[ネタバレ注意]『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』最新第9巻｜五代の家族を肉塊に変えた真犯人が明らかに！？
今回は、父親とのタッグで挑む一家バラバラ猟奇殺人事件の解決、そして五代の家族4人を殺して“肉塊”に変えた真犯人に迫る『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』第9巻の見どころ&感想記事です。
（※ネタバレを含みます。）
その表紙がこちら。
真剣な表情でボイスレコーダーをこちらに向ける1人の女性、実は彼女は「大田区一家殺人事件」で五代と体が入れ替わった当時6歳（現在32歳）の星名聖良です。
現代の彼女が表紙に描かれているということは、五代は無事に過去の事件を解決して現代に戻ってきたということになりますね。
しかし事件が解決するまでの道のりは、最後の最後まで油断できない緊張感が張り詰めるものであり、非常に読み応えのある展開となっていました。
また、現代に戻ってきてから彼女が五代に接触してくることになるのですが、そこから五代の家族が殺された未解決事件の真相に一気に迫っていくことになるんですよね。
はたして、家族を“肉塊”にされるという凄惨な事件の真相を、家族の仇となる犯人を、五代は突き止めることができるのでしょうか？
今回の記事では、そんな『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』の第9巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。
ネタバレを含みます。ご注意ください。
もくじ
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『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』8巻の振り返り
前巻の内容を振り返りたい方は、以下の記事に『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』第8巻の見どころをまとめているので、まずはこちらからご覧ください。
『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』9巻（32話〜）の見どころ&感想[ネタバレ]
それでは、さっそく『サイコ×パスト』第9巻の内容に入っていきましょう。
ちなみに「大田区一家殺人事件」の真犯人の正体は伏せていますので、誰だったのか気になる方は上記サービスを利用してその部分だけでも読んでみてください。
予想外の真犯人が星名聖良（五代）と姉の瑛里を襲う！
この第9巻は前巻の最後に正体を現した真犯人が、星名聖良（五代）と姉の瑛里が寝ている警察寮の部屋に包丁を持って忍び込んでくるという緊迫のシーンから幕を開けます。
その犯人が寝ている瑛里に包丁を突き立てようとした瞬間、寝たふりをしていた五代がランドセルを振り回してギリギリのところで包丁を弾き飛ばすことに成功しました。
しかしここで犯人の目的が“瑛里のストーカー”ではなく、“聖良との関係”であることが明かされます。
というのもこの犯人は重度のロリコンであり、過去に聖良が指輪のおもちゃをプレゼントしてくれたことを“プロポーズ”だと認識し相思相愛だと勘違いしていたのです。
そして捜査が続けば聖良と堂々と会えるこの現状を維持しようと、自らの手で新たな事件を起こすために瑛里を殺そうとしていたみたいですね。
こうして犯人の正体と目的は突き止めることができたものの、6歳の女の子の姿では一切太刀打ちができない五代。
その後、犯人に拘束された彼は目の前で自分の母親と瑛里が殺されるという、さらなるピンチに追い込まれていくことになります。
聖良たちのピンチに五代の父・哲雄が駆けつける！
上記の絶体絶命のピンチに駆けつけてくれたのは、五代の父・哲雄でした。
五代が犯人に追い込まれている途中でどこかへ電話をかけるシーンがあり、その時に彼は哲雄が持つポケベル宛にSOSのメッセージを送っていたようですね。
そしてこれにより追い詰められた末に銃で哲雄を撃とうとしてきた犯人を、巡回中に様子を見にきた哲雄と同じ交番に勤務している御子柴が阻止したことで、事件は無事に解決となりました。
ちなみに今回、五代は初めて潜入した過去で1人の犠牲者も出さずに事件を解決することができたんですよね。
父親の協力を得られた今回の潜入でそれを成し遂げられたというのは、かなりアツい展開だったと思います。
どうか五代にはこの先で自分の家族が殺された過去の事件を解決し、家族みんなで幸せに暮らす現代を取り戻してほしいですね。
五代の家族を殺した事件の犯人の手がかりが明らかに！？
「大田区一家殺人事件」を解決した五代が現代に戻る直前、五代と御子柴が握手をするシーンが描かれるのですが、そこで彼は衝撃的なものを目にします。
それは、かつて彼の家に忍び込み父親の机を漁っていた人物が持っていたとされる掌の銃創が御子柴の手にあったのです。
ただ、その傷のことを問い詰める間もなく彼の意識は現代へと戻っていってしまいました。
これをきっかけに御子柴が自分の家族を殺した犯人かもしれないと調査を進める五代。
そんな彼の目の前に新聞記者になった32歳の星野聖良が現れ、自分の父が事故死し五代の家族が殺されたきっかけが、父がこの国の“悪”について調べていたことかもしれないと伝えてきたのです。
そして2人が一緒に家族の仇を見つけ出そうと誓った後日、彼女の元に現在の御子柴の潜伏先の住所が書かれた1通の怪しい封書が届いたのです。
罠かもしれないと分かっていながらも、その住所が示す部屋へと足を運ぶ2人。
はたして彼らは、事件の鍵を握る人物である御子柴から真相に繋がる手がかりを得ることができるのでしょうか？
予測不能の新展開へと突入していくこの第9巻のラストシーンは、ぜひ絵と一緒にご自身の目でご覧ください。
「今すぐそのシーンを読みたい！」という方は以下の記事にこの『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』第8巻を無料、またはお得に読める方法をまとめているので、ぜひご活用ください。
まとめ
最初五代が6歳の女の子の体に意識を飛ばされた時はさすがに高難度すぎるだろうと思っていたのですが、この潜入で初の犠牲者0を達成できるとは思いもしませんでしたね。
五代のことを完全に信用して動いてくれる哲雄の活躍もあり、最高の親子コンビだったと思います。
また今回の潜入を通して五代の家族が殺された事件の真相に繋がる手がかりが多く出てきたことにより、先の展開への期待感が大きく増してきました。
前々から怪しい動きを見せてきていた飛高の言動も、よりあからさまなものになってきていたりと、彼の真の目的が明らかにされる時もそう遠くはなさそうです。
そしてこの巻の最後にはまた五代は日高によって過去の事件へと送り込まれたのですが、その送られた先が「殺人容疑のかかった主婦」だったんですよね。
はたして次巻ではどんな事件が彼を待っているのでしょうか？
『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』9巻（36話〜）の発売日は？
続く36話以降が収録された『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』第10巻は2025年の春ごろに発売予定のようですす。
詳細が分かり次第、このブログでもお知らせしますね。
以上、『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』第9巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。
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