[ネタバレ注意]『カクカゾク』第1巻|『ジンメン』のカトウタカヒロ先生が描く衝撃の家族マンガ!
今回は、あのアニマルパニックマンガ『ジンメン』を手掛けたカトウタカヒロ先生が送る、新しい家族の形を描くバトルパニックマンガのご紹介です。
(※ネタバレを含みます。)
そのマンガがこちら。
『カクカゾク』です。
「力を合わせて家族が1つになる」というフレーズはよく聞きますが、この作品では表紙に描かれているように“物理的な意味”で家族が1つになるんです(笑)
〜追記〜
第2巻以降の最新記事一覧はこちら↓
『カクカゾク』の記事一覧
僕はこのマンガをマンガアプリ「サンデーうぇぶり」で知り、あえてそこで単話ごとに読まずに単行本である程度まとめて読もうと思って、この第1巻の発売日を待ち望んでいました。
『ジンメン』の作者でもあるカトウタカヒロ先生の最新作というだけあって個人的なハードルも高かったのですが、その期待を遥かに超えてくる面白さとめちゃくちゃさがありましたね。
今回の記事では、そんな『カクカゾク』第1巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。
ネタバレを含みます。ご注意ください。
もくじ
『カクカゾク』を無料で読む方法!
文字だけでなく『カクカゾク』をマンガとして読みたい方は、無料マンガアプリ「サンデーうぇぶり」で公開されているので、ぜひそちらでも読んでみてください。
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『カクカゾク』のあらすじ
以下に『カクカゾク』のあらすじを載せておきます。
50年に一度の流星群が夜空に降りそそぐ日。
人々が願いを託す中主人公・縁は気が立っていた。
家族はバラバラ。
リストラされた父は酒乱に陥り、母は義父の介護に疲れ、姉は家に帰らず妹は引きこもり・・・かつての仲が良かった頃に、家族がまたヒトツに戻って欲しいと願う縁だったが、家族に想定外の事態が訪れ・・・
それは人類を揺るがすパニックへと繋がるのだった・・・!!
上記リンクから『カクカゾク』の冒頭1話を試し読みすることができます。
では、さっそく第1巻の内容の方に入っていきましょう。
『カクカゾク』1巻の見どころ&感想[ネタバレ]
隕石の衝突によって家族が“物理的”に1つになる!
50年に1度の流星群の日、上記のあらすじにあるような家庭の現状に耐えかねたお母さんがお父さんに離婚届を突きつけ、縁の家族は終わりを迎えようとしていました。
するとそこに引きこもりの妹の紬が包丁を持って出てきて、自分の存在が家族のバランスを崩した、自分が死ねばよかったと言って、その包丁を自らの首に突き刺します。
しかしその瞬間、巨大な隕石が家の天井を突き破って落下してきて家が吹き飛び、次に家族が目を覚ましたときには全員が表紙に描かれているように1つの体に合体していたのです。
そして彼らは突然目の前に現れた異形の化け物に襲われ、全員の意思が「逃げたい」とそろったことでようやく体は動きだし、ダッシュからの大ジャンプでひとまずピンチから逃れることができました。
ただ、この理解不能の事態はここからさらに予想外の方向へと加速していきます。
「家族が1つになる物語」とだけ聞いて、この展開を予想できる人はきっといないでしょう(笑)
「サンデーうぇぶり」のコメント欄でも発想の斜め上具合に称賛を送っている人が多かったです。
また、カトウ先生の絵の雰囲気もかなりの不気味さや怖さを演出しているので、ぜひこのマンガは文字だけでなくマンガとして読んでもらいたいですね。
縁たち家族は地球外生命体から衝撃の事実を知る!
大ジャンプから落下した先で縁たち家族がこの現状を整理しようとしていると、再び彼らの前に先ほどの化け物が追ってやってきました。
そして動けないでいるうちに敵の強烈な攻撃を受けてしまい、腹部についていた祖父の顔が潰されてしまいます。
どうやらこの化け物も縁一家と同じ合体した家族で、しかも家族仲がよく通じ合っていることで自在にその体を操って動けているようですね。
その後、その化け物は「とどめだよ」と言ってジャンプし縁一家を潰そうとしてきたのですが、ここでまた彼らの意思が「死にたくない」とそろったことで体が動き、「立ち向かうしかない」とその化け物に強烈なカウンターパンチをお見舞いしたのです。
そこから彼らはその体のまま祖父を病院に連れて行こうと表通りに出るのですが、そこでも別の一家の化け物同士がめちゃくちゃな戦いを繰り広げており、彼らはその場から逃げようとした途中で力尽き倒れ込んでしまいます。
そして、彼らが次に目を覚ますとそこは自分たちの家のはなれでしかも体は個人個人で元どおりに分かれており、祖父も無傷で生き返っていました。
ただ、しばらくするとその祖父の様子がおかしくなり、自分のことを「昨日の隕石とともにきた地球外生命体だ」と言って首を伸ばして見せ、そこから彼らはその地球外生命体から今の縁一家に何が起きているかを聞かされることになります。
縁たち家族の体は隕石によって破壊されすでに死んでおり、その地球外生命体が融合して遺伝子情報を読み取って再現した個体であること。
その地球外生命体の細胞を分けられたものは意のままに操られてしまうということ。
昨夜の流星群は全てその生命体の同族で、彼らは同族を食うことでしかエネルギーを得られないため、今後縁一家は生き残るために他の家族と戦ってその家族を食べなければならないということ。
以上のことにより、ここから彼らは生きるために他の合体した家族と戦っていかなければならない生活を余儀なくされたわけです。
その後、一通り喋った祖父(の中の地球外生命体)は眠りについてしまいました。
縁一家はとんでもなく理不尽な状況に巻き込まれてしまいましたね…。
その生命体が言うには「血の繋がりを持つ者同士を媒介にすることで圧倒的な力を発揮する」らしいのですが、連れ後を持った父母の再婚によってできた家族である彼らはこの先戦っていけるのでしょうか?
気になることだらけですが、先の展開に一気に期待が膨らんできました。
縁の友人が合体家族となり縁一家を襲う!
縁一家がまだ状況を理解できないでいるとそこに縁の友人であるモジャがやってきて、2人は外に出て昨日から一変した家族の状況を話し合い、気を紛らわすために明日学校へ行く約束を取り付けました。
そして次の日、縁は隕石と怪物騒動の影響で休校になった学校へと入り込み教室に向かうと、そこにはすでにモジャがいたのですが彼の言動はどこか支離滅裂な様子です。
すると突然、「騙してごめん」と言ったモジャが合体した家族の化け物となり、縁を食うために襲いかかってきたのです。
当然1人で合体もできない縁は一方的にやられるしかなく絶体絶命の状況に追い詰められたのですが、そこに彼を助けに現れたのは仲が悪かったはずの父親でした。
モジャ一家の攻撃によって致命傷を負った父親を担いで逃げようとする縁。
しかしそれも虚しく縁はモジャ一家によって動体を真っ二つにちぎられてしまったのですが、そんな彼の前に現れたのは祖父(の中の地球外生命体)でした。
そしてこの第1巻は、「家族を一つに」という縁の願いを聞き入れた祖父が縁と父親を食べてしまうという衝撃的な展開を最後におしまいとなります。
まとめ
正直、この第1巻は最初から最後まで衝撃的な展開だらけで、半ば唖然としながら読み進めていましたね…。
ただ「合体した家族同士の戦い」というストーリー設定はかなり面白そうですし、この予測できない展開の連続には次巻以降もかなり期待が膨らんでいます。
縁一家が“物理的に”ではなく“精神的に”1つになる時も楽しみですね。
さて、続く第2巻では、縁と父親を食べた祖父(地球外生命体)は次にどんな行動を起こすのか?
そして縁一家はモジャ一家に勝つことができるのでしょうか?
次巻もきっと冒頭から予想の斜め上をいく展開が繰り広げられていくことでしょう。
〜追記〜
『カクカゾク』2巻の感想記事
以下の記事に『カクカゾク』第2巻の見どころをまとめています。
合わせてご覧ください。
[ネタバレ注意]『カクカゾク』第2巻|合体家族同士の戦いはさらに激しさを増していく!
以上、『カクカゾク』第1巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。
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