[ネタバレ注意]『アクタージュ』第4巻|演劇編突入!話題沸騰中の役者物語!

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今回は、『暗殺教室』の松井優征先生も推薦する大人気役者マンガ『アクタージュ act-age』、その第4巻の見どころ&感想記事です。
(※ネタバレを含みます。)

その表紙がこちら。

アクタージュ act-age 4 (ジャンプコミックスDIGITAL)

舞台役者で憑依型カメレオン俳優の明神阿良也が表紙を飾っています。

 

〜追記〜
第5巻以降の記事一覧はこちら↓
『アクタージュ』の記事一覧

 

この『アクタージュ』第4巻のコミックスの帯には、『暗殺教室』の松井優征先生の推薦文が掲載されていました。

「本番で演技する場面は今のジャンプでも屈指の熱いバトルシーンだと思います。」

『アクタージュ』コミックス第4巻の帯より引用

演技の場面がバトルシーンだという松井先生。
たしかに本気で演技をして共演者や観客とぶつかり合う様子は、「少年ジャンプ」らしい“バトル”とも言える気がします。

帯には夜凪景のコスプレをした殺せんせーの姿も描かれていましたよ(笑)

 

今回の記事では、そんな『アクタージュ』第4巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。

ネタバレを含みます。ご注意ください。

 

『アクタージュ』3巻の振り返り

以下の記事に『アクタージュ』第3巻の見どころをまとめています。

[ネタバレ注意]『アクタージュ』第3巻|『デスアイランド』の撮影はいよいよクライマックスへ!

映画『デスアイランド』の撮影が無事終了した第3巻。
天使・千世子からの影響をうけ、夜凪景も役者としてまた成長できたようです。

そして次に彼女が挑むのは「舞台」、演目は『銀河鉄道の夜』。

共演者である怪物俳優・明神阿良也とも、どんな芝居を見せてくれるのか楽しみです。

 

では、さっそく第4巻の内容の方に入っていきましょう。

 

『アクタージュ』4巻の見どころ&感想

主演は明神阿良也と夜凪景の2人!

いよいよ始まった『銀河鉄道の夜』の稽古。

この演目で夜凪に与えられたのは、なんと主演の1人である「カムパネルラ」でした。
阿良也に与えられた役の「ジョバンニ」とダブル主演です。

しかし初舞台ということもあり、これまでずっと課題だった“感情表現”の壁が彼女の前に立ちはだかります。

ですが、彼女はその課題を阿良也との稽古や星アキラからヒントを得て克服。
これをきっかけに他のメンバーにも認めてもらうことができました。

おまけに阿良也から余計に気にかけられるようになってしまい、しつこく付きまとわれるほどに。

 

様々な人と関わり、いろんなことを吸収していくことでどんどん成長していく夜凪。

この「銀河鉄道の夜」の舞台でも、どんな演技を見せてくれるのか楽しみです。

 

阿良也が夜凪家を訪問

夜凪が「カムパネルラ」の役作りに悩んでいるのと同様に、阿良也も「ジョバンニ」の役を掴めずにいました。

そんな阿良也がたどり着いた結論は、“夜凪を喰らう”こと。
彼は夜凪に役作りを教える代わりに「家に行ってもいいか」と彼女に尋ねます。

そして、彼女の家で阿良也が尋ねたことが「弟妹のことを疎ましく思ったことある?」という突拍子もない質問でした。

驚く夜凪でしたが、「映画の世界に逃げ出したい時もあった」「でも2人が救ってくれた」と涙を流しながら彼の質問に正直に答えると、阿良也もまた涙を流していたのです。

彼は夜凪の感情を“喰う”ことで、ジョバンニが母親を想う気持ちを理解したみたいですね。

 

阿良也の役への異常なこだわりを見せつけられたエピソードでした。

「役作りとは生まれ変わることだ」と言う阿良也、「ジョバンニ」へと生まれ変わった彼の演技はどれほどのものなのか、期待が膨らみます。

 

監督・巌さんが見せる銀河鉄道の車窓

公演まであと30日となったタイミングで、巌さんに連れられて屋形船にやってきた舞台メンバーたち。

その窓から見える流れる夜景が銀河鉄道の車窓のように見えるだろうとみんなに伝える巌さんは、これが「死の景色だ」と続けます。

そしてみんな酒が入って出来上がってきた頃、夜凪が巌さんに呼ばれます。

そこで彼が夜凪だけに伝えたこと、それは「3ヶ月から半年 それが俺の寿命だ」という衝撃の事実でした。

自分の“死”をもって、“死”を夜凪に伝えようとする巌さん。

最後のシーンでは真実を知り、覚悟を決めた夜凪が描かれて、この第4巻はおしまいです。

 

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まとめ

この演劇編、新しい個性的なキャラがたくさん登場するので、読んでいてとてもおもしろいです。

僕は「銀河鉄道の夜」をタイトルだけしか知らないのですが、このマンガを読んでいるとだんだん気になってきてしまいまいした。

この舞台編が無事終わったら、僕も映画でこの作品を観てみようと思います。

 

いろんな想いが交差するこの『銀河鉄道の夜』の舞台、どんな仕上がりとなっていくのか、今後の展開が楽しみです。

 

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〜追記〜

『アクタージュ』5巻の感想記事

以下の記事に『アクタージュ』第5巻の見どころをまとめています。

合わせてご覧ください。

[ネタバレ注意]『アクタージュ』第5巻|祝!「全国書店員が選んだおすすめコミック2019」第3位!

 

以上、『アクタージュ』第4巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。