[ネタバレ注意]『ダーウィンズゲーム』第25巻|決戦を前にカナメとGM・至道イザヤの対話が描かれる

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今回は、東海道打通作戦が開始となり物語的にも大きなターニングポイントを迎える『ダーウィンズゲーム』第25巻の見どころ&感想記事です。
(※ネタバレを含みます。)

その表紙がこちら。

ダーウィンズゲーム 25 (少年チャンピオン・コミックス)

カナメたちを翻弄し続ける「ダーウィンズゲーム」を生み出した張本人、GMゲームマスターの至道イザヤが不敵な笑みを浮かべて表紙を飾っています。

作者の高畑先生によると今回の表紙の構図は第1巻のカナメとついになっているようですね。

 

〜追記〜
第26巻以降の最新記事一覧はこちら↓
『ダーウィンズゲーム』の記事一覧

 

さて、この第25巻には昨年に投票が行われた『ダーウィンズゲーム』では初となる人気投票の結果が掲載されています。

数ある人気キャラたちを差し置いて映えある第1位に輝いたのは、なんとレインでした。

個人的にはやっぱり主人公のカナメが1位かなと思っていたのですが、意外なことに彼の順位は5位でしたね。

この巻には31位まで順位が掲載されていたので、その他気になるキャラの順位はぜひご自身の目でご確認ください。

 

今回の記事では、そんな『ダーウィンズゲーム』の第25巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。

ネタバレを含みます。ご注意ください。

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『ダーウィンズゲーム』24巻の振り返り

以下の記事に『ダーウィンズゲーム』第24巻の見どころをまとめています。

[ネタバレ注意]『ダーウィンズゲーム』第24巻|あらゆるシギルを使いこなすグリードがカナメたちを襲う!

 

では、さっそく第25巻の内容の方に入っていきましょう。

 

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『ダーウィンズゲーム』25巻の見どころ&感想[ネタバレ]

カナメはセイゲンと手を組み作戦拠点へと向かう!

この第25巻は前巻の最後、セイゲンから別の世界線での「Dゲーム」の話を聞き、「東海道打通作戦中、自分と同行してグリードを討つための協力をして欲しい」という申し出を受けた後から始まります。

そのセイゲンの申し出を、「現地での指揮権を自分たちが持つ」といったいくつかの条件を彼が飲んでくれたことで受け入れることにしたカナメたち。

そしてその数日後、彼らは車に食糧や武器を積んでセイゲンを迎えにいき、彼の「GMを囮にしてグリードの主力にカウンターを食らわせる」という計画を聞き終えたタイミングで作戦拠点へと到着しました。

ここからいよいよグリードの本営へと進行する東海道打通作戦が始まるのですが、その前にカナメはすでに拠点で待機していたGMの至道イザナと“対話”をすることにします。

 

前巻は1冊を通して繋ぎのエピソードがメインでしたが、今回でまた物語が動き出しましたね。

セイゲンがカナメたちの味方となりまだ掴みどころがないような感じもあるものの、「別の世界線の元GM」+「そこで一度東海道打通作戦を経験している」というだけでかなり頼もしく感じます。

ただ、同時にグリードの方も裏で動きを見せており、彼らがこれから挑む作戦も一筋縄ではいかなさそうです。

 

カナメの問いにGM・至道イザヤ自らが答えていく

作戦拠点に到着し、そこで至道イザヤと直接話をすることができたカナメ。

そこで彼の質問に対し至道イザヤが答えるという形で、これまで明かされていなかったダーウィンズゲームに関する事実や秘密が明らかになっていきます。

「人狼ゲーム」における「人狼」が存在していない可能性が高いこと。

これまでダーウィンズゲームで死んだ人間たちは全員、至道イザヤの手で火葬され弔われていたこと。

それによって死んだプレイヤーのシギルをグリードがかすめとるチャンスは無く、グリードがワンのシギルを奪ったのは別の世界線でのことだということ。

グリードはシギルによって突然発生したものでは無く、あくまで別の世界線から送り込まれてきていること、などなど。

そして、これらの話を聞いた彼らはその後、本格的に東海道打通作戦の決行へと動きはじめます。

 

上記のシーンでカナメたちは実際に至道イザヤに墓地へと連れて行かれており、王の遺骨を確かめるために墓を掘り起こしていました。

そこではカナメが至道イザヤに対してダーウィンズゲームで多くの人が死んだことを責め、「俺も沢山殺したんだ」と自責の念に駆られて涙を流している姿が印象的でしたね。

ただ、このシーンの最後には彼の高校の同級生である京田浩之に別れの挨拶を済ませており、作戦決行に向けて気持ちに整理をつけた彼の表情はとても頼もしかったです。

 

グリードの本営を叩く東海道打通作戦がいよいよ決行!

「グリードが転移に利用している最大の時空歪みがある場所を最大目的地とし、その場でGMがその歪みを正す」ということを目的とした東海道打通作戦がいよいよ始まりました。

ただ、すでに目標地点周辺はグリードの世界線と混じり合っているためGMの力で直接転移することができず、カナメたちは少し離れた場所に転移してそこから目的地へと向かうことになります。

そして彼らが市街地に到着すると、いきなり王の姿をしたグリード(エミュレーター)がGMの背後から襲いかかってきたのです。

しかし、セイゲンの予言で十分な備えと心づもりをしていた彼らはその不意打ちを返り討ちにし、ここから3体の特別な人型グリードと戦うために、手筈通り三手に別れていきました。

この第25巻は、飛行型グリードを操る『ウィッチ』とレイン&リュウジ、巨漢の『タワー』とセイゲン、そして『エミュレーター』とカナメ&オボロの戦いが始まったところでおしまいとなります。

 

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まとめ

ついにグリードとの本格的な戦いが幕を開けましたね。
同時に3つの戦いが始まったとあって、次巻以降の展開に期待がかなり高まっています。

また、この戦いを通して『グリード』自体の謎も明かされていくと思うので、彼らがどんな存在なのか、何を目的としているのか、などの重要な要素も要チェックですね。

作者の高畑先生によると「絶賛クライマックス進行中」とのことなので、ここから戦いも物語の展開もますます盛り上がりを見せていくことでしょう。

はたして、カナメたちはグリードの進行を退けて世界が滅ぶことを阻止することができるのでしょうか?

次巻以降の展開からも目が離せません。

 

〜追記〜

『ダーウィンズゲーム』26巻の感想記事

『ダーウィンズゲーム』第26巻の見どころをまとめています。

合わせてご覧ください。

 

以上、『ダーウィンズゲーム』第25巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。

 

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