[ネタバレ注意]『死役所』第21巻|ハヤシさんが人生史を通して様々な人の一生を知っていく

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今回は、「1話完結の愛ある話」となった記念すべき第100話も収録された『死役所』第21巻の見どころ&感想記事です。
(※ネタバレを含みます。)

その表紙がこちら。

死役所 21巻 (バンチコミックス)

病室のベッドに座って笑顔を見せているのは、癌で死役所を訪れることになった皆川有理紗さんです。

第100話では、そんな彼女とその家族による寂しくも心温まるエピソードが描かれていましたよ。

 

〜追記〜
第22巻以降の最新記事一覧はこちら↓
『死役所』の記事一覧

 

さて、この第21巻では「ハヤシさんが様々な人の人生史を見てその人となりを知っていく」という、これまであまり描かれてこなかったパターンで話が進んでいきます。

普段は1つのエピソードにつき亡くなった人1人の生前の様子をじっくり見ていく、という展開が主ですが、今回のように淡々と短くいろんな人の人生が描かれていくとまた違った感じ方がありましたね。

なんというか当然と言えば当然なのですが、俯瞰的に「1人1人にそれぞれ違った人生があるんだな」と改めて思わされるような、そんなエピソードとなっていました。

 

今回の記事では、その話も含めた『死役所』の第21巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。

ネタバレを含みます。ご注意ください。

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『死役所』20巻の振り返り

前巻の内容を振り返りたい方は、以下の記事に『死役所』第20巻の見どころをまとめているので、こちらから先にご覧ください。

[ネタバレ注意]『死役所』第20巻|松シゲさんの過去、そして加護の会との関わりが明かされる

 

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『死役所』21巻(98話〜)の見どころ&感想[ネタバレ]

それでは、さっそく第21巻の内容に入っていきましょう。

ハヤシさんがいろんな人の人生史を読み漁る

前巻のシ村さんと松シゲさんの会話を偶然聞いていたハヤシさんは、それをきっかけに「人の過去」を気にするようになります。

そして彼はそのタイミングで死役所に来ていた警察官の人に話しかけ、その人の人生史に乗っている「取り調べをしたことがある人」をそれぞれの課で調べて、1人ずつ人生史を読んでいくことにしました。

当然その人たちは「取り調べを受けたことがある人」たちなので、生前なんらかの罪を犯しているのですが、全員が根っからの悪人というわけではないんですよね。

普通の家に生まれ、普通に生活をしていた人たちが、ちょっとしたきっかけで罪を犯したり人を殺してしまったり、という事例がほとんどでした。

そして最後にハヤシさんは「人生史を読んで冤罪だったことが明らかになった人」のことを警察官の人に伝えたのですが、彼はそれに罪悪感を感じたりすることなく成仏していきました。

 

歴史上の有名な人ではなく、様々なごく普通の人の「人生史」というものを読んでみたくなるエピソードですよね。

これを読んだ後にふと「今あそこを歩いている人はどんな人生を送ってきたんだろう」「どういう生活が積み重なって今の日々を過ごしているんだろう」などと考えてしまいました。

いつか自分の人生がどこかに勝手に記録されていくような時代が来たりするのでしょうか?

もしそうでなくても、誰に読まれても恥ずかしくなく、むしろ面白いと思ってもらえるくらい劇的な「人生史」を作り上げていきたいものです。

 

癌と闘う母親と支える家族の心温まる闘病物語

記念すべき第100話には、表紙にも描かれている皆川有理紗さんとその家族の闘病生活、そして彼女が死役所を訪れて成仏していくまでのエピソードが1話完結で描かれていきます。

有理紗さんの癌の症状は日常生活がままならないほど悪化してしまっており、次の診察でまた入院することになってしまいます。

そんな彼女の息子のがいくんはこっそりとマンガを書いているのですが、両親がいくらそれを読ませてと言っても決してそれを見せてくれることはありませんでした。

そうした入院生活の中でも有理紗さんの病状はどんどん悪化していき、その後緩和ケア病棟に移ってからいよいよ最後の日を迎えることになります。

そして最期の瞬間になってようやく凱くんは「マンガ読んでいいよ!」と持ってきてくれたのですが、有理紗さんはそれを読むことなく息を引き取ってしまいました。

しかし彼女は“亡くなる瞬間に凱くんのマンガを手に持っていた”ので死役所にそれを持ってくることができており、そこで凱くんのマンガを読むことができたのです。

そのマンガには「おっちょこちょいで笑顔が素敵なお母さんが大好きだ」というストーリーが描かれており、有理紗さんはそれを読んで嬉し涙を流してから幸せそうに成仏していきました。

 

「亡くなっていたときに身につけていたものは死役所に持ってこられる」という設定を活かした、心温まるエピソードですよね。

凱くんが頑なに書いているマンガを両親に見せたがらなかった理由が「大好きなお母さんを題材にしていたから」というのも、かなりほっこりさせられました。

ちなみに有理紗さんの苗字は皆川みながわ、夫は東史郎とうしろう、息子はがいくんで、みんな有理あり紗、とう史郎と、作者のあずみきし先生から100話まで応援してくれた読者の皆への感謝のメッセージになっているみたいですよ。

家族の愛を感じるエピソードなので、ぜひご自身でもゆっくり味わって読んでみてくださいね。

 

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まとめ

上記では割愛しましたが、この第21巻の最後には「自分の世界を持つ認知症高齢者の女性」のエピソードも収録されていました。

認知症高齢者を支える家族の大変さもありありと描かれていましたが、最後にはお婆さんを通して周りの人が理解しあえるという心温まるエピソードとなっているので、そちらはぜひご自身の目でご覧になってみてください。

「今すぐそのシーンを読みたい!」という方は以下の記事にこの『死役所』第21巻を無料、またはお得に読める方法をまとめているので、ぜひご活用ください。

 

そして巻末にはYouTubeで公開されているスペシャルアニメの収録現場の裏話がミニマンガで描かれており、あずみきし先生の嬉しさが存分に伝わってくるエピソードとなっていました。

スペシャルアニメをまだご覧になっていない方はまだYouTubeで見れますので、ぜひそちらもご覧になってみてください。

 

〜追記〜

『死役所』22巻(103話〜)の感想記事

以下の記事に『死役所』第22巻の見どころをまとめています。

合わせてご覧ください。

 

以上、『死役所』第21巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。

 

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