[ネタバレ注意]『血の轍』第16巻|“ある事”をきっかけに静一と静子の間に新たな関係性が産まれていく
今回は、ついに母・静子が「静一を“ころした”」過去に触れ、また新たな親子の関係性が始まる『血の轍』第16巻の見どころ&感想記事です。
(※ネタバレを含みます。)
その表紙がこちら。
前巻、前々巻の真っ青な表紙とは対照的に、植物までもが白く描かれた背景の前で、1冊の本を抱えた静一が描かれています。
彼の抱えたこの本は、おそらく静子が持っていた彼の生まれた時からのアルバムでしょう。
この第16巻は前巻の続き、このアルバムを静一と見ていた静子が、過去を、そして静一を崖から放り投げた日のことを振り返る続きから幕を開けます。
〜追記〜
最終第17巻までを含む『血の轍』の記事一覧はこちら↓
『血の轍』の記事一覧
今回の記事では、そんな『血の轍』の第16巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。
ネタバレを含みます。ご注意ください。
もくじ
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『血の轍』15巻の振り返り
前巻の内容を振り返りたい方は、以下の記事に『血の轍』第15巻の見どころをまとめているので、こちらから先にご覧ください。
『血の轍』第16巻(137話〜)の見どころ&感想[ネタバレ]
それでは、さっそく第16巻の内容の方に入っていきましょう。
ついに静子が“静一をころした”時の記憶に触れる
記憶の中でまだ子供の静一を抱き、彼を放り投げた崖に向かって立つ静子。
そんな彼女に対して子供の静一は、その時のことを思い出させようと自ら崖の方へと身を投げます。
そしてそれを見た彼女は、同時にシゲルを崖から突き落とした時のことも思い出し、その時の光景を「とってもきれいだった」と言い表したのです。
その後、彼女の記憶の中で静子は少女に、静一は今の年齢になり、その少女は静一に「あなたをころしてしまってごめんね」と謝っていました。
ちなみにこのシーンのあと、これまで何度か描かれていた「道路に横たわる猫」の描写があるのですが、なんと今回はその猫が生き返ったんですよね。
これに関してはいろんな解釈ができると思いますが、僕は静子の話を聞いて静一の中のわだかまりが解消され、自分と母が“親子”だと再認識できたから生き返ったのだと感じました。
子供の静子と大人になった静一が共に笑顔で猫を抱きしめる様子は、不思議さもありながら静かでホッとするようなワンシーンでした。
静子をある悲劇が襲い、彼女の様子に異変が起こる…
上記のシーンから1年と数ヶ月が経った頃、静一の元に「静子が歩道橋の階段から転落した」と連絡が入ります。
ただ事件性はないようで、脳にも異常は見られず怪我も軽傷だということで、翌日には退院できるようでした。
しかし、1年以上ぶりに再開した静子の様子がどこかおかしいのです。
お見舞いに来た静一に対しても反応が薄く、家に帰っても横になったっきりで一切動こうとはしませず、ただ「もうこのままでいいです」と繰り返すばかりでした。
そして後日、その違和感が確信的になる出来事が彼女の身に起こります。
様子のおかしい静子を見た静一が下した決断とは…?
静子の退院後、静一は彼女の様子を見に来ては、自分で食事を取ろうとしない彼女にご飯を食べさせるという日々が続きます。
そんなある日、彼女の部屋に来て異臭を感じ取った彼が静子の寝ている布団をめくると、なんと彼女はその状態のままで漏らしてしまっていたのです。
現段階で作中にははっきりと明言はされていませんが、おそらく静子は認知症になってしまったのだと考えられます。
そしてその先のページでは、静一のなかで“静子”が崩れてこぼれていく様が不気味に描かれていました。
この第16巻は、そんな母親の状態を目の当たりにした静一が、彼女に対し“ある決断”をしたところでおしまいとなります。
はたして静一は一体どんな行動を取ったのか、静一と静子の間に新たな関係性が築かれるこのラストシーンは、ぜひ絵と一緒に、ご自身の目でご覧ください。
「今すぐそのシーンを読みたい!」という方は以下の記事にこの『血の轍』第16巻を無料、またはお得に読める方法をまとめているので、ぜひご活用ください。
まとめ
正直、この物語がラストのような展開に進んでいくとは予想もしてませんでした…。
ページをめくりながら、“親子”であるからこその“割りきれなさ”や“逃れられなさ”を痛いほど感じてしまいました。
きっとこれも“血の轍”なんでしょうね。
この先もおそらく重く苦しい展開が続いていくとは思いますが、ここから物語がどんな結末へとつながっていくのかが非常に気になります。
個人的には、静一にはハッピーエンドというより、彼自身が人生に納得しきったようなラストを迎えてほしいですね。
追記:ついに完結!『血の轍』最終第17巻(146話〜)の感想記事
以下の記事に『血の轍』の最終巻となる第17巻の見どころをまとめています。
合わせてご覧ください。
以上、『血の轍』第16巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。
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