[ネタバレ注意]『マザーパラサイト』第8巻|“母親を辞めたい”三木早苗に対し涼太が取った行動とは…?

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今回は、“かつて”の母親である三木早苗と涼太の“1度目とは違う”異質な親子関係が描かれていく『マザーパラサイト』、その第8巻の見どころ&感想記事です。
(※ネタバレを含みます。)

その表紙がこちら。

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涙を流しながら、「三木早苗」が映ったスマホを画面が割れるほど噛み締めている笠井リカの姿が描かれています。

実はこの第8巻で涼太は彼女の元を離れてもう1度早苗さんと暮らすことになったので、そのことがよっぽど悔しいんでしょうね…。

こんな精神状態が続けば彼女はまた暴走してしまいそうな気もしますが、ひとまずこの巻ではまだ耐えられているようでした。

次巻ではどうなっているかはわかりませんが…。

 

〜追記〜
第9巻以降の最新記事一覧はこちら↓
『マザーパラサイト』の記事一覧

 

さて、今回の記事ではそんな『マザーパラサイト』の第8巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。

ネタバレを含みます。ご注意ください。

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『マザーパラサイト』7巻の振り返り

前巻の内容を振り返りたい方は、以下の記事に『マザーパラサイト』第7巻の見どころをまとめているので、こちらから先にご覧ください。

 

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『マザーパラサイト』8巻(32話〜)の見どころ&感想[ネタバレ]

それでは、さっそく第8巻の内容の方に入っていきましょう。

母親としての自分を弄ばれた三木早苗が驚きの行動に出る!

この第8巻は前巻の最後、涼太が三木家に戻り退院した早苗さんと“話”をして、「これは僕のゲームだからもうお母さん辞めますなんて絶対に許さないぞ」と口にしたところから幕を開けます。

ただその後、彼は目に涙を浮かべて「とても傷ついた」「花瓶で殴ったのは仕方なかった」「僕を諦めないで!」「ひとりにしないで!」等と訴えかけ、彼女を強く抱きしめました。

しかし、それに対して早苗さんが「いつかまた私を捨てるんでしょ?」と聞くと、涼太は間髪入れずに「もちろん」と口にします。

するとそれを聞いた早苗さんは、なんと涼太の手を力強く引っ張って自らの首に持っていき、今すぐにでも涼太に自分を殺させようとしたのです。

幸いこの時は涼太が思いっきり抵抗したため大事にはなりませんでしたが、その後大泣きしてから落ち着いた彼女は改めて涼太に「やっぱり母親辞める」と告げていました。

この泣き止むまでの間に彼女が「良太を引き取る前に抱えていた想い」が明かされる過去回想が挿入されていたのですが、それを読むとなんだかやるせ無い気持ちになってしまいましたね…。

そしてその後、早苗さんの言葉を聞いた涼太も不服そうな顔をしながら、また笠井家へと戻っていきました。

 

笠井家に戻った涼太はある1つの“決断”をする

笠井家に戻ってからの涼太は心ここに在らずといった様子で、ずっと「三木早苗」のことが頭から離れないようでした。

何をするでも無いのに彼女の家の近くまで行ってみたり、リカさんが「三木さん」と口にするたびに過剰に反応してしまったり。

そんな状況を自ら「よくない傾向だ」と認識した涼太でしたが、しばらくして面倒くささを感じてしまい、ここである1つの決断をします。

それは「もう三木早苗を殺してしまおう」というものでした。

それから涼太はさっそく意気揚々と「第2回三木早苗抹殺計画」を立て、リカさんをパニクらせないよう大袈裟な「一時的なお別れ」を告げてから、笠井家を出ていき三木家へと戻っていきました。

 

再び三木早苗と暮らす選択をした涼太の作戦とは?

涼太と早苗さんの“親子生活”の再スタートは、険悪なムードから始まりました。

また僕にメロメロにさせてから殺したい」と計画を立てた涼太は、帰ってきてからしつこく早苗さんのご機嫌取りをするのですが、彼女はそれを「もう無意味だから」と冷たくあしらいます。

また、「昔よくきた思い出の遊園地に行きたい」と駄々をこねて連れて行ってもらい「楽しかったあの頃に戻れればいいのに」と言ってみても、ほとんど効果はないようでした。

ただ、彼女自身も以前の親子の関係について改めて想うことがあったようで、最後に乗った観覧車の中で彼女は「ごめんね涼太」と口にしていました。

そしてその日の深夜、彼女は寝落ちしていた涼太の部屋で、広げられたまま置かれていた「三木早苗抹殺計画」のノートを見てしまいます。

はたして彼女は「自分を殺す計画」が書かれたノートを見て、一体何を思ったのでしょうか?

彼女の涼太に向き合う覚悟が見て取れるこの第8巻のラストシーンは、ぜひ絵と一緒にご自身の目でご覧ください。

「今すぐそのシーンを読みたい!」という方は以下の記事にこの『マザーパラサイト』第8巻を無料、またはお得に読める方法をまとめているので、ぜひご活用ください。

 

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まとめ

上記では割愛しましたが、この巻では早苗さんの過去だけでなく、涼太がまだ児童養護施設にいた頃の様子も描かれていました。

それを読んでもらえればわかるのですが、どうやら彼はこの頃に笑い方を勉強して大人から受ける印象を操作する術を身につけたみたいですね。

これまであまり明かされてこなかった彼の過去が描かれ出したことによって、近いうちに彼が養護施設に来ることになった理由や早苗さん以前の母親と何があったのかも徐々に明かされていくかもしれません。

それからストーリーについても、思うように母親たちをコントロールできなくなってきた涼太が、ここからどんな動きを見せていくのか注目ですよね。

はたして彼は理想の母の愛を手に入れることができるのか、それとも自らが歪めた母の愛によって破滅してしまうのか、次巻以降の展開からも目が離せません。

 

追記:『マザーパラサイト』9巻(36話〜)の感想記事

以下の記事に続く第36話以降が収録された『マザーパラサイト』第9巻の見どころをまとめています。

合わせてご覧ください。

 

以上、『マザーパラサイト』第8巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。

 

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