[ネタバレ注意]『血の轍』最新第11巻|“自分の中のママ”に全否定された静一は衝撃の行動に出る…!

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今回は、作品史上最高級の不気味さ、衝撃、そして想像を遥かに超える予測不能な展開が描かれた『血の轍』第11巻の見どころ&感想記事です。
(※ネタバレを含みます。)

その表紙がこちら。

血の轍(11) (ビッグコミックス)

これまでの重要な各シーンが散りばめられた表紙に、数匹の金色に輝く蛾が飛んでいます。

また上の画像には表示されていませんが、右の静一の顔は背表紙を通して裏表紙の母・静子の顔と繋がっており、カバーを外して開いてみてみると何とも違和感のある絵となっていました…。

 

さて、第9巻で物語のターニングポイントを迎えたこの『血の轍』ですが、この第11巻の中で静一の手によってある1つの“答え”が導き出されます。

この巻の冒頭ではそこに至るまでの彼の心理描写が描かれていくのですが、そのシーンがもう押見修三先生にしか描けないような、圧倒的な不気味さと不安定さを持つコマの連続だったんですよね。

初めて読んだ時には何が起こっているのかわからない不穏な雰囲気の中で、怖いとすら感じるシーンの連続でもページをめくる手が止められなかった、という不思議な感覚を味わったことを覚えています。

 

今回の記事では、そんな『血の轍』の第11巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。

ネタバレを含みます。ご注意ください。

 

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『血の轍』10巻の振り返り

以下の記事に『血の轍』第10巻の見どころをまとめています。

 

では、さっそく第11巻の内容の方に入っていきましょう。

 

『血の轍』11巻の見どころ&感想[ネタバレ]

母・静子の中から「あのとき」を見た静一の目に映ったものとは…?

前巻の最後で自分の中の“ママ”を見た静一は、この第11巻の冒頭で彼女から「“ママ”の中から“ママ”の目でシゲちゃんが突き落とされた『あのとき』」を見せられることになります。

当時の静子の目に映る静一は深い憎しみを持った目を彼女に向けており、「僕を産んだことを償え」という意思をぶつけてくる彼に対して彼女は怯えた表情をしていました。

そんな時にしげるが崖から落ちそうになり、当時のように静子は彼を抱えて助けたのですが、その状況を目にした(静子から見た)静一はなんと「みんな死ね」「落とせ、それを殺せよママ」と彼女に囁いたのです。

そしてそれを聞いた彼女は「やるから…ゆるして静ちゃん…」とつぶやいて、しげるを崖から突き落としました。

その一部始終を“ママ”の中から見ていた静一は、自分のせいで母親が追い詰められていたという事実を知り、涙を流しながら「ごめんね」と言って過去の母親にキスをしました。

 

初めて「静子の目から見た静一」が描かれたシーンは見開きだったのですが、ページをめくってそれを瞬間に得体の知れない不気味さを感じて寒気がしたんですよね…。

その後の「殺せ」と迫る静一も苦痛な表情で笑みを浮かべる静子もこれまでとはまるで別人のようで、全てのきっかけとなった“あのシーン”がここにきてまた別の描かれ方をされたのは衝撃的でした。

はたしてこれが事実なのか静子が見せていたのかはわかりませんが、ここからさらにこれを上回る絶望の展開が繰り広げられていきます。

 

極限の精神状態の中、静一が導き出した1つの“答え”

母親に謝り「もう消えたい」と打ちひしがれる静一に、「じゃあぼくをころして」と声をかけたのは、3歳の静一でした。

その静一は「ママに落とされた時にちゃんと死ななかったからダメだったんさ」「僕をちゃんと殺して」と静一に頼んできたのです。

それを聞いて3歳の自分を崖に向けて担ぎあげる静一。

「僕が自分でちゃんと殺そう」「僕を無かったことにしよう」、そう呟いた彼は最後に「しね!ぼく!」と叫んで3歳の自分を落としました。

そして次の瞬間、彼が現実で突き落としていたのは一緒に崖の上に来ていたしげるでした。

「ありがとう」という言葉を残して転がり落ちていくしげちゃん。

そんな状況に呆然と固まる静一でしたが、彼はしばらく立ち尽くした後で家へと帰っていきました。

 

静一が3歳の自分を落とすシーンで数ページに渡って2人の掛け合いが描かれていくのですが、この時「ころして」と連呼する3歳の静一の顔がどんどん歪んでいくんです。

これはまさに押見修造先生の作品の真骨頂とも言える心理描写だと思います。

この独特の雰囲気はとても言葉だけで書き表せるようなものではないので、ぜひそのシーンは絵と一緒に、ご自身の目でご覧になってみてほしいです。

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しげるを殺した静一は少年鑑別書へと連れられていく…

次の日の朝、静一の家に警察がやってきて彼は「昨日の夜にしげるくんと会ったのか?」と問われます。

それを聞いて昨夜のことが夢ではなかったことを確信した静一は、笑いながら「僕は本当におかしくなっちゃったんだな…」と口にした後、「しげちゃんを崖から突き落としたんさ」と答えたのです。

そして、現場検証からしげるの遺体が発見されたことで静一は事情聴取を受けることになり、その後彼は少年鑑別所へと送致されることになりました

そこで身体検査を受け、弁護士と話し、部屋で1人座り込む静一。

すると1日の反省や被害者のことを考える「内省の時間」の開始を告げるアナウンスがあり、彼は静かに目を閉じました。

暗闇の中で先ほど弁護士と話した時に「お母さんはこのことを知ってるんかな」と尋ねたことを思い出した静一は、「ママが知ってるかどうかなんてどうでもいい」と思いつつ、ふと「ママが知ったらどう思う?」と考えてしまいます。

それをきっかけに、もうすでに断ち切ったはずの母親への想いが彼の中で蘇ってしまいました。

この第11巻は、そんな静一に「知りたいん?」と問いかける静子と、自分の中にまだ存在していた“母親”に反応する静一の様子が描かれたところでおしまいとなります。

 

まとめ

この第11巻は前半も後半も衝撃的な内容ばかりが描かれていたのですが、その中身は全く種類が違う“衝撃”でしたね…。

前半の“おかしくなった”静一の心理描写は何度読んでも気味が悪く、後半はまさか彼が直接しげるを殺して鑑別書送りになるという、ストーリーの展開としての驚きがありました。

ただ、これでようやく静一は母親である静子と訣別できたのではと思っていたのですが、最後のシーンを見るにどうやらまだ母親の呪縛は彼の中に残っていたようですね。

それから、最後になりますがこの巻では全体を通して「蛾」の描写が印象的だったので、“象徴”としての「蛾」の意味を調べてみました。

どうやら「蛾」には「嫉妬」「好奇心」「誤解」「再生」「生まれ変わり」といった意味があるようで、この中だと「嫉妬」や「誤解」がストーリーに当てはまるのかなと感じました。
(もしかしたら全然そういう意味として描かれているのではないのかもしれませんが。)

はたして、鑑別書の中で静一は母親とどのように向き合っていくことになるのでしょうか?

新たな展開に目が離せません。

 

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以上、『血の轍』第12巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。

 

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