[ネタバレ注意]『空腹なぼくら』第2巻|娘への愛情が人類養殖計画の障害となっていく…
今回は、『アイアムアヒーロー』の作者である花沢健吾先生も斬新なアイデアを絶賛するゾンビマンガ『空腹なぼくら』、その第2巻の見どころ&感想記事です。
(※ネタバレを含みます。)
その表紙がこちら。
この女の子の名前は海、前巻の最後でワタルの元カノである立花さんが抱いていた赤ちゃんが成長したのが彼女です。
〜追記〜
第3巻以降の最新記事一覧はこちら↓
『空腹なぼくら』の最新記事一覧
さて、このコミックス第2巻の帯には、あの有名なゾンビマンガ『アイアムアヒーロー』の作者である花沢健吾先生からの絶賛コメントが掲載されていました。
このアイデアは思いつかなかった!
ゾンビに食傷気味の方にオススメです。
この物語がどこに向かってどこに着地するのか楽しみです。
引用:『空腹なぼくら』コミックス第2巻帯より
これまでのゾンビマンガといえば「人間VSゾンビ」が基本設定だったので、確かにこのマンガは“普通のゾンビもの”に飽きてきた方にはとてもオススメだと思います。
この第2巻でもストーリーは衝撃的で予想外な方向に進んでいくので、ここから先の展開も楽しみですね。
今回の記事では、そんな『空腹なぼくら』第2巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。
ネタバレを含みます。ご注意ください。
もくじ
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『空腹なぼくら』1巻の振り返り
以下の記事に『空腹なぼくら』第1巻の見どころをまとめています。
[ネタバレ注意]『空腹なぼくら』第1巻|ゾンビによる人類養殖計画を描く斬新なゾンビマンガ!
『空腹なぼくら』2巻の見どころ&感想[ネタバレ]
それでは、さっそく第2巻の内容に入っていきましょう。
ゾンビのワタルが初めての育児に奮闘する!
前巻の最後でワタルが立花さんを噛んでから3ヶ月が経った頃、彼は彼女が抱えていた女の子の赤ちゃんを“人類養殖計画”に利用するために育児に奮闘していました。
これまで通りまた生活を共にする(飼う)ことになった男(おじさん)の食料を集めつつ、赤ちゃんにミルクを与えオムツを替え、丁寧に育てていくワタル。
そうして5年が経つ頃には赤ちゃんも成長して言葉を喋ったりお絵描きをするようになり、さらに年月が経つと彼女は立花さんにの可愛らしい女の子に成長しました。
そして、彼女が心身ともに適正年齢になったタイミングで、ワタルの計画が再び動き始めます。
この第2巻の冒頭では「ワタルが人類の養殖に成功しゾンビたちから崇められる存在になる」という彼の妄想が描かれていました。
その妄想を実現させるのにいったい何年かかるのかわかりませんが、ようやく1歩目を踏み出したワタルがこの先どんな道のりを進んでいくのかが楽しみですね。
ワタルは海への愛情と計画、どちらを優先するのか?
いよいよ計画を再開できる、という時にワタルはおじさんに「ずっと世話してきてパパと呼んでくれる子を俺に抱かせてもいいんか?」と問われるのですが、彼はそれに対して笑みを浮かべながら「待ち望んだ日が近づいているんだよ」と答えていました。
そしてワタルは成長した少女に「海」という名前をつけ、彼女にこれからおじさんとやることを説明します。
どうやら彼女は生まれてからワタルとおじさんの2人と絵本で得られるような知識までの世界しか知らないため、普通の価値観を持ち合わせていないようですね。
そのため、ワタルの説明を聞いても嫌悪感を感じることなく、素直にそれを受け入れていました。
しかし、いざ2人が行為に及ぼうとするとワタルの心境に変化が起こったようで、2人の間に割って入り、「この娘を守る」「他の生きた人間を探す」と新たに計画をリスタートさせると言い始めたのです。
そこから3人は拠点にしていた家を離れ、また生きた人間を探しに移動を始めました。
ワタルには人間の感情が残っている分、ゾンビとしての飢えを満たすか海を娘として愛するかの葛藤が痛いほど伝わってきますね…。
ただ、当の本人である海の自我は、そんな彼の気持ちとは違うベクトルへと向かっていきます。
海の性への興味を止められず、ワタルは覚悟を決める
新しい拠点となる家で海がお絵描きをしようとおじさんの鞄を漁ったとき、彼女は“大人向け雑誌”を見つけて読んでしまい、ワタルの意に反して「おじさんとしたい」と性への興味を持ち始めます。
当然この先海と親子として旅を続けていくことに胸を膨らませていたワタルは彼女を叱りつけるのですが、これがきっかけで2人の間に距離感が生まれてしまいました。
「俺はどうしたいんだ」「海と親子になりたいのか」「なぜ海を計画のために差し出す事がこんなにも苦しいんだ」と人間の感情を邪魔に思い始めるワタル。
しかしその間にも海の興味は膨らんでいき、閉じ込めた部屋の窓から抜け出しておじさんに会いにいくようになった彼女を見て、ワタルは「もうムリだ、止められない」と覚悟を決めます。
そして彼は、おじさんに「せめて愛情を持って優しく、あの子が幸せに感じるように抱いてやってくれ」と悲痛にまみれた表情で頼んだのです。
それを聞いておじさんも最初は戸惑いを見せていたのですが、その後の出来事を通して海の人間らしさに触れ、彼も海に対して性欲を通さない純粋な愛情を抱くようになっていました。
その後、2人は幸せそうに抱き合い、この第2巻の最後にはそんな2人の様子を目の当たりにして無理やり作った笑顔で悲しそうに笑うワタルの表情が描かれていました。
まとめ
この第2巻は前巻以上にゾンビのワタルに感情移入してしまいましたね…。
10年以上も自分が親代わりになって育ててきた娘であれば、計画には邪魔なはずの親のような感情を抱いてしまうのも十分理解できます。
ただそれでも、少なくとも無理やりではなく、海とおじさんが幸せを感じられるような展開になったのは良かったですね。
ここから先、また年単位で物語が進んでいくとは思うのですが、次巻予告には「彼は『空腹』の怖さをまだ知らない」という1文が書かれていました。
はたしてワタルの身に一体どんな悲劇が襲いかかるのでしょうか?
次巻以降の展開からも目が離せませんね。
追記:『空腹なぼくら』3巻の感想記事
以下の記事に『空腹なぼくら』第3巻の見どころをまとめています。
合わせてご覧ください。
[ネタバレ注意]『空腹なぼくら』最新第3巻|海の出産を通してワタルは空腹の本当の怖さを知る…
以上、『空腹なぼくら』第2巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。
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