[ネタバレ注意]『カモのネギには毒がある』第2巻|新成人が標的の“新型”マルチ商法を壊滅させる!
今回は、天才経済学者の加茂教授が現代闇ビジネスのペテン強者に“毒”を喰らわせて制裁する『カモのネギには毒がある 加茂教授の人間経済学講義』、その第2巻の見どころ&感想記事です。
(※ネタバレを含みます。)
その表紙がこちら。
茶色のスーツに身を包んだ加茂教授と、その周りに彼のゼミ生である高瀬泉水さんと名取三咲さんが描かれています。
三咲さんは休講のプラカードを持たされていますが、教授がフィールドワークに出るたびに教室の前でそれを持って立たされているのが毎回不憫なんですよね。
さて、上記の表紙画像には表示されていませんが、このコミックス第2巻の帯には作者である甲斐谷忍先生の画業30周年を記念した『特製“必勝”トランプ』の応募券が付いていました。
そのトランプには先生の代表作である『LIAR GAME』やこの『カモのネギには毒がある』など、先生のこれまでの作品のイラストと決め台詞が記載されているみたいですね。
締切は2022年10月18日で抽選で100名様に当たるようなので、先生のファンの方や好きな作品がある方はぜひ応募してみてください。
もちろん僕も応募します。
※電子版には応募券がつかないので注意してください。
今回の記事では、そんな『カモのネギには毒がある』の第2巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。
ネタバレを含みます。ご注意ください。
もくじ
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『カモのネギには毒がある』1巻の振り返り
以下の記事に『カモのネギには毒がある』第1巻の見どころをまとめています。
『カモのネギには毒がある』2巻の見どころ&感想[ネタバレ]
それでは、さっそく第2巻の内容に入っていきましょう。
新成人にせまる新型悪徳マルチ商法の手法とは?
この第2巻では冒頭から、友達のいない大学2年生の春樹くんが新型の悪徳マルチ商法にまんまとハメられていく様子がリアルに描かれていきます。
まず同じ大学の女子生徒から「学生の意識調査のアンケート」という名目で声をかけられた彼は、その会話の流れで彼女が参加するサークルに参加することになります。
そして“仲間意識”が芽生えたころに“NSA”という「3点セット15,000円の基礎化粧品セット」を売る“特別販売員”に誘われたのですが、彼も「販路拡張手当」の話を聞いたあたりで流石にこれが“マルチ商法”だと気づいていました。
しかし後からサークルの人たち全員がその“NSA”をやっていることを知り、さらに「仲間なら思いに応えるべき」と言われたことをうけて、まんまと“特別販売員”になってしまった春樹くん。
ですが当然その後の彼は化粧品も売れず特別販売員も増やせず、毎月の義務である“15万円分の商品の仕入れ代”だけがかさんでいき、それによって出来た借金を返すため日々バイトに明け暮れる生活を送ることになってしまったのです。
完全に“マルチ商法”の罠にかかってしまった春樹くんでしたが、このタイミングで加茂教授が彼に声をかけたことにより、ここから“NSA”は強烈な“毒”を食らわされていくことになります。
僕も聞いたことがあるような、典型的な“マルチ商法”の手法がありありと描かれていましたね。
ただ、初めて仲間と思えた人たちに集団でマルチに勧誘され、マルチだと分かっていてもその人たちが利益を得ているなら尚更引っかかってしまいそうな気がしなくもないです…。
恋心や仲間意識に漬け込まれ、マルチに誘われてから転がり落ちるように借金が膨らんでいく春樹くんをみていると、こちらまで悲しい気持ちになってしまいました。
これと同じことが現実世界でも行われ、春樹くんのような人が生まれ続けていると考えると、想像しただけで恐ろしいです。
加茂教授の“毒”によりマルチ組織が壊滅へ!?
加茂教授が春樹くんに声をかけたことをきっかけに、マルチ組織“NSA”はここからどんどん壊滅へと追い込まれていくことになります。
まず初めに起こったのは“NSA”に退会ラッシュ、教授が本格的に動き出してからたった2時間のうちに278人いた会員のうち102人が退会してしまうという急展開を迎えます。
それを受けて“NSA”の代表は「1ヶ月間で最も販路を拡大したものには300万のボーナスを出す」という強化月間を設けて対抗してきたのですが、1ヶ月後の会員数はさらに減少という結果に終わりました。
そして次第に春樹くんを勧誘した女子生徒も辞め、他のサークルメンバーも次々と辞めていき、残った“NSA”メンバーは代表と事の結末を見届けたい春樹くんの2人になってしまったのです。
これも全て「“NSA”を潰す」と宣言した加茂教授が仕組んだことでした。
はたして、彼は一体何を仕組んでどう動き、この結果を生み出したのでしょうか?
その“答え合わせ”は代表と春樹くんの前で教授本人がしてくれているので、そのシーンはぜひ絵と一緒にご自身の目でご覧ください。
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「究極のマルチ」を作った男・鈴鹿十郎とは一体!?
“NSA”を潰した後、元代表の男に呼ばれた加茂教授は、そこで「いい研究サンプルになってやった代わりに『マルチの究極形』とは何か講義をしてくれ」と頼まれます。
そこで彼の満足のいく解答をしてみせた教授は、彼のマルチの師でありマインドコントロールを駆使した「究極のマルチ」を作り上げた鈴鹿十郎という男の名前を教えてもらいました。
どうやらその男は、「風景」と呼ばれる「会員数5000人を超える“起業家集団”の体裁を取ったマルチ組織」の実質的トップに位置する人物のようですね。
そして「風景」の下部チームでありながら鈴鹿十郎に敵対意識を持っていた元“NSA”代表は、教授に「『風景』の内部に潜入してヤツらを潰してくれ」と頼んできたのです。
それを聞いて「面白そう」「やる」とあっさり引き受けた教授。
この第2巻は教授たちがその「風景」の勧誘に乗っかり一歩足を踏み入れたところまででおしまいとなり、本格的な内部潜入は次巻に持ち越しとなります。
ここにきてようやく「大きな敵」が登場しましたね。
元“NSA”代表の指標では加茂教授と鈴鹿十郎は同列の“天才”らしいので、教授と同様にかなり頭の切れる人物みたいです。
この男が今回の「風景」の件限りなのか、それともこれから何度も教授たちの前に立ちはだかる存在になるのかはわかりませんが、そんな“天才”に教授がどう挑んでいくのか期待が膨らみます。
まとめ
前巻とは違い、今回は丸々1冊を通して「マルチ商法」がテーマのエピソードが描かれていました。
今回春樹くんが引っかかってしまった勧誘方法以外にもいくつかの事例が記載されており、「これは引っかかってしまいそうだな」と思わされてしまうものもあったので本気で用心しないといけませんね…。
実は僕自身も街中で知らない人からアンケートをお願いされたことがあったのですが、今思うとあれがマルチの勧誘だったのかもしれません。(もちろん断りました。)
今回のエピソードを読んで「このマンガを読んでおけばマルチ商法から身を守れそう」と本気で思えたので、マンガの面白さも込みで親や友達など周りの人たちにオススメしていこうと思います。
『カモのネギには毒がある』3巻の発売日は?
『カモのネギには毒がある』第3巻は2022年11月17日に発売されています。
Amazonや楽天でも購入できますよ。
以上、『カモのネギには毒がある』第2巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。
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