[ネタバレ注意]『ジャンケットバンク』第4巻|『ジャックポット・ジニー』は予想外の形で終幕を迎える…!
今回は、第4ゲームの終幕、そして新たな展開へと物語が動き出していく新時代のギャンブルバトルマンガ『ジャンケットバンク』、その第巻の見どころ&感想記事です。
(※ネタバレを含みます。)
その表紙がこちら。
第4ゲーム『ジャックポット・ジニー』の舞台“富の器”を背景に、このゲームに挑む真経津晨と雛形春人が互いに向かい合っています。
〜追記〜
第5巻以降の最新記事一覧はこちら↓
『ジャンケットバンク』の記事一覧
さて、この『ジャンケットバンク』第4巻の紙のコミックスの帯には、3名様に特製書き下ろしイラスト色紙が当たる応募券が付いていました。
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— 田中一行🏦ジャンケットバンク④発売中 (@itch_itch) August 17, 2021
今回の記事では、そんな『ジャンケットバンク』の第4巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。
ネタバレを含みます。ご注意ください。
もくじ
『ジャンケットバンク』を無料で読む方法
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『ジャンケットバンク』3巻の振り返り
以下の記事に『ジャンケットバンク』第3巻の見どころをまとめています。
[ネタバレ注意]『ジャンケットバンク』第3巻|第4ゲーム『ジャックポット・ジニー』開幕!
今回の『ジャックポット・ジニー』で使うカードの効果は前巻で紹介しているので、まずはそちらから読んでいただいた方がゲームの展開がわかりやすいと思います。
では、さっそく第4巻の内容の方に入っていきましょう。
『ジャンケットバンク』4巻の見どころ&感想[ネタバレ]
どんどんと追い込まれていく真経津に異変が生じる…
この第4巻は前巻の続き、『ジャックポット・ジニー』第1ラウンド4戦目で真経津が「魔神」を外したことによって、初めて彼と雛形の間に点差がついたところから幕を開けます。
これまでひた隠しにしてきた本性を晒し出して担当行員の土屋田を馬鹿にし、改めて真経津に敵意を向ける雛形。
その後は残りのカードの駆け引きも最悪の形で進んでいくことになり、真経津はほぼ最低の枚数で第1ラウンドを終えることになります。
そして続く第2ラウンドも真経津は雛形を挑発したりするのですが、相手にリードされ逆転がかなり厳しい戦局を覆すことができず、起死回生の一手も成功しないまま完全に雛形のペースでさらに差を広げられて終えることとなりました。
その点差は約“金貨10万枚”分。
ジリジリとした絶望が迫り来る中で、勝敗を決する最終第3ラウンドが始まります。
第2ゲーム中も真経津は一切弱気な姿勢を見せないのですが、そんな彼の強気な態度とは裏腹に点差はどんどん広がっていくので、初見の時はとても不安な気持ちを抱きながら読み進めていました。
ただ、この第2ラウンドが終わり雛形の金貨の支払いを待っているタイミングで鼻血を出して席を立ち医務室へと向かった真経津が、その途中で御手洗に言った「僕はちゃんと敵を殺す」という言葉で一気に結末への期待感が込み上げてきたのを覚えています。
ここからの最終ラウンド、予想を裏切られること間違いなしだと思います。
『ジャックポット・ジニー』は想定外の要因で決着を迎える!
ついに始まった最終第3ラウンド。
そこで真経津はいきなり、相手が初手に出すはずのない「盗賊」のカードに合わせないと効果がない「魔人」のカードを自信満々にセットしたのです。
しかし当然“相手の感情の色が見える”雛形はそれを読み取って「黄金」のカードを出しため、第3ラウンドの第1戦目から真経津が金貨の総数を逆転する手段は無くなってしまいました。
そんな彼の1手を「負けた時に降ってくる金貨の量を減らすためだ」と解釈した雛形。
そして彼は、最後まで「楽しい」という感情を見せながらゲームを続ける真経津に不信感を抱きつつも、最終的には「33403520vs151424」という圧倒的点差をつけて最終ラウンドを終了しました。
ただ、これにより雛形の負けが決定的なものとなったのです。
ここで全てのネタバレを書いてしまうのは避けたいので、ヒントとなるキーワードだけを羅列すると「降ってくる金貨」「勝利条件の『対戦相手の死亡』」「金貨の支払いが済み次第扉のロックは解除される」です。
この3つのキーワードでおおかたその敗因がわかった方もいるかもしれませんが、そうであってもなくてもこの決着のシーンはぜひ絵と一緒にご自身の目で読んでほしいですね。
特に敗因を説明された後の雛形と土屋田の顔は必見だと思っています。
「今すぐそのシーンを読みたい!」という方は以下の記事にこの『ジャンケットバンク』第4巻を無料、またはお得に読める方法をまとめているので、ぜひご活用ください。
まとめ
この『ジャンケットバンク』は本当に、こちらの想像を気持ち良いくらい軽く超えてくる展開をよく毎ゲーム毎ゲームで生み出せますよね。
初めて決着まで読んだ時もこの記事を書く際に読み直している時も、僕のツボにハマりすぎて気がつけば口元が緩んでしまっていました(笑)
今ではもうこのマンガの続きがコミックス発売まで待ちきれなくて、「ヤンジャン」のアプリで一生懸命コインをためて毎週欠かさず先読みしてしまっています。
ただそれでもやっぱり“通し”で読む良さはあるので、先の展開を知っていても次巻の発売は待ち遠しいものですね。
さて、そんな『ジャックポット・ジニー』の次の展開ですが、この第4巻の最後では「特別業務部四課」という組織の仕組みが少し語られることになります。
今回のゲームを通して「ギャンブラーが見せ物になっている現状」に憤りを感じた御手洗は四課のトップである課長を目指すようになるのですが、その前に現在課長の座を狙っている主任達の間で何やら動きがあるようです。
はたして、そんなツワモノ揃いの行員達のなかで、御手洗は課長の座を手にすることはできるのでしょうか?
ギャンブラーの真経津と銀行員の御手洗、ダブル主人公のようになってきた展開がますますこの先への期待を膨らませてくれます。
〜追記〜
『ジャンケットバンク』5巻の感想記事
以下の記事に『ジャンケットバンク』第5巻の見どころをまとめています。
合わせてご覧ください。
[ネタバレ注意]『ジャンケットバンク』第5巻|特別ゲーム『タンブリング・エース』で真経津たちがカモに!?
以上、『ジャンケットバンク』第4巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。
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