[ネタバレ注意]『血の轍』第8巻|ついに100万部突破!押見修造がおくる究極の毒親を描く衝撃作!
今回は、歪んだ毒親・静子の愛情を受け続けた静一が衝撃の事態を巻き起こす『血の轍』第8巻の見どころ&感想記事です。
(※ネタバレを含みます。)
その表紙がこちら。
これまでの表紙とは違ってモノクロな、母・静子の中学生時代の写真が描かれています。
この頃から綺麗な容姿で大人びた雰囲気を持っていたんですね。
〜追記〜
第9巻以降の最新記事一覧はこちら↓
『血の轍』の記事一覧
さて、この『血の轍』の作者で過去にも『惡の華』などの話題作を手がけた押見修造先生の最新作の連載が、4月9日より「別冊少年マガジン」で始まりました。
タイトルは『さよならアリス』で、性に翻弄される少年少女を描いた思春期の物語となっています。
この作品はマンガアプリの「マガジンポケット」でも読めるので、気になる方はぜひそちらもチェックしてみてください。
今回の記事では、そんな押見修造先生が手がける『血の轍』第8巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。
ネタバレを含みます。ご注意ください。
もくじ
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『血の轍』7巻の振り返り
以下の記事に『血の轍』第7巻の見どころをまとめています。
[ネタバレ注意]『血の轍』第7巻|歪んでいく静一と静子の親子の愛はどこへ向かうのか…?
しげるが目を覚ましたものの静一や静子のことは覚えていないようで、彼に全てを明らかにしてもらって「ぜんぶこわれてほしい」と願っていた静子は病院から出た後もどこか落ち込んだ様子でした。
そして次の日の放課後、静一は吹石さんに呼ばれて行った裏門で、彼女に「もう飽きた」と告げ、その後は彼女と一切関わりを持たないまま季節は12月へと進んでいきます。
そんなある日、静一は静子と2人でしげるの家に行くことになり、ふとしたアクシデントをきっかけにしげるが崖の上での光景と静子に突き落とされたことを思い出したのです。
パニックになるしげるを見て、静子に「静子さんがしげるを落としたなんてこと、ないやいね?」と尋ねるおばさん。
しかしそれを聞いた静一が「だまれ!」とおばさんを突き飛ばし、静子も目に涙を浮かべながら2人はしげるの家を後にしました。
このことをきっかけに、おばさんは静子に疑いの目を向け始めます。
『血の轍』8巻の見どころ&感想[ネタバレ]
それでは、さっそく第8巻の内容に入っていきましょう。
静子の“毒”に当てられ静一の様子にも異変が…
第8巻は、しげるの家からの帰りのバスの中で静一と静子が会話をしているシーンから幕を開けます。
「もう正直に言っちゃおうかと思った」「ママが突き落としましたーって」と言う静子に「ごめんなさい」と返す静一。
しかし彼女は、「どうして謝るん」「嬉しかった」と涙を流しながら彼を抱き寄せました。
そして家に帰ると、静子は静一に晩ご飯をあーんして食べさせるようなこれまで以上の溺愛っぷりを見せ、父親には「パパのぶんないから」「飲みにでも行ったら?」と冷たい態度を取るようになります。
当然父親はそんな態度を取られて怒って家を出て行くのですが、そんな彼を見て笑い合う2人の様子は何とも奇妙なものでした…。
もう静一は母親を疑うことを一切辞めたようですね。
母親を信じ切って彼女が笑えばそれに合わせて笑うようになってしまった静一に、ここからさらに異変が現れます。
静一が学校で暴力事件を起こす!
なんと、静一が学校で友達の小倉くんの顔面を殴りつけるという暴力事件を起こします。
そのきっかけは小倉くんがトイレでふざけて静一の髪をセットし始めたことなのですが、静一にはそれをしながら笑っている彼の顔にしげるの顔が重なったようで、その後はもう一心不乱に彼の顔を殴り続けていました。
見たことのない表情で殴り続け、「みんな死んでるくせに…」と呟く静一。
結局彼は先生に呼び止められるまで手を止めませんでした。
その後、小倉くんのお母さんと静子も呼び出され事情を説明されたのですが、静子は「吹石さんに汚くされたストレスのせいです」と責任転嫁をし、先生たちに怪しむような顔を向けられながら2人は学校を後にします。
その帰り道では特に怒るようなそぶりも見せず、むしろ「私も中学生くらいのとき同じことを考えていた」と互いの理解をさらに深めるような会話をしながら、2人は昔散歩に来ていた場所に寄り道をして帰って行きました。
この時の静一は完全に別人のようになっていましたね。
落ち着いた後で先生に「僕はどうして殴っちゃったんですかね?」と聞いていたことからも、彼の身に大きな狂いが生じていることがわかります。
もう元の静一に戻ることはないのでしょうか…?
不穏な雰囲気が漂います。
しげるから真実を聞いたおばさんが2人を追及する
暴力事件から1週間経った学校からの帰り道、静一はしげるのおばさんに車から声をかけられ家まで送っていってもらうことになります。
しかし、車は帰り道とは違う方向へと進み、そこからおばさんはしげるが話してくれた山の上での出来事について話し始めました。
もうしげるの容態はだいぶ良くなったようで、当時の様子もはっきりと「静子さんがにっこり笑って突き飛ばされた」とおばさんに話していたようです。
「静ちゃんは見てたんだいね?」問い詰められる静一。
しかし彼は「ママは嘘なんかついていない!」とおばさんを殴って車から飛び降りて行きました。
その後、彼は走って家に帰り母親に何があったのかを説明したのですが、彼女は怒るどころか笑みを浮かべて「やっと出ていけるんかな?」とワクワクした様子を見せたのです。
次の日、静一が学校から帰ると家の前におばさんの車があり、家に入るとおばさんが静子に「しげるを突き落としたの?」と問い詰めていました。
そして、その問いに対して静子が「そうだよ」と答えたシーンで、この第8巻はおしまいとなります。
まとめ
とうとう白状してしまいましたね…。
次巻、この静子の告白に対しておばさんは、父親は、そして静一はどんな反応を見せるのでしょうか?
もし仮に静子が逮捕されてしまったら、彼女に完全に依存していた静一はさらに狂ったような行動をとってしまうかもしれませんよね。
物語の核心に迫る展開に目が離せません。
次巻が待ち遠しいです。
〜追記〜
『血の轍』9巻の感想記事
以下の記事に『血の轍』第9巻の見どころをまとめています。
合わせてご覧ください。
[ネタバレ注意]『血の轍』第9巻|母・静子の告白をきっかけに静一の心に変化が現れる!
以上、『血の轍』第8巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。
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