[ネタバレ注意]『カモのネギには毒がある』第1巻|ペテン師を天才経済学者がカモる痛快経済エンタメマンガ!

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今回は、『LIAR GAME』の甲斐谷忍先生と『正直不動産』の夏原武先生のタッグが手がける痛快経済エンタメマンガ『カモのネギには毒がある 加茂教授の人間経済学講義』、その第1巻の見どころ&感想記事です。
(※ネタバレを含みます。)

その表紙がこちら。

カモのネギには毒がある 加茂教授の人間経済学講義 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

スーツを着てこちらに鋭い視線を向けている男性、彼こそがこのマンガの主人公であり天才経済学者の加茂洋平教授です。

 

〜追記〜
第2巻以降の最新記事一覧はこちら↓
『カモのネギには毒がある』の記事一覧

 

さて、僕はもともとこのマンガはタイトルだけは知っていたのですが、実際に読んだことはありませんでした。

しかし本屋でこの第1巻を見かけて、帯の「『LIAR GAME』甲斐谷忍×『正直不動産』夏原武の最強タッグが描く」の文字を見た瞬間に思わず手に取ってしまいましたね。

『LIAR GAME』も『正直不動産』もどちらも好きなマンガであり、それらを手がけた2人がタッグを組んだ作品というは個人的にかなり激アツだったんです。

そしてその内容も上がりきった期待値をはるかに超えてくる面白さで、確かに「経済」という小難しいテーマではあるもののストーリーのテンポが良く、重たさを感じることなく一気に最後まで読んでしまいました。

 

今回の記事では、そんな『カモのネギには毒がある 加茂教授の人間経済学講義』の第1巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。

ネタバレを含みます。ご注意ください。

 

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『カモのネギには毒がある』のあらすじ

以下に『カモのネギには毒がある』のあらすじを載せておきます。

そこのアナタ、カモられてませんか――?
「カモリズム経済理論」が世界的に評価されている天才経済学者・加茂洋平。
“フィールドワーク”と称して様々な姿に成りすます「変人」だが、経済弱者が搾取され、騙される社会で、自らの経済理論を実践し、ペテン強者たちに毒を喰らわせる――!!

引用:カモのネギには毒がある 加茂教授の人間経済学講義|集英社グランドジャンプ公式サイト

上記リンクから第1巻の冒頭にも収録されている、このマンガの魅力が詰まった読み切り版を読むことができますよ。

 

では、さっそく第1巻の内容の方に入っていきましょう。

 

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『カモのネギには毒がある』1巻の見どころ&感想[ネタバレ]

“変人”だけど“天才”な経済学者・加茂洋平とは一体!?

あらすじにもある通り、加茂教授は独自の経済理論が世界的に評価されているにもかかわらず、それに勝るとも劣らないくらい“変人”としても有名な経済学者です。

そんな彼が“変人”と呼ばれる所以ゆえんは、彼が経済学を社会と庶民から学ぶために行う“フィールドワーク”にありました。

それもただのフィールドワークではなく、2ヶ月間究極の経済弱者であるホームレスになってみたり、たくさんの通行人の表情を見るためにビラ配りをしたりと、“お金”ではなく“人を考える”ことに焦点をあてたものなのです。

これだけ聞くと変人な印象しか抱かないかもしれませんが、実際に彼はこの第1巻から“カモ”を狙うペテン強者を何人も成敗しているんですよね。

というわけで、このマンガではそんな経済学を駆使して新時代の悪を裁くニューヒーローの物語が繰り広げられていきます。

 

表紙の加茂教授からは“優秀でまじめで厳しい経済学者”という印象を受けたのですが、蓋を開けてみると実際は優秀なもののかなり“変人”要素強めで堅苦しくなく、いい意味でのギャップがありましたね。

おかげさまで“経済学がテーマ”という固いイメージを持って読み始めたこのマンガが一気にとっつきやすくなりました。

また、彼は「カネ稼げないヤツは経済学者を名乗る資格がない」という持論のもと兆を超える資産を持っており、事件解決のためのお金の使いっぷりが豪快で見ていて気持ちがいいです。

まだ上記リンクの読み切り版を読んでない方はぜひ1度読んでみてください。
きっと彼の魅力にハマると思いますよ。

 

お金をエサに貧窮した女性に肉体関係を迫る男に成敗を!

本編で最初に扱う事案は「ひととき融資」、つまり貧窮した女性に対して肉体関係を持つことを条件として個人間で行われる融資です。

ことの発端は、加茂教授のゼミに入った三咲さんの知り合いのシングルマザーが「ひととき融資」に手を出そうとしていることが明らかになったからで、その状況をなんとかするために教授は作戦を開始します。

ただ、教授はその人の代わりに「経済を知る最高の教材だから」と言って三咲さんに行かせ、さらにその人になりきって「ひととき」無しで融資を借りるというミッションを課したのです。

しかし女性の体目当てでやってきた男性がそんな条件を受け入れてくれるはずもなく、その後彼女は誘いに乗ってホテルへと着いて行ってしまうのですが、これも作戦通りだという加茂教授。

はたして2人はどんな作戦を持ってこの下劣な男を成敗するのでしょうか?

 

このマンガでは各話ごとに経済学用語の話タイトルが付けられており、このエピソードでは「異時点間の選択」と付けられていました。

「異時点間の選択」とは、「『今の快楽』と『ずっとあとの快楽』なら『今の快楽』に価値を感じてしまう」という行動経済学の用語のようです。

上記のエピソードの中でも説明されていましたが、例えば人間が高利子でも目先のお金欲しさに借金をしてしまうのにはこういった理由があったんですね。

こういった小難しい経済学用語を、ストーリーになぞらえたり身近な例で説明してくれるのは、単純に興味が湧きますしおもしろく感じられるのでありがたいです。

 

コロナ禍での救済制度を悪用する悪徳官僚を討つ!

近頃現実のニュースでも話題になっている政府のコロナ対策の不正受給、この巻の後半ではそんなタイムリーな問題にも加茂教授がメスを入れていきます。

ターゲットは「雇用調整助成金」という従業員の休業手当を政府が肩代わりしてくれる制度を、たくさん作ったダミー会社にたくさんのダミー社員を入れて不正に利用している若い悪徳官僚2人組です。

そんな彼らに銀座のクラブで「2人がベロンベロンに酔っ払った日に仲良くなった投資家」として近づき、「『事業再構築補助金』が悪用されないか心配になるほど簡単に下りた」という話をする教授。

すると2人はその話に乗ってきて、さっそく聞いた話をもとに補助金の申請を出して莫大な補助金を手にしたですが、なんとその後すぐに彼らの口座が凍結されてしまったのです。

それももちろん教授の仕業、そしてそこからさらに彼は安全策を取ればいいものを欲をかいた2人をただ損させるだけでなく、きっちりと法の裁きを受けさせるところまで討ちのめしていました。

はたして彼は一体どんな作戦で悪徳官僚たちの悪事を陽の元に晒したのでしょうか?

その痛快すぎる成敗シーンは、ぜひ絵と一緒にご自身の目でご覧ください。

「今すぐそのシーンを読みたい!」という方は以下の記事にこの『カモのネギには毒がある』第1巻を無料、またはお得に読める方法をまとめているので、ぜひご活用ください。

マンガを無料やお得に読むならコレ!オススメの電子書籍サイトやマンガアプリまとめ

 

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まとめ

読めば読むほど「こんな教授が現実にもいてくれたらいいのに」と思ってしまうくらいに、弱者をカモにして私腹を肥やすペテン師を痛快に成敗してくれるマンガでした。

実際もっとこのマンガが多くの人に読まれるようになれば、みんなが詐欺に対する自己防衛の知識を身につけて詐欺の数自体も減少するのではないでしょうか?

また、教授は講義は一切してくれませんがフィールドワークを通して経済用語や事件の問題点をわかりやすく解説してくれるので、普通にリアルな経済学や詐欺の手法の勉強にもなりましたね。

今や「必ず儲かる!」と謳った投資や副業の宣伝がSNSやネット広告などにたくさん流れていますが、改めて「甘い話に飛びつかないようにしないといけない」と思わされました。

次巻でも、“最新マルチ商法”といった新たな事案に加茂教授が“フィールドワーク”として繰り出すようなので、そこでどんな「痛快経済エンタメ」を見せてくれるのか楽しみです。

 

〜追記〜

『カモのネギには毒がある』2巻の感想記事

以下の記事に『カモのネギには毒がある』第2巻の見どころをまとめています。

合わせてご覧ください。

 

以上、『カモのネギには毒がある』第1巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。

 

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