[ネタバレ注意]『住みにごり』第4巻|森田さんによって西田家の“にごり”はさらに淀みを増していく…
今回は、1つの家族の“にごり”が底なし沼のようにひたすらドス黒くなっていく、唯一無二のホームドラマを描いた『住みにごり』、その第4巻の見どころ&感想記事です。
(※ネタバレを含みます。)
その表紙がこちら。
灯りが着いている家に入ろうとせず暗い車の中でスマホの画面を見つめているのは、西田家の父・西田憲です。
この第4巻では彼をメインにストーリーが進んでいき、今の“にごり”の根源にもなっている“過去に犯した過ち”が明かされていきます。
〜追記〜
第5巻以降の最新記事一覧はこちらから↓
『住みにごり』の記事一覧
さて、上記の画像では表示されていませんが、この巻のコミックス帯には『明日、私は誰かのカノジョ』の作者である「をのひなお先生」の推奨コメントが掲載されていました。
ありえなそうでありそうな人の怖さ…。
どうなっちゃうんだこの家族
引用:『住みにごり』コミックス第4巻帯より
をの先生の言うとおり、このマンガには「ぶっ飛んだ家族ではあるものの、現実に絶対にいないとは言い切れない妙なリアルさ」があるんですよね。
本当にどうなってしまうんでしょうか、この家族は…。
今回の記事では、そんな『住みにごり』の第4巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。
ネタバレを含みます。ご注意ください。
もくじ
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『住みにごり』3巻の振り返り
前巻の内容を振り返りたい方は、以下の記事に『住みにごり』第3巻の見どころをまとめているので、こちらから先にご覧ください。
『住みにごり』4巻(30話〜)の見どころ&感想[ネタバレ]
それでは、さっそく第4巻の内容に入っていきましょう。
父親・憲と森田さんの歪んだ関係が明かされていく…!
この第4巻は前巻の最後、過去にただならぬ関係を持った森田さんと父親の西田憲が、西田家のトイレの前で再開するという衝撃的すぎたシーンの続きから幕を開けます。
どうやらこの2人、森田さんが高校を卒業するぐらいのタイミングから数年にわたって体の関係を持っていたようですね。
ただこの後に描かれていた過去回想を見るに、決して憲が無理やりという感じではなく、むしろ森田さんの方から言い寄っていったことがきっかけのように見えました。
そんな森田さんと末吉が「付き合っている」と末吉の口から聞かされた時の彼の表情は、これまで見たことがないくらい気持ちの悪いものだったので、ぜひその1コマは見てみて欲しいです。
またその回想の前後には、憲、母の百子、末吉と森田さんで食卓を囲むシーンや車で森田さんを家まで送るシーンがあるのですが、要所要所で彼女が憲との関係性を匂わせるような発言をするんですよね。
そして彼女を家まで送り届けた後には、森田さんが西田家から帰る前に仕掛けた“西田家破壊工作”により、事態は急展開を迎えることになります。
最初に憲と森田さんとの関係を知ってしまったのは…
実は森田さん、帰る前に西田家の“とある場所”に自分と憲が過去に体の関係があったことを書き記してから帰っていました。
その場所というのが、居間の本棚にある百子の「なぞなぞの本」の中です。
先ほどの食卓での会話で百子がなぞなぞにハマっていることを知った彼女は、百子が偶然目にする可能性のある本の中に、西田家を崩壊させる“爆弾”を仕込んで帰っていたのです。
しかし、その“爆弾”を最初に見たのは百子ではありませんでした。
なんと、百子から「デイケアの広報誌で使うなぞなぞを探して欲しい」と頼まれた兄のフミヤが、たまたまそれが書かれた本を手に取りそのページを見てしまったのです。
そのページに書かれた文字を見て、思わず固まってしまうフミヤ。
幸い百子の前で騒いだり、それを百子に見せたりということはしなかったため、彼女に“その関係”がバレることはありませんでしたが、ある意味厄介な人物に知られてしまったのもまた事実です。
これを知った彼がここから先どんな行動を起こすのか、いくつかのパターンを想像してみましたがどれも修羅場になりそうな気がして仕方がありません…。
憲、末吉、フミヤのそれぞれの懸念や心配が交錯する
森田さんが西田家に来た日を境に、憲、末吉、フミヤはそれぞれ三者三様の懸念や心配を抱いていました。
まず憲は、家族を壊そうとする森田さんに対して「殺してやる」と殺意を抱き、バイトを辞めて彼女(と末吉)を尾行するようになります。
次に父親と自分の彼女の過去の関係など全く知らない末吉は、森田さんとの結婚を夢見ながら幸せに過ごしつつも、兄のフミヤが彼女に近づいて何かしてくるのではと常に警戒心を抱いていました。
そしてフミヤは話さないので何を考えているのかははっきりしないものの、好きだった森田さんと父親の関係を知り、今は彼女に怒りの感情を抱いているようでした。
この第4巻の後半ではそんな3人の様子が順々に描かれていたのですが、ラストのシーンでは彼ら家族の“にごり”の根源とも言える森田さんが驚きの行動に出ていたのです。
正直ここまでのストーリーで彼女に対して持っていたイメージがガラッと覆されただけでなく、むしろ恐怖心まで抱かされていたので、ここから彼女が何をしようとしているのか全く想像がつきません。
はたして彼女は西田家に対して一体何をしようとしているのか、次巻へと繋がる衝撃的なラストはぜひ絵と一緒にご自身の目でご覧ください。
「今すぐそのシーンを読みたい!」という方は以下の記事にこの『住みにごり』第4巻を無料、またはお得に読める方法をまとめているので、ぜひご活用ください。
まとめ
この巻はとにかく森田さんのヤバさが際立っていましたね…。
最初はただのヒロインかと思っていたのですが、この巻を読んでから思い返すとこれまでどういった感情で末吉に近づき一緒にいたのかまで考えてしまい、彼女の全てが不穏に見えてきてしまいました。
個人的には、ここから先の展開で百子が「憲の不倫相手は森田さんだった」と知った時に何が起こるのかが1番恐ろしいです。
はたして、新たな問題が生まれ続けるこの家族の“にごり”は、いったいどこまで深くなっていくのでしょうか…?
ここまでくるともはや怖いもの見たさではありますが、この家族が行き着く先をこれからもしっかり見届けていきたいと思います。
追記:『住みにごり』5巻(39話〜)の感想記事
以下の記事に『住みにごり』第5巻の見どころをまとめています。
合わせてご覧ください。
以上、『住みにごり』第4巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。
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