[ネタバレ注意]『血の轍』第6巻|静一と毒親・静子は互いに向き合い全てを話し合う…。

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今回は、究極の毒親とその存在に葛藤する思春期の息子とのいびつな関係を不気味に描いた話題作『血の轍』、その第6巻の見どころ&感想記事です。

その表紙がこちら。

血の轍(6) (ビッグコミックス)

学級写真でしょうか?
表紙の中心に静一と彼に目をやる吹石さんの姿が描かれています。

表紙が静一と母親の静子のツーショットではないのはこの第6巻が初めてですね。

 

〜追記〜
第7巻以降の最新記事一覧はこちら↓
『血の轍』の記事一覧

 

また、この第6巻の帯にはあの映画『ザ・ファブル』にも出演した山本美月さんの激推しコメントが掲載されていました。

ホラーよりも恐ろしい、けれど美しい本作は、きっと多くの人を魅了すると思います!

引用:『血の轍』第6巻コミックス帯より

ほぼトーン無しのザラッとした不気味さの中に美しさまで感じるような表情の描写、この独特な雰囲気はこの作品でしか味わえないものだと思います。

 

今回の記事では、そんな『血の轍』第6巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。

ネタバレを含みます。ご注意ください。

 

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『血の轍』5巻の振り返り

以下の記事に『血の轍』第5巻の見どころをまとめています。

自分を探しに来た母・静子を草むらで撒き、そのまま吹石さんの提案で彼女の部屋で匿ってもらうことになった静一。

しかし次の日の朝、彼女の家のインターホンが鳴り父親がドアを開けると、そこには土砂降りの雨の中、傘もささずに静一を探し回っていた静子がいました。

そして、今度は静一が吹石さんの父親に見つかってしまい、また2人で外に逃げ出すことに。

雨宿りをしていると「私を連れてって。遠くに…」といって静一にキスをする吹石さん

しかし静一はそんな彼女の姿を見てこれまで自分を愛してくれた母親を思い出し、息を詰まらせ涙を流しながら彼女を押しのけ、自分の家へと走り去ってしまいました。

母親にきちんと自分の口から話をしに行ったのか、それとも自分を探す母親の姿を見てもう一度その愛情を受けたくなったのか…。

 

では、さっそく第6巻の内容の方に入っていきましょう。

 

『血の轍』6巻の見どころ&感想

静一、母親と共に家に帰る

吹石さんと別れ雨の中を泣きながら歩く静一の前に現れたのは母親の静子でした。

その場で抱きしめられ、頬にキスをされ、涙ながらに「ごめんね」と謝られた静一は、「ごめんなさい、いらないって言って」と謝り、2人は手を繋いで家に帰りました。

その後家に着き、静一がお風呂に入っている間に静子は晩ご飯を用意します。
その間にお父さんはおばあちゃんの家に行ったようでした。

静一が料理を食べている様子を微笑ましく見守る静子。

そして、彼女は「2人で、全部お話するから」「まずママのお話からするね」「しげちゃんが落ちた時のこと」と、ついにあの日のことについて自ら語り始めます。

 

静一が家に着いた時、リビングはかなり散らかっており掃除も全くされていない様子でした。
お母さんはそれほど全てを投げ出して彼のことを心配していたようですね。

ただ、この物語で彼女が“いい母”のまま終わるはずがありませんが…。

 

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ついに静子がしげるが落ちた日のことを語り始める

「もう逃げないから」と静子はしげるが落ちた日のことを話し始めます。

始めはあの時のことを振り返るように話していたのですが、なんと一番肝心な彼女がしげるを突き落とした事実だけは「しげちゃんがバランスを崩して勝手に落ちた」と嘘を貫いたのです。

驚いたような顔をして、「ママッ」と詰まりながらも腕を掴んで訴えかける静一。

しかし静子はそんな彼をなだめるように「僕のせいだって自分を責めてたんだいね」「かわいそうに」「ママもつらかったん」「静ちゃんだけにはわかってほしいん」と続けざまに言葉を投げかけます。

そして「思い出して、あの時の本当のこと」と言われた静一の頭によぎったのは、落ちていくしげるを助けようと手を伸ばして駆け寄っていく静子の姿でした。

当然その“見てもいない光景の記憶”に戸惑う静一でしたが、抱きしめられた母親の胸の中でその偽りの記憶を受け入れてしまいました。

そしてここから、静子が静一を問い詰める番へと移ります。

 

このシーンは顔のアップのコマが続くのですが、その表情からはお母さんの必死さや静一の困惑など、様々な複雑で入り組んだ感情を読み取ることができるんですよね。

押見修造先生の画力や表現力が惜しみなく発揮されたシーンだと思います。

 

母親の尋問に静一は何を語るのか…

「じゃあ今度は、静ちゃんのばん」と言ってどこで何をしていたかを問い詰める静子に対し、静一が答えられずにいると彼女はおもむろに立ち上がり部屋から出ていきます。

その後戻ってきた彼女が手に持っていたもの、それは吹石さんとベッドでキスをした時に“汚してしまった”パンツでした。

「これ、何?」と冷たい視線を向けながら尋ねる静子の質問にどもりながら答えていく静一。

しかし彼が全てを語り終える前に彼女はそのパンツを彼の頭に投げつけ、「うそつき」「はやくきえて」と静一の腕を引っ張り家から追い出します。

玄関先で「ママを選んで戻ってきたんだよ!」と必死に訴える静一でしたが、静子はそれに答えようとしません。

そして「ママが嫌いな人は僕も嫌いになるから…!」という言葉でついに彼女はドアを開けてくれ、そのまま誓いを交わすように指切りをし、2人はもう一度抱きしめ合いました。

 

いびつな親子ゲンカはこれにて一件落着、かと思いきや、このタイミングで意識不明だったしげるが目を覚ますという急展開を迎え、この第6巻はおしまいです。

 

まとめ

お母さんの静子が静一を問い詰めるシーンは本当に恐怖を感じるほどの不気味さを放っていましたね…。

彼女がパンツを持って現れた後から背景が真っ白になるのですが、これはきっと静一の頭の中の状態を表しているのではないかと思います。

僕も昔大人の人に隠し事がバレた時は体がカーッと熱くなって周りが何も見えなくなるほど焦ってしまったことを思い出しました。

このあたりの心理描写は、やはり押見修造先生の作品でしか味わえないものだと思います。

 

さて、次巻第7巻ではいよいよ意識を取り戻したしげると静一、静子の対面ですね。

彼は最後のシーンで「ちょうちょ」という言葉を虚ろな目をして発していましたが、ここからどんな展開になっていくのでしょうか?

続きが楽しみですが、すこし怖いです…。

 

〜追記〜

『血の轍』7巻の感想記事

以下の記事に『血の轍』第7巻の見どころをまとめています。

合わせてご覧ください。

 

では、ありがとうございました。

 

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