[ネタバレ注意]『血の轍』最新第9巻|母・静子の告白をきっかけに静一の心に変化が現れる!

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今回は、ついに物語の核となる1つのエピソードに決着がつき、予測不能の新たな展開が幕を開ける『血の轍』第9巻の見どころ&感想記事です。
(※ネタバレを含みます)

その表紙がこちら。

血の轍(9) (ビッグコミックス)

今回はこれまでの写真のような表紙とは違いますね。
静一と母・静子がこちらを見つめ、2人の目と顔が重なるように描かれています。

 

さて、物語の大きな節目を迎えるこの第9巻は通常よりも大増ページで1冊がまとめられていました。

読み応えがあったのはもちろんなのですが、最後まで読んだ時に「きっとこの流れでここまでを1冊としてまとめたかったんだろうな」という作者の押見先生の意図が伝わってきた気がしましたね。

作品を通して大きな意味を持つ1冊になっていると思います。

 

今回の記事では、そんな『血の轍』第9巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。

ネタバレを含みます。ご注意ください。

 

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『血の轍』8巻の振り返り

以下の記事に『血の轍』第8巻の見どころをまとめています。

では、さっそく第9巻の内容の方に入っていきましょう。

 

『血の轍』9巻の見どころ&感想[ネタバレ]

静子はついに「私が落とした」と真実を告白する

この第9巻は前巻の最後、おばさんの「しげるを突き落としたの?」と問いに静子が「そうだよ」と答えたシーンの続きから幕を開けます。

その告白に父親は狼狽しおばさんは激怒して罵詈雑言をぶつけてくるのですが、その間も静子はどこかスッキリしたようなすました顔でそれを聞き流していました。

そしておじさんが「お前ら全員土下座しろ」と言って立ち上がり、それを止めようとした父親の顔面を殴った後、静子の髪の毛を掴んで無理やり土下座をさせようとします。

するとそれを見た静一がおじさんに噛み付いたのですがすぐにおばさんに引き剥がされ、おじさんに頭を床に押しつけられた静子は、それでも謝罪の言葉を一切述べずに「警察に行きましょう」とだけを発していました。

その後、おじさんとおばさんに腕を掴まれ出ていく彼女に対して父親は「話させてくれ!」と頼むのですが、それに対して「何を今さら」「離婚して」と聞く耳を持たない静子。

しかし泣きながら足にしがみついてきた静一に対しては「もう嘘つかなくていいから」「静ちゃんの好きに生きてって」「いいママになれなくてごめんね」と、涙を流して謝っていました。

そして彼女は最後に静一を「じゃあね」と言いながら抱きしめた後、おばさん達の車に乗って警察へと向かって行きました。

 

まさに“修羅場”といったワンシーンでしたね…。

全員の表情に様々な感情がこれでもかと現れており、特に静一の絶望した表情と静子の全てを諦めたような表情がかなり印象に残っています。

第1巻の時から「いつかこの日が来る」と覚悟はしていましたが、想像を遥かに超える衝撃に襲われ、ある意味「ここまで読み進めてきてよかった」という感動すら覚えてしまいました。

 

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静一は事情聴取を通して自分の“心”と向き合う

次の日、警察の事情聴取を受けるために父親と一緒に警察署にやってきた静一は、そこで警察官との1対1のやり取りを通して、改めてあの“しげるが落ちた日”を振り返ることになります。

その中で「しげちゃんの方が親戚の中で可愛がられている」「ママがみじめなこと」「ママが一人ぼっちでかわいそうだから」と、これまで思ってはいたけれど口にしてこなかったことをつらつらと話していく静一。

すると警察官が「君は、そんなみじめなママのこと、好き?」と尋ねてきて、それ以降彼の中でこの言葉がずっと引っかかったまま、話はしげるが落ちた崖の上での出来事へと進んでいきます。

しかしここで静一は突然「そこからわかりません」と言い淀んだのですが、警察官の「君が感じたこと思ったこと、それはみんな君のものだ」という言葉を聞いて、彼は「ママはしげちゃんを突き落としました」と当時見たままのことを伝えたのです。

その日の夜、彼はお母さんを見捨てる夢を見て、「僕は僕のもの」と何度も呟いていました。

 

1人で事件当時のことを話そうとする静一を見ていると、本当に静子の呪縛は根深いものだったんだなと改めて実感させられますね。

この事情聴取で静一が順に当時の出来事を話すのと同時に1巻のそのシーンを読み返すと、「この時はこんなことを考えていたのか」とまた違った見方ができるのでオススメです。

 

静一が“猫の死骸”に繋がる記憶を思い出す!

後日、実況見分のためにしげるや家族と一緒に登って行った山道を、警察の人と再び登っていくことになった静一。

そしてしげるが落ちた崖の上に付き、警察の人たちが静一の証言を元にその時の様子を再現していると、静子がしげるを突き落とす直前の再現を見た彼の頭の中に、封じていた3歳の時の記憶が蘇ってきました。

なんと彼は、当時よく母親の静子と散歩で来ていた高台から「わたしもうきえることにする」「おまえもきえるの」「せいちゃんがさきね」と放り投げられていたのです。

幸い怪我をしただけで死ぬことはなかったのですが、様子を見にきた静子は彼が“消えていない”ことを確認すると「もういいやかえるんべ」「さっさとたって」と、冷たい表情をしながら彼を連れ帰りました。

その帰り道に、2人はこれまで何度も回想で出てきたあの猫の死骸を見つけます。
静子がこの猫の話になるとどこかはぐらかすような態度を取っていたのは、直前にこんな出来事があったからだったんですね。

それを思い出した静一は、その猫に対して「この猫は置き去りにされて殺された僕だ」と自分を重ね、「ママがしげるを突き落とす」再現を笑みを含んだような表情で見守っていました。

この第9巻は、彼にそんな“異変”が現れたところでおしまいとなります。

 

まとめ

僕はこの第9巻を読んだ日の夜、「人を殺して隠そうとしてバレて逮捕される」という夢を見ました。

それぐらい初見で読んだ時の衝撃は凄まじいものだったんですよね…。

ただ、物語の核となるエピソードが終わりこれで終幕に向かっていくのかと思いきや、今度は母親から離れた静一の様子に変化が見られ始め、まだまだ不穏な雰囲気は続いていきます。

次巻予告には「僕の中のママと僕自身が静かに壊れていく」という1文と不気味な笑みを浮かべる静一が描かれており、どうやら吹石さんとの再会もあるみたいですね。

はたして、“日常”に今の状態の静一はうまく溶け込んでいくことができるのでしょうか?

続きを読むのが少し怖い気もしますが、どんな展開が描かれていくのか楽しみです。

 

『血の轍』10巻の発売日は?

『血の轍』第10巻は2020年12月末ごろに発売予定のようです。

詳細が分かり次第、このブログでもお伝えいたしますね。

 

以上、『血の轍』第10巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。

 

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