[ネタバレ注意]『聖母の断罪』最新第3巻｜友達2人を殺された鬼怒川が犯人を探すために強引な手段に出る！
今回は、これまで順調だった真里亞の復讐が周りの行動によって予定外の事態に直面していく『聖母の断罪』第3巻の見どころ&感想記事です。
（※ネタバレを含みます。）
その表紙がこちら。
彼は鬼怒川強、真里亞の息子・桐崇をイジメていた5人の加害者の内の1人です。
彼は友達想いではあるもののその感情は非常に排他的で、キレるとすぐ暴力に走って止まらなくなる性格の持ち主なんですよね…。
そしてそんな彼が真里亞の断罪の3人目のターゲットになるのですが、その過程で彼女の計画にはない予定外の人たちが関わりを持ってくることになります。
はたして彼女は鬼怒川への復讐を完了させ、この先の残る阿直、岡谷も含めた5人全員への断罪を成し遂げることができるのでしょうか？
今回の記事では、そんな『聖母の断罪』の第3巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。
ネタバレを含みます。ご注意ください。
もくじ
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『聖母の断罪』2巻の振り返り
前巻の内容を振り返りたい方は、以下の記事に『聖母の断罪』第2巻の見どころをまとめているので、こちらから先にご覧ください。
『聖母の断罪』3巻（16話〜）の見どころ&感想[ネタバレ]
それでは、さっそく『聖母の断罪』第3巻の内容に入っていきましょう。
真里亞の元夫・流諦一郎が小和瀬と式見の事件を追う！
前巻で式見を断罪した真里亞の現在の懸念点は、式見が真里亞を襲わせた半グレ・飯島晴人が彼女が死んだ日から自宅に帰っていないということでした。
というのも、彼女はその男から式見の情報を聞き出した際に繋がりを消すために殺そうとしたのですが、殺すのはイジメ加害者の5人だけと桐崇に誓っているみたいなんですよね。
ただその時は生かしたままにしておいたものの、懸念は取り除くべきだと考えた彼女は飯島が根城にしていたクラブへと足を運びます。
するとそこで彼女の目に飛び込んできたのが、小和瀬と式見が行方不明になった件で捜査をしていた真里亞の元夫・流諦一郎だったのです。
そんな彼の姿を見て、「あなたが私の邪魔をするのね」と暗い表情を見せる真里亞。
この先諦一郎が捜査を続けていけばいずれは真里亞に辿り着くと思うのですが、彼女の犯行を知った時に彼がどんな行動を取るのかが気になりますね…。
個人的には警察として彼女の犯行を止めるより、桐崇の父親として彼女の復讐を手伝って欲しいと思うのですが、その時彼がどう動くのかは今のところ全く予想がつきません。
式見の仲間・飯島晴人が遺体で発見される！？
飯島が自宅に帰っていない理由、それは彼がすでに殺されていたからでした。
この事実から真里亞は状況を整理し、犯人が岡谷たちではないことや殺されたタイミングが偶然ではないことから、犯人は自分の復讐を知っている人物ではないかと推察します。
その後、彼女はその後、“ある1人の人物”に辿り着きました。
それが桐崇の前に岡谷たちにイジメられていた湯田晃宏という青年です。
どうやら湯田は自分を助けたことでイジメのターゲットになった桐崇にずっと罪悪感を感じており、彼は彼で岡谷たちに復讐しようと考えていたみたいですね。
そしていざ小和瀬に復讐を実行しようとした時に小和瀬を連れ去る真里亞を目撃し、その後独自の調べで真里亞が彼らに復讐していることを知ったようです。
そんな彼は自分に会いにきた真里亞に、生かしておくと真里亞が困ると判断して飯島を殺した、桐崇への贖罪のために自分を復讐に利用して欲しい、と伝えていました。
ただこの時真里亞はその申し出を断ったのですが、この後の展開は彼によって大きく動いていくことになります。
流諦一郎を犯人だと疑う鬼怒川が彼の家に忍び込む！
実は岡谷は「流桐崇の親とかなら自分たちを殺すほど恨んでいるかもしれない」と、復讐犯にある程度の目星をつけていました。
そしてそれを聞いていた鬼怒川はその線を本気で探るために、諦一郎が仕事に出ている間に彼の家に忍び込んで復讐の証拠を探すことにします。
しかし、その忍び込んでいる最中に諦一郎が着替えを取りに部屋に戻ろうとしており、同時にその一部始終を見ていた湯田が真里亞に一方的に報告していたのです。
さまざまな思惑が入り混じる、まさに一触即発のこのシーン。
はたして鬼怒川はこのまま諦一郎に捕まってしまうのか、それとも真里亞が先に捕らえて断罪を決行できるのか？
ここから第3巻の終わりまで続いていく予測不能な展開の連続は、ぜひ絵と一緒にご自身の目でご覧ください。
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まとめ
諦一郎の捜査が本格化してきたり、湯田が真里亞の復讐に関わるようになってきたりと、これまでとは違う方向に自体が動き出した1冊でした。
正直これまでのペースだと話が早く終わってしまいそうだったので、今回のようなおもしろい展開での引き伸ばしは大歓迎ですね。
ちなみに、これまで小和瀬、式見はちょうど1巻ずつで復讐が完了してきましたが、今回の鬼怒川のエピソードはこの巻で終わらず次巻へと持ち越しとなります。
ただ最後の2ページに書かれていたコマが次巻への期待をかなり高めてくれるものになっていたので、ここからどんな展開になっていくのかが非常に楽しみです。
『聖母の断罪』4巻（26話〜）の発売日は？
続く26話以降が収録された『聖母の断罪』第4巻の発売日はまだ未定のようです。
詳細が分かり次第、このブログでもお知らせしますね。
以上、『聖母の断罪』第3巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。
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