[ネタバレ注意]『親愛なる僕へ殺意をこめて』第10巻|ついに殺人鬼・LLの口から真相が語られる…

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今回は、物語の核となるLL事件、そして“B一”の父である八野衣真の死の真相がついに明らかになる『親愛なる僕へ殺意をこめて』、その第10巻の見どころ&感想記事です。
(※ネタバレを含みます。)

その表紙がこちら。

親愛なる僕へ殺意をこめて(10) (ヤングマガジンコミックス)

火の粉が飛び散る中、唇を噛みしめ悔しそうな表情を見せる八野衣真が描かれています。

 

〜追記〜
最終第11巻を含む『親愛なる僕へ殺意をこめて』の記事一覧はこちらから↓
『親愛なる僕へ殺意をこめて』の記事一覧

 

さて、この『親愛なる僕へ殺意をこめて』はマンガアプリ「コミックDAYS」で連載されているのですが、なんと2020年9月14日に無料公開される第97話で最終回を迎えます。

ということは、この第10巻には第81話から第88話まで収録されているので、次巻第11巻が最終巻ということになりそうですね。

その分、この巻ではこれまで謎だった部分がB一と殺人鬼LL自身の口から次々と明かされていくので、クライマックスにふさわしい緊張感の張り詰めた1冊となっていました。

 

今回の記事では、そんな『親愛なる僕へ殺意をこめて』第10巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。

正直1冊通して見どころしかなかったので、無理やり要約してまとめた感がすごいですが、それでも読んでいただければ幸いです。

※ネタバレを含みます。ご注意ください。

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『親愛なる僕へ殺意をこめて』9巻の振り返り

以下の記事に『親愛なる僕へ殺意をこめて』第9巻の見どころをまとめています。

[ネタバレ注意]『親愛なる僕へ殺意をこめて』第9巻|殺人鬼LLの正体と雪村京花を襲った真犯人が明らかに!?

 

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『親愛なる僕へ殺意をこめて』10巻の見どころ&感想[ネタバレ]

それでは、さっそく第10巻の内容に入っていきましょう。

B一が雪村京花の残した手がかりからLLのアリバイを崩す!

この第10巻は前巻の最後、B一が自分の家で育ての親である浦島亀一の手をナイフで刺し「お前が殺人鬼・LLなんだろ」と問い詰めた後のシーンから幕を開けます。

ただ、亀一は「痛みを感じないから私が真犯人というのは強引過ぎやしないか?」と認めようとはしなかったのですが、そこからB一は自分で事件について調べて目にしてきたことを説明し始めました。

まず彼は京花ちゃんが浦島乙に襲われている時の映像から、彼女が手を伸ばしていた先にあった引き出しを調べ、その奥に電話番号が書かれた紙を見つけます。

その後、それをもとに「オバタ・サチ」という女性に辿り着き、京花ちゃんが父親の車を借りて彼女に「白菱凛」について尋ねて来ていたことを知ったB一。

そしてなんと、当時オバタさんが北海道でスナックを経営していた時の店の写真に彼女の姿があり、その日付が亀一がLL事件でのアリバイにしていた北海道旅行に行っていた時の日付と重なるのです。

つまり、事件当時S県の廃墟に監禁されて殺されたとされている白菱凛が、なぜか北海道にいる亀一の目と鼻の先にいたことになります。

その理由は、廃墟にいた女性が彼のアリバイをより強固なものにするために用意された、今だ遺体すら発見されていない白菱凛と背格好の似た“6人目の被害者”だったから。

そうして、北海道で白菱凛を拉致監禁した後に殺害した彼は、家族と別れて1人レンタカーに遺体を乗せて帰り、他の4人の被害者が埋まっている山中に彼女の遺体も埋めた、というのがB一の推理でした。

それを聞いた亀一は拍手をして、「それでこそ私の“息子”だ」と不気味な笑みをB一に向けていました。

 

犯人と思われる人物のアリバイが崩れていく瞬間というのは、やっぱりサスペンスマンガの醍醐味ですよね。

さらにこのマンガではこれまで散りばめられていた謎も同時に明かされていくので、読んでいる途中は緊張感はもちろんですが、全てがパズルのようにつながっていくような気持ち良さも感じていました。

 

なぜ八野衣真は殺人鬼・LLに仕立て上げられたのか!?

ここまでの話を聞いてB一を褒めたものの「まだ『満点』はやれないな」と言い、追加で「どうやって彼女を北海道まで呼び寄せることができたのか?」と自分と白菱凛の関係を尋ねてきた亀一。

それに対してB一は、京花ちゃんが持っていた電話番号が幼少期に姉である白菱凛から彼女が失踪する直前に渡されたものだったと説明し、その彼女の北海道への失踪を亀一と八野衣真が手伝っていたと説明しました。

つまり、家庭環境から売春に手を染めていた白菱凛を、八野衣真が自分の風俗店で働かせつついつか更生できるように手助けをし、その手伝いとして自分の保護司だった亀一に新しい土地での住まいや仕事の手配をしてもらっていたのです。

ただそれが裏目となって、風俗店で働く女性たちを亀一の元へと夜逃げさせる役割も担っていた八野衣真ばかりがLL事件の被害者と一緒にいるところを防犯カメラに捕らえられており、容疑者としての疑いを濃くする状況が出来ていました。

父親の「人助けがしたい」という気持ちを踏みにじって被害者の女性たちを殺しただけでなく、全ての罪を父親になすりつけた“殺人鬼・LL”を睨みつけるB一。

しかしそれに対して彼は、答え合わせをするかのようにB一の中の父親像を「お前が思うほどいい人間でもいい父親でもなかった」と否定し、その後「これが『満点』の答えだ」と言って笑みを向けました。

 

八野衣真はLL事件に対して何もしていないだけでなく、むしろ被害者女性たちの人生を救おうとしていたんですね…。

これまでたくさんサスペンス系のマンガを読んできた中でいろんな犯人を見てきましたが、この“殺人鬼・LL”こと浦島喜一は過去最高に胸糞の悪い犯人かも知れません。

 

浦島喜一の口からLL事件の動機が語られる…

B一がここまで話し終えて「なぜこんなことをした?」と聞くと、亀一は「『痛覚麻痺』は原因の1つではある」「生まれながらに持っていた“ここにはいない感覚”を唯一“死”が満たしてくれた」と語り始めました。

「誰かを拷問している時、私は『痛み』を感じることができた」「しかし『殺し』という遊びにも飽きてしまった」と続ける亀一。

そしてそんな状況で彼が思いついたのが、“自分の持つ虚無を世界中にばら撒く”ことを目的とした、八野衣真を主役とした『殺人鬼・LL』という嘘物語だったと言うのです。

そこから彼は「物語の副産物として生まれたエイジの行く末を特等席で見たかったから、お前の目的が復讐だとわかっていた上で引き取った」、「八野衣真を殺人鬼・LLに仕立て上げた理由は、真の体にあったタトゥーの英単語を並び替えると『さつじんき・LL』になったから」という知りたくもないような真実を次々と語っていきました。

そうして全てを話し終えた後、亀一はB一に対して「私を殺しにきたんだろう」と挑発し、それを聞いてB一は亀一の顔面を殴りつけて彼の頭に銃を突き付けます。

しかし亀一は抵抗するどころかLL冤罪事件のネタバラシが最高の形で行えることに喜びすら感じているようで、「お前の手で終わらせてくれ」という言葉を最後に街に3発の銃声が鳴り響きました。

はたして、B一は親の仇である“殺人鬼・LL”に、自らの手で“復讐”を成し遂げることができたのでしょうか?

その答えは、次巻へと持ち越しとなります。

 

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まとめ

この第10巻は1冊まるまるが『親愛なる僕へ殺意をこめて』全体の答え合わせのような巻でした。

最初に読んだときは衝撃の事実の連続で頭が追いつかなかったのですが、このブログを書きながら展開を整理していくことでこれまでのストーリーとピースを1つ1つ繋げながら読み進めていくことができました。

きっとこの巻を読んだ後で最初から読み直すと、また全てのシーンが違って見えるんでしょうね。

次巻、このエイジの“二重人格”から始まったクライムサスペンスは、一体どんな結末で幕を閉じることになるのでしょうか?

作品の終わりに寂しさも感じつつ、続きが読める日を楽しみに待つとしましょう。

 

追記:ついに完結!『親愛なる僕へ殺意をこめて』最終11巻の感想記事

以下の記事についに完結となる『親愛なる僕へ殺意をこめて』最終第11巻の見どころをまとめています。

合わせてご覧ください。

[ネタバレ注意]『親愛なる僕へ殺意をこめて』最終第11巻|二重人格クライムサスペンス、ついに完結!

 

以上、『親愛なる僕へ殺意をこめて』第10巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。

 

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