[ネタバレ注意]『変な絵』最新第4巻|三浦義春の死の真相を突き止めるために山に登った岩田俊介に命の危機が!
今回は、惨殺された恩師が残した「山の絵」から謎めいた死の真相と犯人の正体に迫るスケッチミステリー、『変な絵』第4巻の見どころ&感想記事です。
(※ネタバレを含みます。)
その表紙がこちら。
こちらを指さして、何かを問い詰めてきているような1人の男性の姿が描かれています。
彼は熊井さんという方で、実は前巻で「山の絵」の調査をしていた岩田俊介さんの上司なんですよね。
そしてこの「山の絵」のエピソードの終盤では、彼と「子供の絵」の今野直美さんとの、意外すぎる繋がりが明らかになっていました。
また、彼の背後にある絵は、第1話で登場した「11歳の時に母親を殺害して警察に補導された女児の絵」なのですが、それもまたこのタイミングで物語に関わってくることになります。
これまでのエピソードもそうでしたが、一見関係のないエピソード同士の繋がり方が毎回予想外で、読んでいて感心すらしてしまうほどなんですよね。
はたして今回は、それらの「絵」からどんな新たな謎が解き明かされていくのでしょうか?
今回の記事では、そんな『変な絵』の第4巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。
ネタバレを含みます。ご注意ください。
もくじ
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『変な絵』3巻の振り返り
前巻の内容を振り返りたい方は、以下の記事に『変な絵』第3巻の見どころをまとめているので、こちらから先にご覧ください。
『変な絵』4巻(13話〜16話)の見どころ&感想[ネタバレ]
それでは、さっそく『変な絵』第4巻の内容に入っていきましょう。
岩田俊介が気づいた三浦義春の「山の絵」の真意とは?
この第4巻は、岩田さんが三浦さんが残した「山の絵」の意図に気づいた直後から幕を開けます。
前提として、身元特定が困難なほど惨殺された三浦さんの死亡推定時刻は、外見からは特定できなかったため、胃の内容物の消化具合から17時頃とされていました。
その上で岩田さんが気づいたこと、それは三浦さんが「自分は朝まで生きていた」と伝えるためにあの「山の絵」を描いた、ということでした。
というのも、夜には山が逆光となって山間が見えなくなっており、「山の絵」のように山と山の境目を描くには山が朝日に照らされている必要があったようですね。
こうして容疑者のアリバイを崩すことに成功した彼は、翌朝山を降りて熊井さんと警察にこのことを伝えるために、テントの中で眠りにつきました。
しかしここから、彼を予想だにしていなかった最悪な事態が襲います。
岩田俊介が三浦義春を殺した犯人に拘束され惨殺されてしまう…
テントの中で目を覚ました岩田さんは、今自分が寝袋の上から紐のようなもので縛られ身動きが取れない状況にあることに気が付きます。
その状態で足元に視線をやると犯人らしき女が座っており、そこから女は岩田さんが気を失うまで、岩で彼の足の骨を粉々になるまで砕き始めたのです。
その後、再び目を覚ました岩田さんが見たのは、三浦さんの奥さんの姿でした。
「夫の事件を調べようとするから」「私とタケシ(息子)の人生の邪魔をしようとするから」と、岩田さんを殺す理由をつらつらと並べ始める奥さん。
そして彼女は、三浦さんを殺したのと同じ手順でアリバイ作りを行い、岩田さんを人の形が分からなくなるまで岩で殴りつけて惨殺したのです。
また、彼女はその罪を容疑者の1人だった豊川さんに全てをなすりつけた上で、彼を自殺に見せかけて殺してしまいました。
よくこんな惨たらしいことができますよね…。
そんなことができる女はいったいどんなヤツなのか…と思っていた矢先、予想外の形でこれまでのエピソードとの繋がりが明かされることになります。
今野直美と優太君に付きまとう怪しい男の正体は熊井さんだった!?
この三浦さんの奥さんというのが、実は「子供の絵」のエピソードで登場した今野直美さんだったんですよね…。
そして、彼女と優太くんに付きまとっていた男こそが、岩田さんの無念を晴らすために事件について調査を続けていた熊井さんだったのです。
第2巻の最後に、今野さんが持っていた包丁で腹部を刺されてしまった熊井さん。
しかし致命傷にはなっていなかったようで、彼は一緒に来ていた警察を呼んで、今野さんは傷害罪で現行犯逮捕されてしまいました。
そしてここから、夫を殺し、岩田さんを殺し、熊井さんを刺した今野さんの過去回想が語られていきます。
ここで衝撃的だったのが、彼女は「11歳の時に母親を殺害して警察に補導された女児の絵」を描いた女児でもあったんですよね…。
はたして彼女は、どんな幼少期を過ごした末に母親を殺すような事態に陥ってしまったのでしょうか?
彼女の絶望的な半生が描かれるこの第4巻の後半は、ぜひ絵と一緒にご自身で確かめてみてください。
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まとめ
第2巻でいなくなった優太くんを懸命に探していた今野さんが、連続殺人犯だったとは思いもしませんでしたね…。
ここで情報を整理すると、今野さんは「5枚のブログの絵」の主の母親であり、「子供の絵」を描いた優太くんの祖母であり、「山の絵」を描いた三浦さんの妻であり、母親殺しの女児本人、ということになります。
つまり、物語の核となる9枚の絵のうち、今までに登場した8枚の絵が彼女に関係しているんですよね…。
きっとこの物語は、彼女を中心としたいくつもの殺人事件を、9枚の絵を通して紐解いていく物語なのでしょう。
ちなみに、この巻では今野さんの息子である武が生まれたところまでが収録されており、その後何があったのかは次巻以降に持ち越しとなっています。
はたして残る9枚目の絵は、彼女のどんな秘密と繋がっているのでしょうか?
ここから先の展開も目が離せません。
『変な絵』5巻(17話〜)の発売日はいつ?
続く17話以降が収録された『変な絵』第5巻の発売日は、まだ未定のようです。
今から続きが待ち遠しいですね。
以上、『変な絵』第4巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。



