[ネタバレ注意]『棲ミタイ街』最新(最終)第4巻|ついに完結!カオトリ(犯人)の正体、儀式の目的、その全てが明らかに!
今回は、ついに「おおわしの街」を舞台にした猟奇殺人事件が解決となり、20年前の事件と現代の事件が全て繋がるサスペンスホラーマンガ、『棲ミタイ街』の最新第4巻の見どころ&感想記事です。
(※ネタバレを含みます。)
その表紙がこちら。
表紙には、現代の事件の犯人である「カオトリ」が、仮面に手をかけている様子が描かれています。
これまで正体を隠し続けてきたカオトリ、その正体は一体何者なのでしょうか?
さて、被害者の顔のパーツが切り取られて見つかるという、衝撃的な事件から始まった『棲ミタイ街』。
そこから物語は現在起きている事件だけではなく、20年前に起こった事件にまで繋がっていきました。
前巻までの段階でも怪しい人物は何人も登場していましたが、「この人物がカオトリだ」とはっきり分かるところまでは描かれていなかったんですよね。
だからこそその正体や、なぜ儀式の舞台が「おおわしの丘」だったのかという理由が明らかになった時は、かなり衝撃的でした…。
物語としては全4巻というコンパクトなサスペンスマンガになりましたが、無駄なシーンがほとんどなく、最初から最後まで緊張感を保ったまま読み進めることができましたね。
深見刑事と青木刑事が追い続けてきたカオトリの事件が、どのような結末を迎えるのかは必見です。
今回の記事では、そんな『棲ミタイ街』の最終第4巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。
ネタバレを含みます。ご注意ください。
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『棲ミタイ街』3巻の振り返り
前巻の内容を振り返りたい方は、以下の記事に『棲ミタイ街』第3巻の見どころをまとめているので、こちらから先にご覧ください。
『棲ミタイ街』4巻(30話〜最終39話)の見どころ&感想[ネタバレ]
それでは、さっそく『棲ミタイ街』最終第4巻の内容に入っていきましょう。
深見刑事の息子・利一くんが儀式の器にされてしまう!?
第4巻は、神保によって拉致・拘束されていた深見刑事の父親のもとへ、青木刑事が間一髪で駆けつけるところから始まります。
青木刑事が到着したことで父親の無事は確認できたものの、そこに深見刑事の息子・利一くんの姿はありませんでした。
その後、父親から深見刑事と利一くんのことを託された青木刑事は、その場から逃げた神保を追いかけます。
そこから事態は神保が散弾銃を持ち出してきたことで銃撃戦にまで発展しますが、青木刑事はなんとか神保を拘束することに成功しました。
そして彼が利一くんの居場所を問い詰めると、神保は「あのガキは器になるんじゃないかな」「神様のところに行くんだ」と、不気味な笑みを浮かべながら口にしたのです。
つまり、利一くんは、何らかの形で儀式の“器”として利用されようとしているみたいですね…。
父親が無事だったことには安心しましたが、まだまだ最悪の事態も想定できてしまうこの状況。
ここから先は、どうか利一くんが無事であって欲しいと思いながらページをめくっていました。
一方その頃、深見刑事も市長のいる場所を訪れ、持ち前の観察眼を生かして新たな手がかりをつかんでいました。
そしてその手がかりをもとに移動した先で、深見刑事はいよいよカオトリと対面することになります。
ついに深見刑事が犯人・カオトリと対面!その正体は!?
一方その頃、市役所でカオトリに関する新たな手がかりを掴んだ深見さん。
それを元に、カオトリと六車市長は「おおわし緑が池」にいると予想した彼女は、急いで車を走らせます。
実際そこでは、カオトリが「No.19」と呼ばれていた少女について六車市長に問い詰めており、彼女のことを「僕の姉だ」と紹介していました。
そこから彼は六車市長に薬を打ち、彼の鼻をナイフで切り取ったのですが、ちょうどそのタイミングで銃を構えた深見さんが姿を現したのです。
実はこの時、深見さんはすでにこれまでの出来事や、セキュリティを突破して市長に近づくことができた人物などから、カオトリの正体を特定していたのです。
そしてカオトリが顔につけていた仮面を外すと、そこには深見さんの予想通り、市役所に勤務していたある人物の顔がありました。
こうしてカオトリの正体が明らかになったのをきっかけに、ここから「その人物が何者なのか」「20年前の事件とどのように関わっているのか」「なぜ一連の猟奇殺人事件を起こしたのか」が語られていきます。
どうやら彼は、死に追いやられた姉の復讐のため、当時ブルセラショップに関わっていた人たちを儀式の生贄にするために、顔のパーツを切り取って殺害していたみたいですね。
しかし、彼の目的は単純な復讐だけではありませんでした。
なぜ、ただ復讐相手を殺すのではなく、わざわざ「儀式」という形を取ったのか。
そこには彼にとって、どうしても諦めることのできない大切な目的があったのです。
はたして、カオトリが本当に成し遂げたかったこととは何だったのでしょうか?
そして、その目的が達成される前に深見さんはカオトリを止め、無事に利一くんを助けることができるのでしょうか。
緊張感MAXで描かれるカオトリとの決着は、ぜひご自身の目でご覧ください。
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カオトリとの決着後も事件は終わらない!?裏にいた人物とは?
「カオトリを捕らえて事件はすべて終わった」と思いたくなるところですが、物語はさらにその先へと続いていきます。
まず、逮捕した神保から供述を得られたことで、20年前に起こった事件と現在起きている事件との新たなつながりが見えてきました。
そしてその調査を進めている中、新たな事実や衝撃的な出来事がまだまだ描かれていきます。
まず、六車市長は車の運転中に電柱へ衝突し、車が大炎上した末に死亡してしまいました。
他にも、ある人物から指示を受け、カオトリを監視していた人物や、その指示を出していた人物も明らかになっていきます。
カオトリはいったいどこまでこの事件に関わっていたのか。
そして20年前の事件と現在の事件は、本当はどのようにつながっていたのか。
カオトリの正体が明らかになっただけでは、『棲ミタイ街』のすべての謎が解決したわけではありません。
カオトリとの決着から、そのさらに先で明かされていく20年前の事件と現在の事件の真相も含めて、物語の結末はぜひご自身で読んでみてください。
まとめ
切り取られた顔のパーツが見つかるという衝撃的な事件から始まった『棲ミタイ街』。
最初にこの事件を見たときには想像もしていなかったほどに物語は広がり、現在の猟奇殺人事件だけでなく、20年前に起こった事件まで絡み合う物語になっていきました。
全4巻というコンパクトな作品ではありましたが、それだけの事件のつながりや複雑さを、かなり綺麗にまとめられていたと思います。
本当に息つく暇もないほど、全4巻を通して次から次へと事件が展開していきましたね。
これまで僕はそれぞれの巻が発売されるたびに1巻ずつ読んできましたが、完結した今、改めて第1巻から第4巻まで一気に読み返して、この物語を最初から通して味わってみたいとも思いました。
カオトリの正体を知った状態でもう一度最初から読んでみると、また違った見え方がありそうですね。
原作の廃屋丹先生、漫画の頼則先生、素晴らしい作品をありがとうございました。
お二人の次回作も楽しみにしております。
以上、『棲ミタイ街』最終第4巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。




