[ネタバレ注意]『満州アヘンスクワッド』第4巻|アヘン売買は新京から新天地のハルビンへ!
今回は、「新刊マンガ大賞2021」でも第8位に輝いたアヘン密造クライムサスペンスマンガ『満州アヘンスクワッド』、その第4巻の見どころ&感想記事です。
(※ネタバレを含みます。)
その表紙がこちら。
通訳や用心棒として勇たちと行動を共にするモンゴル民族のバータルが、サーベルを構えてクールに表紙を飾っています。
〜追記〜
第5巻以降の最新記事一覧はこちら↓
『満州アヘンスクワッド』の記事一覧
さて、前巻勇たちは新京の満州映画協会をターゲットに「真阿片煙膏」を広める計画を立てていましたが、この第4巻からはまた新天地・哈爾濱でそれを売りさばくための行動を開始します。
追手も増えつつある中で新たな出会いもあったりと、まだ事態は大きく動かないものの先の展開に期待が膨らむ1冊となっていました。
今回の記事では、そんな『満州アヘンスクワッド』の第4巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。
ネタバレを含みます。ご注意ください。
もくじ
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『満州アヘンスクワッド』3巻の振り返り
以下の記事に『満州アヘンスクワッド』第3巻の見どころをまとめています。
[ネタバレ注意]『満州アヘンスクワッド』第3巻|勇の「真阿片煙膏」が満州映画協会を侵食していく…!
では、さっそく第4巻の内容の方に入っていきましょう。
『満州アヘンスクワッド』4巻の見どころ&感想[ネタバレ]
李姚莉との別れ際に絶体絶命のピンチが訪れる!
李姚莉こと山内洋子を主演に置いた「『真阿片煙膏』をプロパガンダする映画」を作成し終えた勇たち。
そしてその日の夜に勇は彼女に「一緒に日本へ帰らない?」と誘われたことに対して、「満州でやらなきゃいけないことがある」と言って断り、その後彼女を日本へ向かう船まで車で送っていくことになりました。
しかしその道中で周とその手下が運転する車に囲まれてしまい、全員車から下されて拘束され、一斉に銃を突きつけられてしまいます。
まさに絶体絶命の状況。
そうして今まさに周が引き金を引こうとした瞬間、突然彼の手が何者かによって狙撃されました。
撃ったのは憲兵団の熊田監督官、手柄を立てるために勇を生捕にし全てを吐かせようと追ってきており、彼にとって勇を殺そうとする周たちはジャマでしかなかったのです。
幸い勇たちは結果的に彼のおかげで敵の車を奪ってその場から逃げることができ、その後無事に李姚莉を見送ることができました。
そして後日、彼らの作ったアヘン映画が公開されると「真阿片煙膏」の注文が飛ぶように入り、新京に持ち込んだ10kg分を全て売り捌いてから彼らは新京を後にしました。
周に銃を突きつけられた時は流石に「もうおしまいだ」と思ったのですが、予想外の妨害で助かった時はかなり胸が熱くなりましたね。
ただ状況的には追手が増えたということであり、また冒頭では関東軍と手を組んでいる阿片王・里山柾と青幇が協力して「真阿片煙膏」の生産者を追い詰めようとするシーンも描かれていました。
これによってここから先はより一層勇たちのアヘン密売に緊迫感が伴ってくることになりそうです。
ロシヤの天才“逃がし屋”キリル登場!
この第4巻では新たにお金次第でどんな人でも車で逃がしてくれるロシア人ドライバー“「逃がし屋」のキリル”が登場します。
超絶的なドライビングテクニックを持つ彼は特に強盗犯や殺人犯から頼られているようで、この巻でもとっさの状況判断やその土地柄を利用した見事な“逃がし”を披露してくれました。
そんな彼はかつてソビエト連邦の最高指導者であるスターリンのもとで、政治的弾圧を実行する兵隊だったようですね。
しかし彼が一方的に気にかけていた目がほとんど見えない女性を自らの手で殺すように命じられた時に、その命を無視して持っていた銃で隊長を撃ち、そこからその女性とともに逃亡する形で裏の哈爾濱と呼ばれる傅家甸の中で最も治安が悪いとされる“大歓園”という場所にたどり着いたみたいです。
この巻ではまだ勇たちと大きく関わることはなく、きっかけ程度の出会いしか描かれていないのですが、今後彼の存在がどう物語に影響してくるのかが楽しみです。
新天地・哈爾濱で20kgの「真阿片煙膏」を売り捌く!
勇たちの次なる目的地は、12万人のロシア人を有する巨大な市場である東洋のモスクワ・哈爾濱の中でもその“裏”の部分である、無法者の安住の地と呼ぶにふさわしい傅家甸という場所です。
彼らはそこに新京の時の倍である20kgの「真阿片煙膏」を持ち込み、まずはその地で安全にアヘンを売れるようにするために、哈爾濱を裏で支配している青幇とロシアンマフィアの2大勢力間で戦争を起こさせ両方同時に潰れてもらうことを狙います。
そして彼らは2手に分かれて情報収集に出るのですが、ロシア正教会を訪れていきなりトラブルに巻き込まれた勇と麗華を助けてくれたのが、2人を依頼人と勘違いしたキリルでした。
また、青幇の本拠地でもある大歓園を訪れたリンとバータルも、そこに着いていきなり金銭を狙う居住者たちに襲われそうになったのですが、そんな状況を助けてくれたのはその街で斡旋をやっている閻馬という少年でした。
他にもキャバレーで働くロシア人女性にお金を配る「皇帝」と呼ばれる老人がいたり、大歓園の阿片窟では粗悪品と呼ぶにふさわしい阿片が流通していたりと、徐々に明らかになっていく傅家甸という街の実態。
そしてこの第4巻はリンが阿片窟の売人に「真阿片煙膏」を吸わせ、また大歓園にいるはずのキリルと共に逃げ出した女性が行方不明になってしまったところでおしまいとなります。
今は1つ1つの情報が点々としている状況ですが、これが今後どのようにつながっていくのかが楽しみですね。
ただ彼らが今回やろうとしている計画はかなり危険が伴うものになると思うので、次巻はこれまで以上に緊張感漂う展開となっていきそうです。
まとめ
この第4巻は2つの大きなエピソードの狭間にあたる巻ということもあり、大きな盛り上がりというのはなかったように思えます。
ただ新京では最後の最後まで命を狙われたり、哈爾濱では様々な要素が入り乱れたりと、繋ぎとはいえ読後の満足感はしっかりと感じることができました。
新京でも一切先の読めない展開が繰り広げられていたので、さらに大きな仕事となり敵も増えた哈爾濱ではより緊張感高まる展開が描かれていくのではと期待が膨らんでいます。
そんな次巻の予告では「闇の人身売買を追ってキリルと勇たちが手を組む」という一文があり、また同時に「哈爾濱の悪魔」として新たな青幇幹部の姿がありました。
はたして、キリルは勇たちと共に大切な女性を悪魔の手から救い出すことはできるのでしょうか?
次巻以降の展開からも目が離せません。
〜追記〜
『満州アヘンスクワッド』5巻の感想記事
以下の記事に『満州アヘンスクワッド』第5巻の見どころをまとめています。
合わせてご覧ください。
[ネタバレ注意]『満州アヘンスクワッド』第5巻|勇たち、青幇、ロシアンマフィアの三つ巴の抗争勃発!
以上、『満州アヘンスクワッド』第4巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。
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