[ネタバレ注意]『血の轍』第10巻|母・静子から解放された静一に平穏な日々は訪れるのか…!?

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今回は、前巻第9巻で物語の重要なターニングポイントを迎えた、究極の“毒親”を描くサイコサスペンスマンガ『血の轍』第10巻の見どころ&感想記事です。
(※ネタバレを含みます)

その表紙がこちら。

血の轍(10) (ビッグコミックス)

吹石さんを求めるように手を伸ばす静一と、そんな彼の様子を無表情で見つめる母親・静子の姿が描かれています。

 

〜追記〜
第11巻以降の最新記事一覧はこちら↓
『血の轍』の記事一覧

 

さて、冒頭にも書きましたが、この『血の轍』は前巻第9巻で大きなターニングポイントを迎え、この第10巻からはそれを受けた静一の心情や自我にスポットが当てられていきます。

これまで自分を縛り付けていた存在から解放された静一がいったいどんな行動を取るようになっていくのか…。

事態は好転しているはずなのに、どこか言い表せないような不穏な雰囲気が漂う1冊となっていましたよ。

 

今回の記事では、そんな『血の轍』の第10巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。

ネタバレを含みます。ご注意ください。

 

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『血の轍』9巻の振り返り

以下の記事に『血の轍』第9巻の見どころをまとめています。

[ネタバレ注意]『血の轍』第9巻|母・静子の告白をきっかけに静一の心に変化が現れる!

 

では、さっそく第10巻の内容の方に入っていきましょう。

 

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『血の轍』10巻の見どころ&感想[ネタバレ]

母・静子との過去を思い出した静一に起こった変化

前巻の最後で、3歳の頃の“母親である静子に高台から放り投げられた”という過去の記憶を思い出した静一。

そんな彼の中では、まるでこれまでの洗脳が解けたかのように「ママのことが大嫌いだ」という感情が芽生えていました。

そしてそこからは父親に離婚を催促したり、面会に行くのも断固拒否したり、さらには「あの人には関わりたくない。一生。」というような完全拒絶の姿勢も示していました。

“毒親からの解放”という点で見れば、これまでの仕打ちを考えると“常識的に考えられるようになった”とも取れるのですが、それでもまだ情緒が不安定な様子もあったので、今の静一からは妙な不気味さを感じられます。

はたして、この自我を取り戻した静一はこれからいったいどんな道を歩んでいくのか。

これまでとは違った視点で、彼の行動から目が離せません。

 

静一と吹石さんが危なげな交際を再スタートさせる!

この第10巻では母親の手から逃れた静一と吹石さんがもう一度交際をスタートさせることになります。

過去にひどい振られ方をして、母親が殺人未遂を犯していても彼女が彼をほっとけなかったのは、「5歳の時に自分を置いて出て行った母親のように静一を置いていきたくないから」という理由からでした。

そして2人は再び交際をスタートさせ、早速“とある”おまじないをし始めます。

それは、吹石さんの体育館シューズを入れる白い袋に2人の母親の顔を描き、地面に置いた“それ”に向けて大きな石を何度も何度も叩きつけて“殺す”というものでした。

実際にそのおまじないを行なっている時の2人は満面の笑みを浮かべており、潰れていく静子のイメージも相まってその光景は狂気そのものだったように思えます。

ただ、これによって2人は互いにより深く結びついたようで、最後にその袋を川に投げ捨てた後でキスをして、彼らは「2人で生きていこう」という約束をしていました。

 

静一にも吹石さんにも積もる想いはあったとは思いますが、今回の行為はまさしく“自我の暴走”といった感じでしたね。

母親への憎しみで再び繋がった2人のこれからが気になります…。

 

雪の降る真夜中に静一が見たものとは…?

真夜中に目が覚めた静一は、窓から外に積もった雪景色を見て家の庭へと出ていきます。

するとそこにしげるが現れ、「静ちゃん、あそぼ」「あの山に行こ」と言って歩き出していきました。

寝たきりから目覚めたばかりとはいえ、静一のことをしげちゃんと呼んだりと、どこか様子のおかしいしげる。

そしてそんな2人が辿りついたのが、あの静子が3歳の静一を放り投げた高台の上でした。

ここからしげるの様子はさらにおかしくなります。

自分のことを静一と言い、かと思えば次はママだと言い、そして「ママは消えない」「帰ってくる」と言った後、「本当のことを隠したままじゃ逃げてもどこへもいけないよ」という彼の姿は“ママ”の姿に変わっていたのです。

ここからの光景は本当に異様なものでした。

おそらく静一はしげるが家に来たところから夢か幻覚を見ていたのでしょうね。
押見修造先生の真骨頂とも言えるこのシーンは、ぜひ絵と一緒にご自身の目でご覧ください。

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まとめ

この第10巻は、前半は多少いびつではあるものの静子の抑圧から解放されて自分の道を歩き出した静一を見守るような形で読み進めていたのですが、後半で一気にしっぺ返しをくらったような感覚に襲われましたね。

しげるが現れただけでも鳥肌ものだったのに、そこからさらに狂気を含んだ展開が描かれていくとは予想だにできませんでした…。

そしてこの巻の最後は静子の「ひきょうもの」「おかしいのはお前だがん」という言葉でおしまいとなり、次巻予告には「僕の中のママが僕を全否定する!?」という一文が書かれていました。

おそらく夢か幻覚を見ているとは思うのですが、まだ“ママ”の呪縛に囚われていた静一は次巻ではいったいどうなってしまうのでしょうか?

物語も最終局面に迫ってきた中で、どんな結末へと繋がっていくのかが楽しみです。

 

〜追記〜

『血の轍』11巻の感想記事

以下の記事に『血の轍』第11巻の見どころをまとめています。

合わせてご覧ください。

[ネタバレ注意]『血の轍』第11巻|“自分の中のママ”に全否定された静一は衝撃の行動に出る…!

 

以上、『血の轍』第10巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。

 

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