[ネタバレ注意]『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』第1巻｜過去の被害者として殺人鬼に挑むサイコサスペンス！
今回は、熱血刑事が“過去”の猟奇殺人事件を“未然”に防ぐために被害者となって殺人鬼に挑むサイコサスペンスマンガ『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』、その第1巻の見どころ&感想記事です。
（※ネタバレを含みます。）
その表紙がこちら。
血の飛び散る部屋の中で下着姿で拘束される女性と、そんな彼女に鋭い刃物を向ける猟奇殺人鬼の腕が描かれています。
〜追記〜
第2巻以降の最新記事一覧はこちら↓
『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』の記事一覧
さて、タイトルや冒頭にも書きましたが、このマンガでは主人公の刑事が“過去”に起きた猟奇殺人事件に対してその犯行を“未然”に防ぐというストーリーが展開されていきます。
僕はこの“矛盾のある1文”で興味を惹かれ、そこにこの刺激の強い表紙と“猟奇殺人”というワードに後押しされて購入を決めました。
相手が猟奇殺人鬼なだけあって正直目を覆いたくなるような描写は多々ありますが、いきなりの大ピンチからどう犯人に抗っていくのかというストーリーはかなり緊張感があって面白かったですね。
サスペンス好きの方にはオススメできる作品です！
熱血刑事がJKになって鬼畜殺人鬼に迫る話 pic.twitter.com/m4NAV51sMV
— 『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』公式 最新単行本３巻発売中！ (@phyco_past) May 6, 2022
今回の記事では、そんな『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』の第1巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。
ネタバレを含みます。ご注意ください。
もくじ
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『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』のあらすじ
以下に『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』のあらすじを載せておきます。
犯人への過剰暴力が原因で左遷させられた熱血刑事の五代。
新たな上司は自称“超能力捜査官”の飛高警視正。
赴任早々、五代はとある連続殺人事件へと潜入捜査を命じられるのだが…!?
“被害者”として殺人鬼に挑め!! 刺激最凶サイコサスペンス!!
では、さっそく第1巻の内容の方に入っていきましょう。
『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』1巻の見どころ&感想[ネタバレ]
刑事の五代、上司の超能力で過去の被害者と入れ替わる！
このマンガのキモである「“過去”の猟奇殺人事件を“未然”に防ぐ」という矛盾ある設定を実現させるのが、主人公・五代の上司であり“超能力捜査官”の飛高警視正の超能力です。
なんと彼は対象の人物と過去の猟奇殺人事件の被害者の意識を超能力で入れ替えることができるのです。
それによって五代は過去の被害者の意識と入れ替えてもらい、事件の被害者としての立場から猟奇殺人鬼と直接対決をして事件を未然に防いでいく、というわけですね。
ちなみに五代は過去に家族4人を殺人鬼に殺されており、その恨みから過去の猟奇殺人事件を調べ尽くしている、言わば「猟奇殺人事件捜査のエキスパート」です。
そんな彼が“すでに知識として持っている過去の事件の詳細”という“情報”を武器に、あらゆる卑劣な猟奇殺人鬼たちに挑んでいきます。
過去の女子高生と入れ替わった五代に殺人鬼が迫る！
飛高警視正の超能力で過去の事件の被害者の中へと送られた五代刑事。
そして目を開けると彼はまさに表紙の女子高生の姿で拘束されており、隣には未来で事件の調書で見た沢田純子という女子高生が拘束されていました。
そんな彼女たちを拘束しているのが、6人もの女性の胸を切り取ってマスクや衣服に加工した「兵庫・乳房切除連続殺人事件」の猟奇殺人鬼・伊崎良信です。
彼は母親に対する執着から次々と女子高生を監禁し“ある目的”を達成しようとするのですが、彼女たちにそれができないと判断すると容赦無く胸を切り取って殺してしまうのです。
この状況を前にして入れ替わったばかりの五代は拘束されながらも抵抗しようとするのですが、意識は五代でも体は「3週間監禁された女子高生」であるため、あっさりと無力化されてしまいました。
しかしここから彼はこの絶望的な状況を前に、これからくる“千載一遇のチャンス”を利用して脱出を測ることになります。
監禁部屋から脱出した五代は殺人鬼から逃げ切れるのか！？
未来で見た事件の調書から新しく女子高生が監禁部屋に連れてこられた日が「1995年1月16日」だということを思い出した五代は、その女子高生に事情を説明し脱出の協力を申し出ます。
そして次の日、関西地区であの「阪神淡路大震災」が発生し、地震の揺れのおかげで監禁部屋のドアは歪んで閉まらなくなり、彼女たちを拘束していた天井の金具の接合部がかなり脆くなりました。
それを伊崎が仕事に行っているタイミングを見計らって思いっきり引っ張ることで壊し、ヘアピンを使って手錠を外してから監禁部屋からの脱出を試みた2人。
しかし、仕事に行っていると思っていた伊崎が部屋の外で待ち構えており、2人を「さらに拘束をキツくした上で“おしおき”をする」と言ってきたのです。
はたして非力な女子高生の姿の五代は、もう1人の女子高生と共に伊崎の魔の手から逃れることができるのでしょうか？
息を呑むほど緊張感が張り詰めるこの第1巻のラストシーンは、ぜひ絵と一緒にご自身の目でご覧ください。
「今すぐそのシーンを読みたい！」という方は以下の記事にこの『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』第1巻を無料、またはお得に読める方法をまとめているので、ぜひご活用ください。
まとめ
第1巻の最初の事件から殺人鬼の異常さが半端じゃなかったですね…。
読んでもらえばわかるのですが、自作のマスクと衣服を身につけた伊崎の姿が気持ち悪すぎて、初めて読んだ時はその絵のインパクトに終始顔が引きつってしまっていたことを覚えています。
ちなみにこの巻では伊崎との決着までは描かれず、次巻で決着、そして新たな殺人鬼が起こす事件へと進んでいきます。
過去に送られて毎回“殺されてしまう側”からのスタートというのは最初からかなり不利な状況な気もしますが、五代がそれをどう切り抜けていくのかもこの作品の見どころですね。
次巻もかなりヤバめの殺人鬼が登場するので、気になった方はぜひ2巻も続けて読んでみてください。
〜追記〜
『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』2巻（4話〜）の感想記事
以下の記事に『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』第2巻の見どころをまとめています。
合わせてご覧ください。
以上、『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』第1巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。
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