[ネタバレ注意]『不滅のあなたへ』第11巻|ついにフシに3人の“不死身の仲間”が現れる!

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今回は、圧倒的なネーム力と描線を評価され、みごと第43回講談社漫画賞の少年部門を受賞した『不滅のあなたへ』、その第11巻の見どころ&感想記事です。

その表紙がこちら。

不滅のあなたへ(11) (講談社コミックス)

フシの守護団団長であり左腕のノッカーの6代目継承者であるカハクが、パロナ(の姿をしたフシ)と寄り添う様子が描かれています。

 

〜追記〜
第12巻以降の最新記事一覧はこちら↓
『不滅のあなたへ』の記事一覧

 

今更ですが作者の大今先生によると、この『不滅のあなたへ』の表紙はそれぞれのキャラの“夢”というテーマで統一されているそうですね。

だからこの11巻ではカハクが想いを寄せるパロナ(の姿をしたフシ)との2ショットが描かれいる、というわけです。

この秘密を知った上で改めてこれまでの巻の表紙を見てみると、1枚の表紙絵から各キャラの様々な想いが汲み取れて、ただでさえ素敵なキャラたちのことをより一層好きになれそうですよね。

 

今回の記事では、そんな『不滅のあなたへ』第11巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。

ネタバレを含みます。ご注意ください。

 

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『不滅のあなたへ』10巻の振り返り

以下の記事に『不滅のあなたへ』第10巻の見どころをまとめています。

カイ、ハイロ、メサールという3人の新たな仲間の協力もあって、レンリル全体でノッカーを迎え撃つ準備を整えていったフシたち。

そしてノッカーの襲撃をいち早く察するためにレンリルの建物すべてをフシの力で作り変えるという大仕事も終え、いよいよ決戦当日を迎えます。

ノッカー襲撃の初手は西城門塔への突進。

そこの城壁はマーチの体を配置していた場所で、その衝撃によってマーチの体とフシとをつないでいたロープが切れてしまったのです。

そして、マーチの魂がその体に入り、彼女は目を覚ましました

この局面で復活したマーチは、この戦局に一体どんな展開をもたらすのでしょうか…?

 

では、さっそく第11巻の内容の方に入っていきましょう。

 

『不滅のあなたへ』11巻の見どころ&感想[ネタバレ]

ノッカーの怒涛の攻撃にフシの疲労はピークに!

ノッカーは西城門塔への突進に続いて投石機での遠距離攻撃を仕掛けてきますが、フシはレンリルの外にまで生やしていた根を操作しそれらを破壊します。

次にノッカーは自身の中に毒を入れた状態でわざと攻撃させレンリルに流れる川に毒を混入しますが、それもフシが研磨剤入りの水を獲得し出し続けることで被害の拡大を防ぎました。

それでも止まないノッカーの攻撃に増え続けるフシの負担。
そんな状況が続いたことによって、とうとう彼は気絶してしまったのです。

再び彼が目を覚ました時には、多数の人が死んでしまっていました。
その中にはカイ、ハイロ、メサールの3人も。

エコが土器を通して見せてくれたその時の戦況は、なんとも悲惨なものでした…。

 

レンリルの街全体に感覚を広げ片っ端からノッカーを倒していく様子を見たときは無敵かと思っていたのですが、やはりこれほどの規模となるとフシの限界も早かったようですね。

3人を失ったと知った後のフシの表情からは絶望と怒りが痛いほど伝わってきました。

 

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カイ、ハイロ、メサールはフシと同じ不死身だった?!

カイ、ハイロ、メサールの3人を死を知ったフシは、彼らの身体能力や持っていた武器を駆使し怒りとふがいなさに身を任せて暴れまわるようにノッカーを倒していきました。

しかしそれでもノッカーの方が1枚上手で、奪われた鬼ぐまの姿をしたノッカーに食べられてしまったフシ。

そんな彼を救い出したのは、なんと死んだはずのカイ、ハイロ、メサールだったのです。

「俺らも不死身なんだ」と言うメサール。
「私たちを作り直して切り離せばすぐに生き返る」と言うハイロ。
「無限に復活できる『駒』だと思ってください」言うカイ。

何年も何年も探し求めた“死なない仲間”ができたフシの表情は、先ほどとは打って変わって希望に満ちているようでした。

 

フシが“死者を蘇生”できることは魂の見えるボンしか知らず、そのことはフシには伝えられていません。

ボンが3人を連れてきた時に言っていた“不死身”の仲間というのは、“フシの器が無くなった時の保険”という意味ではなく“死と蘇生を受け入れている”ということだったんですね。

命を賭してノッカーの攻撃から街の人たちを守り、死んだらふさわしい場所で蘇生しまた戦う。
そんな3人は非常に強く、頼もしい仲間でした。

 

「疲れた」というフシ。続く戦いの中で彼の本心は…?

不死身の3人の仲間が戦場を駆け巡り戦い続けてもノッカーの怒涛の攻撃は止まず、さらには街の中や兵士の間でも様々な問題や異変が起きてしまいます。

左手にノッカーを宿すカハクが兵士たちから敵視されるようになったり、街の人たちの不安や退屈さが次第に増していったり、王が死に、王女のアルメまでがノッカーによって殺されてしまったり…。

またフシ自身も傷ついたカイを蘇生させるために殺せば「人殺し」と罵声を浴びせられ、蘇生の秘密を答えてくれないボンに不信感を抱き始めるようになってしまいました。

「ちょっと疲れたな」とぼやくフシ。
彼自身、ノッカーの攻撃に自分たちが緩やかに負けていっていることを察していました。

そして「あなたは疲れている…体ではなく心が…」「本心を話して下さい」とカハクに言われたことをきっかけに、とうとう彼は「楽になりたい」という弱音を口にします。

その瞬間、なんとカハクの左手のノッカーが暴走し始め、次々とフシの器を奪ってしまったのです

戸惑うカハク、ですがノッカーは止まりません。

そんな状況で「やめてッ!」と駆けつけてきたのは、あのマーチでした。
彼女は涙ながらに「ふーちゃん!死んじゃダメよ!」「ママがきたのよ!」フシに呼びかけます。

果たして、フシはこのまま朽ちてしまうのでしょうか?
それともマーチの呼びかけに応えることができるのでしょうか?

気になるところではありますが、先の展開は次巻へと続きます。

 

まとめ

今回のレンリルでの戦いはこれまでのノッカーとの戦いと比べ、守るべきものが多い上に終わりが見えないという点でかなり辛いものになっていますね。

「皆のために」と戦い続けるフシがどんどん疲弊していく様子を見ていると、また、蘇生する3人の仲間が何度も死を繰り返すシーンを見ていると、それだけでなんだか悲しくなってきてしまいます。

そこに追い打ちをかけるようにカハクの左手のノッカーの裏切り。

ぜひフシには復活を遂げまた再開することができたマーチによって救われて欲しいものです。

次巻、レンリル編は最終局面を迎えます。
一体どんな展開になるのか…ハッピーエンドに期待しましょう。

 

〜追記〜

『不滅のあなたへ』12巻の感想記事

以下の記事に『不滅のあなたへ』第12巻の見どころをまとめています。

合わせてご覧ください。

 

では、ありがとうございました。

 

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