[ネタバレ注意]『ジャンケットバンク』第3巻|第4ゲーム『ジャックポット・ジニー』開幕!

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今回は、第3ゲームの予測不能の決着と新たなハイリスクハイリターンの第4ゲームが幕を開ける『ジャンケットバンク』第3巻の見どころ&感想記事です。
(※ネタバレを含みます。)

その表紙がこちら。

ジャンケットバンク 3 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

第3ゲーム『サウンド・オブ・サイレンス』で金と身体を賭けて争う真経津晨と村雨礼二がともに不敵な笑みを浮かべています。

 

〜追記〜
第4巻以降の最新記事一覧はこちら↓
『ジャンケットバンク』の記事一覧

 

さて、この第3巻では前巻から続く第3ゲーム『サウンド・オブ・サイレンス』の決着と、続く第4ゲーム『ジャックポット・ジニー』の開幕が描かれていくことになります。

『サウンド・オブ・サイレンス』に関しては、前巻の時点で真経津の策が読めずどう勝つのかが全くわからなかったのですが、この巻でまさか種明かしと同時に我々読者まで騙されることになるとは思いませんでしたね。

また新しく始まる『ジャックポット・ジニー』ではゲーム自体は比較的シンプルなものの、対戦相手がまた一癖も二癖もあるような人物で、どんなゲーム展開が繰り広げられていくのかが非常に楽しみです。

 

今回の記事では、そんな『ジャンケットバンク』の第3巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。

ネタバレを含みます。ご注意ください。

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『ジャンケットバンク』2巻の振り返り

以下の記事に『ジャンケットバンク』第2巻の見どころをまとめています。

[ネタバレ注意]『ジャンケットバンク』第2巻|御手洗暉も真経津晨も次のステージへと進んでいく!

 

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『ジャンケットバンク』3巻の見どころ&感想[ネタバレ]

それでは、さっそく第3巻の内容に入っていきましょう。

第3ゲーム『サウンド・オブ・サイレンス』を制したのは!?

「互いに相手がセットした『0秒』『2分』『3分』のレコードから1枚を選び、『10分1秒目』からの“人間が耐えられない音”を相手に聴かせ「レコードを返却できない状態」にした方が勝ち」という『サウンド・オブ・サイレンス』で、真経津が既に8分間音を聞いた状態から始まった第3巻。

前巻で「0分」レコードの位置を教えられていた村雨はリスクを冒さずそれを引き、逆に真経津はリミットである「10分」全てを自分で聞くために、あえてこの局面でも「2分」のレコードを選びました。

そしてここから、真経津はこれまでに仕掛けていた全ての行動の種明かしをし始めます。

どうやら彼は最初のペナルティでレコードにチップが入っていたことを突き止めており、このタイミングで「0秒」レコードのチップを入れ替えることにより、3種類のレコード全てを“曲が鳴るレコード”にして見せたのです。

ただ、「10分1秒目」を聴くこと自体がゲームの敗北条件ではないため、村雨はたとえ曲を聞くことになってもタイマーの進まない「0秒」のレコードを選び、互いに0秒を選び続け「レコードを返却できない状態」になるまでの体力勝負を持ちかけました。

しかし、これこそが真経津最大の“嘘”でした。

なんと、そもそもレコードにチップなんて入っておらず、また先ほど真経津がチップを入れ替えて見せたレコードも「0秒」ではなく「3分」のものだったのです。

それによって村雨は結果的に「3分」のレコードを選んだことになり、「10分1秒目」からの“人間が絶対に耐えられない音”をフルで聴かされて「レコードを返却できない状態」となり、敗北することとなりました。

 

村雨に“チップの入れ替え策”が破られた時は絶体絶命だと思ったのですが、それら全てがブラフだとわかった時は思わず鳥肌が立ってしまいましたね…。

ちなみに、“キャリア”を増やすために先輩と「どっちがどのタイミングで勝つか」を賭けていた御手洗もみごと勝利しており、そのおかげで彼は真経津の担当になるために必要な“担当ギャンブラー指名権”を買うことができていました。

真経津のギャンブルだけでなく、御手洗が今後どのように特四の銀行員として、そして彼の担当として成長していくのかも楽しみです。

 

金貨を奪い合うゲーム『ジャックポット・ジニー』開幕!

このマンガ4つ目のギャンブルは『ジャックポット・ジニー』、たった1枚の金貨を3種6枚のカードを使って相手より多い枚数にしたプレイヤーが勝ち、というゲームです。

そのカードというのが以下の3種類です。

  • 黄金:自らの金貨を4倍にする。6枚中4枚がこのカード。
  • 盗賊:相手の金貨を半分奪う。
  • 魔人:相手の盗賊を無効にし、逆に相手の金貨の90%を奪う。

ゲームの勝利条件は「3ラウンド終了時に相手より多くの金貨を持っている」または「対戦相手の死亡」であり、敗者には「頭上に溜まった増やした分の大量の金貨が全て降ってくる」というペナルティが課せられます。

そして今回、ゲームの場代である「キャリア10年分」を持っていない御手洗は、不足分を補う条件として全キャリア1年8ヶ月分と真経津の「担当権」を賭けることになり、またゲーム中の「私語の禁止」が課せられました。

そんな不利な条件の中で相手をするのは、ギャンブラーの腕前に頼らずギャンブラーに指示を出すことでここまで勝ち上がってきた行員の土屋田という男です。

その男は嫌味ったらしく傲慢な性格をしており、このゲーム中も真経津の背後に仕掛けたカメラで彼の出したカードを覗いてギャンブラーに指示を出す、という非常にセコいイカサマを仕掛けてきました。

しかしこの第3巻の最後ではその土屋田の担当しているギャンブラー・雛形春人がその指示を無視して、カメラの目を欺いて「黄金」から「魔人」のすり替えを行なった真経津のさらに裏を書く「黄金」のカードを出してきたのです。

はたして、言いなりギャンブラーから本性を表した雛形を相手に、真経津はどんな勝負を挑んでいくのでしょうか?

気になる続きは、次巻へと持ち越しです。

 

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まとめ

このマンガは1ゲームが何巻にも渡ることなく決着がつくので、ゲーム展開が割とサクサクと進んでいくのが個人的にお気に入りポイントです。

ただ、単行本になるとゲームのいいところで「次巻へ続く」となるので、非常に続きが気になってしまうんですよね。

実際に今回も続きが気になりすぎて「ヤンジャン」アプリで貯めていたコインを使って先の3話分を読んでしまいました(笑)

そこでは対戦相手の雛形がとても強キャラ感あふれる様子になってきており、ゲーム展開もかなり手に汗握るものとなっていましたよ。

はたして次巻、この『ジャックポット・ジニー』は一体どんな形での決着を迎えることになるのでしょうか?

その結末は第4巻が発売されるまで楽しみに待っていようと思います。

 

追記:『ジャンケットバンク』4巻の感想記事

以下の記事に『ジャンケットバンク』第4巻の見どころをまとめています。

合わせてご覧ください。

[ネタバレ注意]『ジャンケットバンク』第4巻|『ジャックポット・ジニー』は予想外の形で終幕を迎える…!

 

以上、『ジャンケットバンク』第3巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。

 

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