[ネタバレ注意]『マザーパラサイト』第7巻|涼太が切り捨てた母親・三木早苗が昏睡状態から目を覚ます!

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今回は、物語上の最初の母親である「三木早苗」が目を覚まし涼太の計画に暗雲が立ち込め始める『マザーパラサイト』第7巻の見どころ&感想記事です。
(※ネタバレを含みます。)

その表紙がこちら。

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長かった髪の毛をバッサリと切りショートヘアーになった“三木涼太”の母親・三木早苗が表紙を飾っています。

 

〜追記〜
第8巻以降の最新記事一覧はこちら↓
『マザーパラサイト』の記事一覧

 

さて、冒頭にも書きましたが、この第7巻では第2巻の最後で涼太が花瓶で殴ったことにより昏睡状態に陥っていた三木早苗が目を覚ますことになります。

さらに後半では物語の転機となった三木早苗と笠井リカの対面もあり、何が起こるのかわからない不穏な緊張感に包まれたシーンもありました。

また、彼女が目を覚ますこと自体が涼太にとっては計画外だったようで、目覚めた彼女に対して涼太がどんな行動をとるのかにも注目ですね。

 

今回の記事では、そんな『マザーパラサイト』の第7巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。

ネタバレを含みます。ご注意ください。

 

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『マザーパラサイト』6巻の振り返り

前巻の内容を振り返りたい方は、以下の記事に『マザーパラサイト』第6巻の見どころをまとめているので、こちらから先にご覧ください。

 

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『マザーパラサイト』7巻(28話〜)の見どころ&感想[ネタバレ]

では、さっそく第7巻の内容の方に入っていきましょう。

涼太が笠井家に戻るために笠井薫と笠井リカを引き離す!

「SSS級の母親」である笠井リカから実の息子である薫を引き離すため、涼太は薫を精神的に追い込んでいきます。

そもそも、前巻で薫がリカさんにした“仕打ち”のせいで彼女は息子を恐れて涼太を求めるようになっており、薫もそう呟いて自分に怯える母親の姿を目の当たりにしていました。

そんな状況で涼太から「友達だ」「できるなら薫くん家に戻りたい」と言われた薫は、涼太と母親のことを思って家を出ていくことにしたのです。

しかしやっぱり1週間で帰ることにしたものの、外で自分を探し疲れて涼太の肩を借りて眠る母親の姿を見て、「ママを休ませてあげたい」と思った薫。

その後、彼は自ら「涼太を殺そうとしたのは僕です」と自首し、再び勾留されることになりました。

 

薫の優しさを利用して自ら出て行かせるように仕向けるという、涼太の手段を選ばない非道さがよく現れたワンシーンだと思います。

ただこれによって中村聖也は薫と入れ替わりで釈放されることになり、涼太の中村家での“非常勤お母さん”こと中村母との生活も終わりました。

それでも中村母はまだ涼太のことを気にかけている様子でしたが、当分は彼に関わらず元に戻った家族と平和な生活を送って欲しいですね。

 

「SSS級の母親」を手に入れた涼太と笠井リカの歪な生活

薫の勾留と引き換えに涼太が戻ってくることになり、初めは複雑な思いを抱えていたリカさんでしたが、涼太に「ただいまママ!」と言われただけであっさり“母親”として彼を受け入れていました。

そこから、涼太が投げかける言葉を全て素直に受け取り、まるで本当の親子のように過ごす何気ない日々に幸せを感じるリカさん。

ただたまに薫のことを思い出す瞬間もあるようでしたが、涼太に「親子の距離感を取り戻すべき」「今は薫くんのことを忘れるべき」と言われて後ろから抱きしめられると、それすらも納得したようでした。

そして一緒にお風呂まで入ってもらえるようになり「完全に落ちた」と確信する涼太の元に、ある1人の来客が訪れます。

それが、昏睡状態から目を覚ました涼太の前の母親・三木早苗だったのです。

まさかここで彼女が笠井家を訪れるとは全く予想していなかったので、初めて読んだ時はここから一気にページをめくる指が重たくなったのを覚えています。

この後、涼太が早苗さんの頭を殴りつけた日以来の“2人の母親”の対面シーンは必見です。

 

涼太の前の母親・三木早苗は“今の母親”に何を語るのか?

突然来訪してきた三木早苗に「涼太を奪いにきた」と警戒するリカさんでしたが、早苗さんの口から発されたのは「涼太を手放したい」という予想外の一言でした。

彼女が言うには、目が覚めてからの1ヶ月間で気持ちの整理を付け、「自分のままごとにこれ以上涼太を縛りつけちゃダメだ」「1人の女性として自分の人生を生きたい」という答えを出したみたいですね。

そして続けて彼女は、「涼太を養子にもらってほしい」「笠井さんの息子として、笠井涼太として迎えてあげてほしい」とリカさんに頭を下げたのです。

しかしその話を聞いていた涼太をそれを言葉通りには受け取らず、「何を企んでいるんだ?」と彼女の本心を探ろうとしていました。

この第7巻の最後には、そんな涼太が久々に三木家に帰り、退院した早苗さんと“話”をする様子が描かれています。

彼は自分を手放そうとする母親に対して、いったいどんな“話”をしたのでしょうか?

涼太の狂気的な一面が垣間見えたそのシーンは、ぜひ絵と一緒にご自身の目でご覧ください。

「今すぐそのシーンを読みたい!」という方は以下の記事にこの『マザーパラサイト』第7巻を無料、またはお得に読める方法をまとめているので、ぜひご活用ください。

 

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まとめ

早苗さんが目を覚ました時は「またリカさんと涼太の奪い合いになるのか」と思っていましたが、彼女が自ら涼太を手放そうとする展開は予想していませんでしたね。

ただそれに対する涼太の態度はこれまでリカさんや中村母に見せてきたどれとも違う感じで、この先彼が彼女に対していったい何をしようとしているのか不安でしかありません。

またもしかすると、このタイミングでこれまで明かされてこなかった“涼太のボストンバッグの中身”がわかったりもするかもしれませんよね。

実際に次巻予告には早苗さんを殺そうとする涼太の姿が描かれていたのですが、果たして彼は本当に彼女を殺してしまうのでしょうか?

次巻の展開が気になりすぎます…。

 

〜追記〜

『マザーパラサイト』8巻の感想記事

以下の記事に『マザーパラサイト』第8巻の見どころをまとめています。

合わせてご覧ください。

 

以上、『マザーパラサイト』第7巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。

 

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