[ネタバレ注意]『呪術廻戦』第7巻|TSUTAYAコミック大賞2019で大賞に輝いたダークバトルマンガ!
今回は、「みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2019」で大賞を受賞した、いま大注目のダークバトルマンガ『呪術廻戦』、その第7巻の見どころ&感想記事です。
(※ネタバレを含みます。)
その表紙がこちら。
この巻から登場する呪胎九相図1番が受肉し生まれた特級呪霊、脹相が表紙を飾っています。
そして彼が握っているのが弟の壊相と血塗の手です。
〜追記〜
第8巻以降の最新記事一覧はこちら↓
『呪術廻戦』の記事一覧
さて、冒頭にも書きましたが、この『呪術廻戦』が2019年7月に発表された「みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2019」でみごと1位に輝きました。
おめでとうございます!
投票者のコメントには以下のようなものがありました。
・平成ジャンプバトル漫画のエッセンスがこれでもかと詰め込まれている王道漫画
・漫画なのにアニメを見ているようなバトル描写がいい
・大人もハマれる少年漫画
すでに「週刊少年ジャンプ」の新たな看板とも言われているこの作品ですが、これからきっと今以上に人気と知名度が上がっていくでしょう。
きっとアニメ化もするのも時間の問題だと思います。
映像映えしそうな作品なので、その時が楽しみですね。
今回の記事では、そんな『呪術廻戦』第7巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。
ネタバレを含みます。ご注意ください。
もくじ
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『呪術廻戦』6巻の振り返り
以下の記事に『呪術廻戦』第6巻の見どころをまとめています。
[ネタバレ注意]『呪術廻戦』第6巻|京都交流会は乱入者によって波乱の展開に!
交流会に乱入してきた特級呪霊の花御によって伏黒や狗巻先輩たちが痛手を負わされる中、悠仁と東堂の2人がそのピンチに駆けつけました。
悠仁は東堂からのアドバイスによって初めて黒閃を決め、さらに東堂も術式「不義遊戯」を駆使してみごとな連携で怒涛の攻撃を浴びせていきます。
そして最後は、五条先生の無下限呪術の術式「蒼」と「赫」を融合させた虚式「茈」によって花御は吹き飛ばされ、事態は一件落着となりました。
続く第7巻では新たな任務、そして新たな戦いが始まります。
では、さっそく第7巻の内容の方に入っていきましょう。
『呪術廻戦』7巻の見どころ&感想[ネタバレ]
伏黒が特級呪霊相手に領域展開を繰り出す!
この第7巻から始まった新たな任務の中で、伏黒が特級呪霊と1対1で戦わなければならないシーンがありました。
見た目は以前少年院で戦った特級と同じでもそれより数段上の力を持つ相手に対し、伏黒は手持ちの呪具は折られ、1発で気を失うほどのダメージを受けてしまいます。
そんな中で彼が思い出したのは、五条先生との稽古で言われた「本気でやれ」「もっと欲張れ」という言葉でした。
その数秒後、目を覚ました彼は“奥の手”を発動しようとするものの思いとどまり、開き直ったように領域展開「嵌合暗翳庭」を繰り出したのです。
辺り一面を波のような影が覆い、その上を自由自在に動き回る伏黒。
そして、影で分身を作るなどして翻弄しつつ、最後は特級の背後にできた影の中から玉犬(渾)の爪で体を貫くことで、彼はみごと特級に勝利することができました。
その後で、伏黒が領域展開したことを感じ取った宿儺が「それでいい」と笑みを浮かべる様子が描かれていましたが、彼は最初からここまで伏黒のポテンシャルを見抜いていたんですね。
呪術師として急激な成長を遂げた伏黒。
領域展開もまだ不完全と言っていましたが、今回の戦いを通して今後彼がどう変化していくのか非常に楽しみです。
悠仁 & 釘崎 VS 壊相&血塗のタッグマッチ勃発!
伏黒が特級と戦っている時、悠仁と釘崎は別の場所で共に特級レベルである呪胎九相図2番の壊相と3番の血塗と戦っていました。
壊相と血塗の術式は、相手が2体のうちどちらかの血を取り込み、どちらかが術式を発動すれば血の侵入箇所から腐食が始まるというもので、戦いの最中に2人はそれをくらってしまいます。
しかし、釘崎はその自身の体に入った血に対して芻霊呪法「共鳴り」を打ち込み、この不利な状況を逆に利用してダメージを与えるという”我慢比べ”に持ち込んだのです。
そして宿儺のおかげで毒に耐性を持つ悠仁だけがこの状況で自由に動け、「共鳴り」で動けない血塗をボコボコにすることで、無理やり術式を解かせることに成功しました。
その後、悠仁と釘崎は2人揃って黒閃を決め、血塗を倒して壊相の右腕を破壊したところで、この第7巻はおしまいです。
重傷を負った壊相との決着は、次巻に持ち越しとなりました。
まとめ
この第7巻では伏黒と釘崎がこれまで以上の活躍を見せる巻となりましたね。
吹っ切れて自身の可能性を広げた伏黒も、相性的に有利な相手に対して一切手を緩めない釘崎も、どちらも非常にカッコ良かったです。
また、今回の戦いを読んでいて思ったのが、この作品は血や影、黒閃など、“黒”を使った表現がとてもバラエティーに飛んでいますよね。
白黒の世界しかないマンガだからこそ、その表現の魅力が十分に発揮されているのだと思います。
これからは術式の演出などにも注目して読んでみると、また違った視点からより一層この作品を楽しめるかもしれませんよ。
〜追記〜
『呪術廻戦』8巻の感想記事
以下の記事に『呪術廻戦』第8巻の見どころをまとめています。
合わせてご覧ください。
[ネタバレ注意]『呪術廻戦』第8巻|祝!TVアニメ化決定!2020年10月より放送開始!
以上、『呪術廻戦』第7巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。
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