[ネタバレ注意]『ジャンケットバンク』第14巻|団体戦での解任戦、開幕!初戦は「ピーキー・ピッグ・パレス」
今回は、団体戦で行われる解任戦の1戦目、村雨と天堂のタッグが伊藤班の強敵ギャンブラーに挑む『ジャンケットバンク』第14巻の見どころ&感想記事です。
(※ネタバレを含みます。)
その表紙がこちら。

まっすぐにこちらを見つめる村雨の頭の側に、2つの手が描かれています。
実はこれ、新しく宇佐美班の所属ギャンブラーとなった天堂弓彦の手なんですよね。
この巻では、いよいよ本格的に始まる宇佐美班と伊藤班の団体戦で行われる解任戦で、彼ら2人によるタッグマッチが行われることになります。
医者と神父という異色なコンビですが、互いに互いの実力は認めている様子でした。
しかし、いざ実際にゲームが始まってみると、思わぬ形で村雨がピンチに追い込まれていくことになるんですよね…。
はたして、彼らは2人で力を合わせて勝利を掴み取ることができるのでしょうか。
今回の記事では、そんな『ジャンケットバンク』の第14巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。
ネタバレを含みます。ご注意ください。
もくじ
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『ジャンケットバンク』13巻の振り返り
前巻の内容を振り返りたい方は、以下の記事に『ジャンケットバンク』第13巻の見どころをまとめているので、こちらから先にご覧ください。
『ジャンケットバンク』14巻(128話〜137話)の見どころ&感想[ネタバレ]
それでは、さっそく第14巻の内容に入っていきましょう。
1ヘッドギャンブラーだけが得られる凄まじい「特権」とは?
この第14巻の冒頭では、初めて1ヘッドで勝利した真経津に、特6からヘックスメダルの授与と、それによって買える特権の説明がされていました。
それらの説明をまとめると、
・ヘックスメダルは、最上位階級「1ヘッド」の勝者だけに与えられる特殊な通貨。
・1ヘッドで5勝するまでは、1戦につき1枚ずつしか賭けられない。
・ヘックスメダルは、1枚5億で銀行に売るか、「特権」を購入するための資金として使用できる。
・特権は第一種から第三種までのグレードがあり、必要なメダル枚数は第三種が最低2枚、第二種が最低10枚、第一種が最低50枚。
・第三種の特権ですら、手にした人間の人生を激変させる力がある。
・特権には期限があり、使用回数を使い切るか、購入から2ヶ月が経過すると失効する。
などなど、凄まじい権利であると同時に、「1ヘッド同士で潰し合って欲しい」という銀行の意図が見え見えなルールとなっていました。
そしてこの説明の後、特6は真経津に特権のカタログを渡したのですが、真経津はそれを1度も開かずに持って帰っていいと言ったのです。
どうやら彼はこれを見ることで、今後1ヘッドで戦うギャンブラーたちの欲しいものがわかってしまい、個人メタができてしまうと考えたみたいですね。
さらには、彼はメダルを使わないまま5勝したあとで、高額ベットを受けてくれる怪物のような相手とゲームをすることを楽しみにしているようでした。
そんな異次元のゲームをするにはあと4勝もしなければならないのですが、その時、彼の前にはどんな怪物級のギャンブラーが立ちはだかるのかが楽しみですね。
村雨&天堂の相手は飲食店経営者&弁護士!
団体戦1戦目となる村雨と天堂のタッグマッチの相手は、飲食店経営者の牙頭猛晴と弁護士の漆原伊月という2人のタッグです。彼らは高校生からの友達のようで、互いの信頼関係は、ゲームにおいても脅威となり得るほど確固たるものでした。
ただ、そんな彼らもギャンブラーとして、1/2ライフまで来るほど頭のネジが外れているんですよね。牙頭は自身の飲食店にカスハラをする客が来ると、たとえ客であっても容赦せず、熱々の鉄板に顔を押さえつけたり2階から放り投げたりしていました。また、漆原も優秀な弁護士ではあるものの、轢き逃げしておいて反省の色を一切見せない依頼者を、車での移動中に助手席から落とし轢き逃げさせていました。
そんな普通とは違う思考を持つ2人を相手に一瞬心配はしたのですが、村雨と天堂もその2人以上に普通の人間ではないんですよね。そんな4人がゲームを通して互いの考えを読み合う戦いが幕を開けます。
ここは、相手の2人もかなり強烈で、団体戦の1戦目から嫌な相手が出てきたなという印象でした。しかも、互いの信頼関係が強いタッグが相手なので、村雨と天堂がどう戦っていくのかが気になりますね…。
1/2ライフのタッグ用ゲーム「ピーキー・ピッグ・パレス」、開幕!
「ピーキー・ピッグ・パレス」は、童話『三匹の子豚』をモチーフにした、2対2で行うタッグ戦のゲームです。
各プレイヤーは「藁の家」「木の家」「レンガの家」「悪いオオカミ」の4枚を手札として持ち、それを使って相手のライフにあたる「労働ブタ」を奪い合っていきます。
流れとしては、まず「親」から反時計回りに1枚ずつカードを伏せて出す「建築フェイズ」があり、4人全員が出し終えたら一斉に公開されます。
ここで「悪いオオカミ」を出していたプレイヤーがいれば、その人物はオオカミ以外のカードを出していた相手を攻撃し、労働ブタを奪うことができます。
ただし、誰でも自由に狙えるわけではなく、オオカミが襲えるのは、その場に出ている家の中で最もグレードが低いものだけです。
家には「レンガの家」>「木の家」>「藁の家」という序列があり、より弱い家を出している者ほど狙われやすくなっています。
さらに、複数のオオカミがいる場合は、ほかのオオカミがまだ指定していない対象しか選べません。
ここまでを1戦とし、4戦で1ラウンドとなります。そして1ラウンドの間は、同じカードを2回使うことはできません。
つまり、4枚の手札をどういう順番で切るかまで含めて駆け引きが発生するわけですね。
ラウンド数に上限はなく、勝利条件は「自分または味方が先に労働ブタを6匹集めること」とされています。
なお、一度奪われたブタは取り返せず、自分が奪ったブタを奪い返されることもありません。
また、このゲームには展開をややこしくする特殊な状況も用意されていて、まず、場にオオカミが1枚も出ていなければ何も起こらず、その戦いは流れます。
さらに、オオカミと3種類の家がすべてそろった場合は「平和な世界」となり、これもあいこ扱いで流れます。
逆に、オオカミを出していても攻撃できる対象が1つもない場合は「オオカミの憤怒」となり、そのプレイヤー自身がブタを2匹失うことになります。
そして、このゲームの怖さは、ただライフを失うだけでは終わらないところです。ブタを1匹失うたびに部屋の酸素濃度が1.5%ずつ下がっていき、初期値21%から、全6匹失うと酸素欠乏症を引き起こす12%まで低下します。
場合によっては死に至るとされており、1/2ライフとはいいつつ十分に命を落としかねないゲームとなっていました。
そんな複雑な要素が絡み合う「ピーキー・ピッグ・パレス」が、開幕からどのように進んでいったのか。
村雨と天堂のタッグに不穏な空気が漂い始めるこの第14巻の後半は、ぜひ絵と一緒にご自身の目でご覧ください。
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まとめ
いよいよ、宇佐美班と伊藤班の存続を懸けた団体戦の解任戦の火蓋が切って落とされました。
個人的には今回のような主人公以外のキャラたちが戦う展開は、勝ち負けの展開が一切読めない緊張感があって大好きなんですよね。
その理由としては、漫画展開として命が懸かった展開ほど主人公が生き延びる結果が予測しやすいというのがありますが、主人公以外にはその予測が当てはまらないからです。
なので主人公の味方側であっても、常にここで死んでしまうかもしれないという危機感が、展開をおもしろくしてくれるんですよね。
とはいえ、獅子神も村雨も天堂も誰1人欠けて欲しくはないので、もしゲームに負ける展開があっても、1/2ライフで済むような負け方で負けて欲しいものです…。
大将戦の真経津の登場までの2戦、一体どんな決着が描かれていくのか、非常に楽しみです。
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以上、『ジャンケットバンク』第14巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。
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