊。
トラブル予見能力が格段にアップする、業界人必見事例集。
引用:『正直不動産』コミックス第9巻帯より
また裏面には、「このマンガに出てくる話はほとんど現実、不動産屋に行く前に読むべき一冊」という太鼓判が押されており、改めてこのマンガのリアリティに感銘を受けました。
ワンルームを借りる人から不動産投資をする人まで、大なり小なり不動産に関わる人ならきっとどんな人でも、このマンガの中にある知識が役に立ってくれると思います。
今回の記事では、そんな『正直不動産』第9巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。
ネタバレを含みます。ご注意ください。
もくじ
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『正直不動産』8巻の振り返り
以下の記事に『正直不動産』第8巻の見どころをまとめています。
[ネタバレ注意]『正直不動産』第8巻|桐山、黒須、神木が嘘がつけない永瀬の前に立ちはだかる!
では、さっそく第9巻の内容の方に入っていきましょう。
『正直不動産』9巻の見どころ&感想[ネタバレ]
永瀬が初めて祟りに抗う時が最悪の形で訪れる!?
この第9巻では前巻の最後、最初にミネルヴァ不動産を訪れていた永瀬の中1の時の同級生である若村さんご夫妻が後から永瀬を頼って部屋を購入したことを受けて、西岡と神木さんが再び旦那さんだけを呼び出すシーンから幕を開けます。
そんな2人の目的は、若村さんに対し接待のような形で新居の購入を祝った後、「フラット35」という制度を利用して投資用のマンションをもう一部屋買わないかと提案することでした。
それを聞いて若村さんは、そもそもフラット35を投資目的の物件購入に利用することが違法だと知っており最初は渋っていましたが、2人が話す法の抜け道を聞いて「妻をずっと幸せにするために」とマンションの購入を決意します。
しかしその4ヶ月半後、彼から永瀬のもとに「2ヶ月半も空き家のままでローンの支払いに困っている」という電話がかかってきて、永瀬は血相を変えて神木さんの元へと乗り込んでいきました。
ただ当然神木さんは悪びれる様子もなく、それどころか「フラット35の不正利用を告発しろ」と自ら住宅金融支援機構に電話をかけて永瀬に渡し、ミネルヴァに傷を追わせるか若村さん夫婦にローンの一括返済をさせ露頭に迷わせるかの2択を選ばせてきたのです。
電話を受け取り、正直にしか話せなくなる祟りの風に吹かれる永瀬。
それでも彼は初めて祟りに逆らって途中で電話を切り、若村さん夫婦を守る方を選びました。
ただそれを見て神木さんは「俺の不正を見逃してくれるのか?」「正直営業が聞いて呆れる」と彼を挑発し、結果的に永瀬は「投資用のマンションをなるべく高く売る」という方法でしか若村さん夫婦を救うことができませんでした。
神木さんはやはり想像以上の強敵ですね…。
永瀬の「正直にしか話せない」ということをこんな形で逆に利用されるなんて思っても見ませんでした。
ここまで永瀬が悔しそうな顔をして何もできなかったところは初めて見たので、いつか宿敵である神木さんに“正直営業”の真っ向勝負で完勝して欲しいものです。
永瀬は親友のために“地獄の搾取マンション”を売ることができるのか?!
永瀬が上記の若村さんが開いた同窓会の写真を見ていると、そのタイミングで同じ中1からの友達である彰さんから連絡をもらい、「永瀬から買ったマンションを永瀬に売ってもらいたい」という依頼を受けます。
しかしそのマンションはもともと割高だった管理費がこの6年で2倍近く跳ね上がっており、「明日にでも買い手を見つける」と言ったものの客の反応は総じて最悪でした。
そこで彼がその管理費が高くなった原因を調べてみると、なんとそのマンションが「総戸数の半数以上を所有している賃貸住宅会社が管理費を好きなように増減できる“地獄の搾取マンション”」だということが明らかになったのです。
とはいえこれは6年前でもわかっていたことなのですが、当時の永瀬は怠慢で大して資料に目を通さずにそのマンションを彰さんに勧めてしまい、今となってはただただ謝罪することしかできませんでした。
その後、賃貸住宅会社に管理費の値下げを訴えても相手にしてもらえず、値引きするなら即決するという相手を見つけても、売却金をローンの返済と要介護3の認知症の父親をケアハウスに入れる費用にするつもりだった彰さんに受け入れてもらえず、八方塞がりとなった永瀬。
しかしそのタイミングで登坂社長が国交省に掛け合ってくれたおかげで管理費を相場近くまで下げてもらうことができ、なんとか彼は彰さんの希望に沿う額でマンションを売ることができました。
「嘘をついて搾取マンションを売りつけた」と縁を切られる一歩手前でしたが、なんとか2人は友達のまま今回の一件を乗り越えることができたようでした。
このエピソードはストーリーの進行と同時に「人が死の瞬間に後悔する5つのこと」というモノローグがついており、それが過去を後悔しながら親友のために奮闘する永瀬と重なることもあって、僕も学生時代を思い出しながら読んでいました。
こういうエピソードを読むと改めて“正直に生きることの難しさや生きづらさ”を実感させられますね。
ただただ不動産業界の事例を取り上げるだけでなく、こういった主人公の過去を描くマンガ的な面白さも含めてしっかり読ませてくれるのも、『正直不動産』の魅力だと思います。
まとめ
この第9巻では他にも、月下が客に損をさせるミスをした責任を取って退職届を出そうとしたり、2019年の台風19号の影響を受けた“武蔵小杉のタワーマンション”を売却しようとする話が収録されていました。
前者は物件を購入するときに注意すること、後者は不動産業界に関する時事問題と、今回もためになって面白いエピソードだったと思います。
また、次巻に繋がる最後のエピソードでは表紙の菅沼さんと西岡が私道の通行料をめぐってぶつかるシーンが描かれており、彼がどう西岡をはじめとするミネルヴァ不動産に立ち向かうのか楽しみですね。
次巻の展開と新たな不動産知識との出会いに今から期待が膨らみます。
〜追記〜
『正直不動産』10巻の感想記事
以下の記事に『正直不動産』第10巻の見どころをまとめています。
合わせてご覧ください。
[ネタバレ注意]『正直不動産』第10巻|ライバル店・ミネルヴァ不動産に月下のライバルが現れる!
以上、『正直不動産』第9巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。
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