[ネタバレ注意]『死役所』第23巻|死役所の職員・ハシ本さんの生前の過去が垣間見える…?

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今回は、心配性な書道家、高校生バンドの元リーダー、ゴリラ好きの大学生という3名の死が描かれる『死役所』、その第23巻の見どころ&感想記事です。
(※ネタバレを含みます。)

その表紙がこちら。

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シ村さんの前に、違う制服を着た2人の男子高校生が背中合わせで立っています。

彼らは高校時代の「高校生バンドの元リーダー(左)」と「ゴリラ好きの大学生(右)」で、当時の2人に接点は全くありません。

そんな彼らがとある出来事をきっかけに死役所で出会うことになるのですが、そのエピソードがとても理不尽で、僕は少しイラつきすら感じてしまいましたね…。

 

〜追記〜
第24巻以降の最新記事一覧はこちら↓
『死役所』の記事一覧

 

今回の記事では、そんな『死役所』の第23巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。

ネタバレを含みます。ご注意ください。

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『死役所』22巻の振り返り

前巻の内容を振り返りたい方は、以下の記事に『死役所』第22巻の見どころをまとめているので、こちらから先にご覧ください。

 

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『死役所』23巻(108話〜)の見どころ&感想[ネタバレ]

それでは、さっそく第23巻の内容に入っていきましょう。

ハシ本さんは生前、性犯罪の被害者だった!?

この第23巻は、「心配性な書道家」の女性が糖尿病からくる心筋梗塞で死役所を訪れることになったエピソードから幕を開けます。

彼女は成仏する前に死役所内にある「相談室」でシ村さんを相手に生前の後悔を懺悔するのですが、その内容が「小学校に勤めていた時に性犯罪を見逃した」というものでした。

しかもそれは男性教師が男子生徒に対して行なっていたもので、それを見てしまった彼女は動揺しながら「男同士だからありえない、絶対違う!」と思い込み、その後記憶に蓋をしたようですね。

その被害に遭っていた男の子の名は「齋藤竜嗣りゅうし」くん、最後に彼女はシ村さんの「きっと齋藤さんなりに元気に過ごしていらっしゃいますよ」という言葉を聞いて、少し気持ちが楽になったようでした。

しかし衝撃的だったのはこの2人の会話の後、死役所職員たちが「ハシ本さんの旧姓」について話しているシーンでした。

なんと、ハシ本さんの旧姓は「齋藤」だったのです。

この時点では苗字だけで下の名前までは明かされなかったのですが、タイミング的にも彼がその性被害を受けた少年だったのでは、と思ってしまいますよね…。

死役所に勤めている職員はみんな生前で死刑になった人たちなので、ハシ本さんが死刑になるような事件を起こすきっかけがこの過去の件に関係していたりするのでしょうか?

物静かで暗い印象のある彼に、一体どんな過去があったのか気になります。

 

プロポーズ直前に自殺の巻き添えで死んだ男の悲痛な叫び

第23巻2つ目の話は、「高校生バンドの元リーダー」遊佐林太郎と「ゴリラ好きの大学生」湯田颯磨の2人のエピソードです。

遊佐は高校時代に一緒にバンドを組んだメンバーの結婚式に出て、その影響を受けて「彼女にプロポーズする!」と意気揚々と帰る途中で、湯田の投身自殺に巻き込まれる形で命を落としました。

その後2人は死役所内で再開することになるのですが、その時の遊佐の「俺の人生返せよぉ!」と泣き叫ぶ姿は可哀想すぎて胸が苦しくなりましたね…。

そこから今度は湯田の高校時代から自殺するまでのエピソードが描かれたものの、正直それを読んでも一切彼に同情の気持ちは沸きませんでした。

対となる遊佐の高校時代のエピソードがまさに「ザ・青春」と言えるようなものだっただけに、感情の落差がすごかったです。

そんな遊佐と湯田の2人の過去エピソードも含めて、この2人の話がどのような締め方で終わるのかは、ぜひ絵と一緒にご自身の目でご覧ください。

「今すぐそのシーンを読みたい!」という方は以下の記事にこの『死役所』第23巻を無料、またはお得に読める方法をまとめているので、ぜひご活用ください。

 

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まとめ

これまで少しずつ死役所職員たちの生前の様子が明かされてきて、次はハシ本さんにスポットが当てられていきそうですね。

彼がもし性被害を受けていた少年と同一人物なら、今の年齢になるまでそれに耐え続けてきたのでしょうか?

根っからの悪人という印象はあまりないので、彼がどのような事件を起こして死刑になってしまったのかが非常に気になります。

ただ、次巻予告には彼とは無関係そうなエピソードが紹介されていたので、彼の過去が語られるのはもう少し先になるかもしれません。

 

追記:『死役所』24巻(113話〜)の感想記事

以下の記事に『死役所』第24巻の見どころをまとめています。

合わせてご覧ください。

 

以上、『死役所』第23巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。

 

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