[ネタバレ注意]『地獄楽』第11巻|罪人たちと浅右衛門が手を組み島からの脱出を狙う!
今回は、シリーズ累計250万部を突破し、ストーリーもますます混沌を極める忍法浪漫マンガ『地獄楽』、その第11巻の見どころ&感想記事です。
(※ネタバレを含みます)
その表紙がこちら。
飄々としてどこか掴みどころがない山田浅ェ門試一刀流三位・十禾が不敵な笑みを浮かべて表紙を飾っています。
さて、この『地獄楽』第11巻のコミックスの帯には作者の賀来ゆうじ先生の複製サイン色紙が当たるプレゼント企画が開催されています。
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ただ、この第11巻だけで応募できるわけではなく、同時発売された『地獄楽』の公式スピンオフギャグマンガ『じごくらく』のコミックスに付いている応募券と合わせて2枚必要になるので注意してください。
スピンオフの方は画眉丸がドMで佐切はドSだったりと、本編とは大まかなストーリーは一緒でもかなりギャグに振り切ったキャラ変がされていて面白かったですよ。
今回の記事では、そんな『地獄楽』第11巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。
ネタバレを含みます。ご注意ください。
もくじ
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『地獄楽』10巻の振り返り
以下の記事に『地獄楽』第10巻の見どころをまとめています。
[ネタバレ注意]『地獄楽』第10巻|浅ェ門の追加組と罪人たちの激突が蓬莱のいたる所で勃発する!
では、さっそく第11巻の内容の方に入っていきましょう。
『地獄楽』11巻の見どころ&感想[ネタバレ]
タオを相生する2人1組で5つの盤古の丹田を破壊せよ!
盤古の影響でタオに乱れが生じる中、蓬莱で佐切、杠、威鈴、巌鉄斎、士遠、ヌルガイ、清丸、弔兵衛、桐馬、十禾、画眉丸が1カ所に集まりました。
そして十禾の提案で彼らは、罪人も浅ェ門も関係なしにタオを相生する者同士で2人1組を組み、城内のあちこちにある盤古の火水木金土の5つの丹田を同時に切る、という作戦に出ることにします。
その組み合わせは威鈴と清丸、弔兵衛と桐馬、士遠とヌルガイ、画眉丸と佐切、巌鉄斎と十禾の5組で、メイと杠がその場に残り離れた彼らの位置の察知と同時攻撃の合図を出す役目を担います。
ただ、タイムリミットである盤古が満開になる朝まで時間がないにもかかわらず、ほとんど全員がすでに満身創痍な上に弔兵衛と画眉丸はタオの乱れで花化が深刻化してきており、一切の余裕がない状況です。
はたして彼らはこの共同作業を乗り切り、無事に盤古を破壊することができるのでしょうか?
ここから誰の失敗も許されない緊張感のある展開が続きます。
ひとまず、追加の浅ェ門と罪人たちがその場で斬り合うような最悪な展開にはならなくて安心しました。
個人的には2人1組の組み合わせにこれまでと変化があればとは思いましたが、これはこれで各々が最大限に力を発揮できそうなタッグではありますね。
これが無事に成功し全員で生きて帰れれば最良なのですが、この作戦に関与していない殊現の存在がどうも気がかりで仕方ありません…。
十禾の実力と真の狙いが明らかに!?
上記のシーンでようやく本編に絡んできた十禾。
このタイミングで彼が山田浅ェ門試一刀流3位の実力者である秘密が明らかになります。
どうやら彼は“物の原理が見える”そうで、物体の“どこにどう力を加えればどう作用するのか”が全てわかるらしいのです。
実際に、みんなが集まった際に一緒にいた岩隠れの忍びが全員の隙を付いて画眉丸にクナイを投げて殺そうとした時も、唯一それに気がつき腰に刺した竹光でそのクナイをそのまま弾き返して見せていました。
それだけなら性格はともかく実力は頼もしかったのですが、彼にはこの島でのもう1つの狙いがありました。
それは序列1位の殊現をどさくさに紛れて殺し、自分が次期当主になること。
そのために彼は、事前にまだ殊現に裏切りがバレていない桐馬に対して、島を出てからの弔兵衛との自由の身と引き換えに彼の寝首をかいて欲しいと取引を持ちかけていたのです。
とはいえ桐馬自身もまだ彼を信用したわけではなく、殊現もそう簡単に殺されてはくれないと思うのですが、はたして彼はどこまで先の展開を“見て”いるのでしょうか?
少なくとも、彼の存在がこの先もう一波乱を生むことになりそうです。
少年マンガあるあるだと思っているのですが、十禾のような飄々としたキャラってだいたい実力者であることが多いですよね(笑)
ただ彼の場合は考えが読めない上に、画眉丸たち罪人にとっては敵とも味方ともとれる存在なので、今回ばかりはその飄々とした態度が得体の知れない怖さを生んでいる気がします。
画眉丸VS次代『画眉丸』シジャの忍法合戦が始まる!
盤古の金の丹田にたどり着いた画眉丸と佐切の前に、岩隠れ衆の忍びであり次代『画眉丸』となるシジャが現れます。
画眉丸にとって彼は「言動1つで敵にも味方にもなりうる」存在で、「今の状態では勝てる気がしない相手」であるため、敵には回せない存在でした。
そこで画眉丸が「おヌシの力が必要だ」と助力を求めると、シジャは「昔の貴方に戻れたならこんなお役目即座に終える」「“がらんの画眉丸”を連れ戻して差し上げます」と言って襲いかかってきたのです。
そこからは忍法と岩隠れ流体術の応酬となり拮抗状態が続くのですが、花に侵されている画眉丸の方が消耗が早く、すぐにタオを練ることができなくなるほど追い込まれてしまいます。
そして精神的にも追い込みをかけるべく「普通を生きたい」と言う画眉丸に対し、「そんなの無理ですよ」「貴方達夫婦は本当にまやかしなのですから」と言うシジャ。
しかしその言葉をきっかけにして画眉丸の中で妻への“会いたい想い”と“会えない葛藤”という陰陽が生まれ、それによって彼は再びタオを練って回復することができたのです。
そうして復活を遂げた画眉丸は「もう遅れはとらん」「おヌシを殺す」と言い、その言葉に大興奮するシジャを最後にこの第11巻はおしまいとなりました。
画眉丸とシジャの“画眉丸”同士の殺し合いの決着は、次巻へと持ち越しになります。
まとめ
前巻までは蓬莱の各所でてんせん様や浅ェ門、罪人たち、岩隠れ衆による別々の戦いが繰り広げられまさに混沌といった様子でしたが、今回でひとまず彼らの目的が1つにまとまりましたね。
この記事では金の丹田に向かった画眉丸と佐切のシーンをピックアップしましたが、別の場所でもそれぞれのペアが互いに信頼し合い、さらなる成長や決意を見せてくれていました。
ただ、今のところ考えが読めないのが殊現と十禾ですね。
2人も実力がある分その気になれば一気に展開をひっくり返してしまいそうな気がするので、彼らの動向からは今後も目が離せません。
はたして彼らは盤古の丹田を破壊し、その先で島からの脱出を成し遂げることができるのでしょうか?
次巻以降の展開も楽しみです。
『地獄楽』12巻、最終第13巻の発売日は?
『地獄楽』第12巻、そして完結となる最終第13巻は既に発売されています。
Amazonや楽天でも購入できますよ。
以上、『地獄楽』第11巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。
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