[ネタバレ注意]『豚の復讐』第4巻|勇者たちのスキルが効かない不思議な力を持つ王女を救出せよ!

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今回は、凄惨なイジメを受けた主人公が異世界の住民と共に元同級生たちに復讐を行う『豚の復讐』、その第4巻の見どころ&感想記事です。
(※ネタバレを含みます。)

その表紙がこちら。

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気色の悪い顔で興奮を隠しきれていないのは、監視系スキル『我が覗み、遥かなりビーピング・ROM』を持つ上山恵都男です。

 

〜追記〜
第5巻以降の最新記事一覧はこちら↓
『豚の復讐』の記事一覧

 

さて、この第4巻では前巻の最後に登場した勇者の能力が効かない王女を救出するために、武たちは4人の元同級生の勇者と戦っていくことになります。

彼らは相変わらず外道で卑劣なのですが、武たちのパーティもだんだんと頼もしくなってきているため、冒険を始めた頃と比べると対勇者戦も多少は安定感が出てきたように思えますね。

今のところお決まりのパターンなので先に言ってしまいますが、このマンガの1番の見どころである復讐シーンは今回もかなりスカッとするものでしたよ。

 

今回の記事では、そんな『豚の復讐』の第4巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。

ネタバレを含みます。ご注意ください。

 

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『豚の復讐』3巻の振り返り

以下の記事に『豚の復讐』第3巻の見どころをまとめています。

 

では、さっそく第4巻の内容の方に入っていきましょう。

 

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『豚の復讐』4巻(13話〜)の見どころ&感想[ネタバレ]

王女と王都民を虐げる4人の勇者の行いが卑劣すぎる

この第4巻では、表紙の上山も含めて人民管理局に配属されている木野間美穂、喜多川織香、星ヒカルという4人の元同級生が登場します。

そんな彼らは武たちが王都に着いた時、なんと王女を鎖で繋ぎ、まるで犬のように王都を四つん這いで歩かせて王都民に醜態を晒させられていたのです。

本当に、武のクラスメイトの人間はことごとく性格が終わっている人たちばかりですよね…。

王都民たちも当然彼らに反感を抱いていたのですが、木野間の即席の建造物を建設・破壊するスキル、喜多川の体を幽体化するスキル、星の亜光速で突進するスキルを前になす術がありませんでした。

その状況を目の当たりにした武たちは、今のうちに手薄になっている城に忍び込んで上山を倒し、外にいる他の3人を待ち伏せすることにします。

しかし、捕らえた上山が「自分も王女を救いたい」「星たちの殺し方を教えてやる」と武たちに協力的な態度をとってきたので、彼らは急遽手を組んで星たちを迎え撃つことになりました。

 

武は上山と手を組んで木野間と喜多川を迎え撃つ!

星たちを待ち伏せしていた武たちは、星と王女の後から城に入ってきた木野間と喜多川の2人をターゲットに、上山に教えてもらった殺し方を軸にして立てた作戦を決行します。

まず、上山の『我が覗み、遥かなりビーピング・ROM』のスキルとして存在する眼がカメラになっている獣に、木野間と喜多川に向けて唾液を吹きかけてもらいます。

そして城の床に仕掛けた跳ね上がるトラップを作動させ、木野間は幽体化、喜多川は建造物を建設するスキルで天井への衝突は避けたのですが、屋根の上で待っていたドワーフが喜多川を殴りつけてまずは1人捕らえることに成功しました。

そこから残った木野間は目の前に現れた武を幽体化して攻撃しようとしたのですが、攻撃の直前に実体化しなければならなかったため、その瞬間を獣の唾液の匂いを感知したオークによって返り討ちにされてしまいました。

こうして残すは星1人だけになり、上山の「星は寝室にいる」という発言を受けて先に王女を救い出そうとした武たち。

しかしその王女は偽物で、エルフのラドガがそれに気がついた瞬間、玉座の後ろの壁から星がスキルを使ってすごい勢いで突進してきたのです。

つまり上山は元々星と手を組んでおり、武たちへの寝返りも全て星の作戦の内だったというわけです。

ここから、武はラドガと2人で強力なスキルを持つ星と戦っていくことになります。

 

強力なスキルを持つ星ヒカルに打ち勝ち亡き妹の復讐を!

なんの罪悪感も持たずに妹の死を愚弄する星に対して、「絶対に許さない」と怒りの表情を見せる武。

しかし星の亜光速の突進はラドガの身体能力を持ってギリギリ避けられるほどで、現状武に勝ち目はないように見えました。

そこで武は星を挑発し、突進の予備動作を大きくさせることで自力でも避けられるようにしてから廊下へと出ていきます。

そしてあえて直線の廊下に誘い込み、曲がり角に置いた鏡の反射を利用して星に自分の位置を誤認させ、自身の突進によって城の壁を突き破り外の池へと落下させることに成功しました。

そのあとは、待ち構えていたオークが星を殴って捕らえ、いよいよここから武とこれまで虐げられてきた王都民たちによる復讐が幕を開けます。

そこでは星が“武の家の火事で何をしたのか”も明かされていたので、その内容も含めてこの巻1番の見どころとなる復讐シーンはぜひ絵と一緒に、ご自身の目でご覧ください。

「今すぐそのシーンを読みたい!」という方は以下の記事にこの『豚の復讐』第4巻を無料、またはお得に読める方法をまとめているので、ぜひご活用ください。

 

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まとめ

今回の星への復讐で元同級生全員への復讐まで残り20人となりました。

本来であれば残り19人となっていたのですが、前巻で復讐中に逃してしまった山下早苗が星への復讐中に現れて、上山を連れ去っていってしまったんですよね。

ただそれでも王都を救い姫を救出するという目標は達成でき、なんと次巻からは王女のサラが武たちの旅の仲間に加わってくれるそうなのです。

勇者のスキルが効かない彼女の加入は攻撃面でも防御面でもかなりの戦力アップになると思うので、次巻以降の活躍が非常に楽しみですね。

とはいえまた強力なスキルを持った勇者が立ちはだかっては来そうですが、きっと今の彼らなら問題なく倒してきっちり復讐をしてくれることでしょう。

 

〜追記〜

『豚の復讐』5巻(18話〜)の感想記事

以下の記事に続く第18話以降が収録された『豚の復讐』第5巻の見どころをまとめています。

合わせてご覧ください。

 

以上、『豚の復讐』第4巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。

 

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