[ネタバレ注意]『ピエロマン』第5巻|ついに事件の犯人であるピエロマンの正体が明らかに!?
今回は、謎めいたピエロマンの正体、そして不破という虎時の幼馴染の存在が物語を真相へと導いていく『ピエロマン』、その第5巻の見どころ&感想記事です。
(※ネタバレを含みます。)
その表紙がこちら。
真っ黒な背景に溶け込むように、リアルなピエロマンのマスクが描かれています。
〜追記〜
第6巻以降の最新記事一覧はこちら↓
『ピエロマン』の記事一覧
さて、前巻ではピエロマン騒動のルーツが30年前の連続殺人事件にあり、それが虎時や刑事の敷島にもかかわる因縁があることが明らかになりました。
それをきっかけに虎時は脳内にある古い記憶から真相を探ろうとするのですが、いまだに決め手となる情報は出てきていません。
一方で、ピエロマンと裏でつながっていた女性マンガ家・三倉サユリも動き出し、この巻では彼女の恨みが事件をさらに大きくしていきます。
今回の記事ではそんなピエロマンの正体も含めて、新たな事実から一気に真相へと近づいていく『ピエロマン』の第5巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。
ネタバレを含みます。ご注意ください。
もくじ
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『ピエロマン』4巻の振り返り
前巻の内容を振り返りたい方は、以下の記事に『ピエロマン』第4巻の見どころをまとめているので、こちらから先にご覧ください。
『ピエロマン』5巻(38話〜)の見どころ&感想[ネタバレ]
それでは、さっそく『ピエロマン』第5巻の内容に入っていきましょう。
過去に受けた屈辱を胸に三倉サユリが復讐を実行する!
マンガ家・三倉サユリがピエロマンと繋がっていた理由、それは新人の頃に「連載を持ちたい」という彼女の気持ちを利用して体を弄んだ男たちに復讐するためでした。
どうやら彼女は原作者の如月カヲルに体を売って連載を取り、そこからは「漫画ゴクラク」の編集長や担当も含めて彼女を弄び、さらにはクスリまで無理やり飲ませたりしていたみたいですね。
そんな彼女がピエロマンに頼らず「如月だけは私が殺す」と自らの手で復讐を完了させようとしたその時、彼女の行動を先読みしていた虎時が2人の間に割って入り彼女の復讐を阻止しました。
そしてここから、虎時が自らを囮にして呼んだ特殊部隊・SATとピエロマンの激闘が描かれていきます。
このシーンは虎時がサユリを止められるかどうかも含めて、かなり緊張感が張り詰める展開になっていましたね。
これらの戦いと駆け引きがどのような決着になったか気になる方は、ぜひ第44話をチェックしてみてください。
事件の犯人・黒ピエロマンの正体は空閑雄介だった!
前巻の記事の最後に「メディアで自らをピエロマンだと名乗る人物が登場していた」と書きましたが、この巻では実はその男が本当にピエロマンの正体だったことが明らかになります。
その男の名前は空閑雄介、「山村虎時はピエロマンではなく真犯人は別にいる」と“山村虎時擁護派”を大々的に宣言をしていたIT企業の社長です。
前巻の最後の時点では「どうせ嘘なんだろうな」と思っていたのですが、まさか本当に彼がピエロマンの正体だったとは驚きました…。
ただ、彼はこれまでに登場したピエロマンのうち黒いピエロマンの中身であり、ノーマルの中身が別にいると考えるとまだピエロマンの全貌が明かされたわけではありません。
はたして彼はなぜピエロマンとなり虎時を襲ったのか、その目的や動機が気になります。
ピエロマンの正体は虎時の“幼なじみ”の不破君なのか!?
この巻では上記の黒いピエロマンの正体の他にも、ノーマルの白いピエロマンの正体の手がかりも描かれていました。
サユリが虎時に言った「“ピエロマン”は虎さんの“幼なじみ”だから」という言葉を聞いて虎時が思い出したのは、小学生の頃に一緒に遊んでいた“不破隼刀”という少年のことでした。
どうやら虎時と不破は彼が町を出ていくまでの1ヶ月足らずの間だけ、毎日のように遊んでいた仲だったみたいですね。
ただ彼のことを思い出した虎時によると、彼から恨まれるようなことに関しては何も思い当たる節がないようでした。
はたして、ピエロマンの正体は本当に不破隼刀なのでしょうか?
奇妙な雰囲気を漂わせる彼と虎時の過去回想も含めて、物語の重要なシーンが描かれたこの第5巻の後半は、ぜひ絵と一緒にご自身の目でご覧ください。
「今すぐそのシーンを読みたい!」という方は以下の記事にこの『ピエロマン』第5巻を無料、またはお得に読める方法をまとめているので、ぜひご活用ください。
まとめ
ピエロマンの正体に関してはもっと引っ張られると思っていただけに、こんなにあっさりと黒いピエロマンの正体が明かされたのは完全に予想外でしたね。
ただ個人的には飽きる間もなく描かれている怒涛の展開にとても満足しているので、ハイペースで物語が進んでいくのにはむしろ大歓迎です。
さらにはこの巻の最後には空閑の手によって新たな展開も描かれていたので、ここからのストーリーもどんな内容になっていくのか非常に楽しみです。
空閑の思惑は一体何なのか、そしてかつての同級生・不破が全ての黒幕なのか?
次巻以降の展開からも目が離せません。
追記:『ピエロマン』6巻(48話〜)の感想記事
以下の記事に続く48話以降が収録された『ピエロマン』第6巻の見どころをまとめています。
合わせてご覧ください。
以上、『ピエロマン』第5巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。
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