[ネタバレ注意]『ディストピア~移住先は不貞の島でした~』最新第2巻|シーズン1完結!成瀬家の運命は!?

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今回は、奇妙すぎる風習が残る島・根度羅島を舞台にした成瀬家の物語が完結を迎える衝撃のセクシーホラー『ディストピア~移住先は不貞の島でした~』、その第2巻の見どころ&感想記事です。
(※ネタバレを含みます。)

その表紙がこちら。

ディストピア~移住先は不貞の島でした~【単行本版】2 (コミックアウル)

第1巻では嵐の中で家族写真を撮っていた成瀬家ですが、今回は燃え盛る家の前で幸せそうな笑顔を浮かべて写真撮影をしていますね。

そして彼らの後ろにはまた町長と根度羅島の島民が、まるで彼らの親戚かのように一緒に写っています。

 

さて、タイトルや冒頭に「完結」と書きましたが、これは「連載が終了した」という意味ではありません。

どうやらこのマンガは『ディストピア』というタイトルでシリーズになっており、この根度羅島を舞台にした『~移住先は不貞の島でした~』と付いた章はこの巻で完結、という構成になっているみたいですね。

そして作者の杉野アキユキ先生によると、『ディストピア』新シリーズは2024年の夏頃からスタート予定とのこと。

この新シリーズも根度羅島編と同様に、どこまでぶっ飛んだストーリーが展開されていくのか非常に楽しみです。

 

今回の記事では、そんな『ディストピア~移住先は不貞の島でした~』の第2巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。

ネタバレを含みます。ご注意ください。

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『ディストピア~移住先は不貞の島でした~』1巻の振り返り

前巻の内容を振り返りたい方は、以下の記事に『ディストピア~移住先は不貞の島でした~』第1巻の見どころをまとめているので、こちらから先にご覧ください。

 

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『ディストピア~移住先は不貞の島でした~』2巻(8話〜)の見どころ&感想[ネタバレ]

それでは、さっそく『ディストピア~移住先は不貞の島でした~』第2巻の内容に入っていきましょう。

根度羅島の奇妙な風習が生まれた過去が明かされる…

この第2巻は冒頭から、成瀬颯太が駐在さんの助けを借りて娘の真凛を連れて船で島から脱出するシーンが描かれ、その途中で彼は過去に島で何があったのかを教えてもらいます。

駐在さんが言うには、根度羅島では数百年前に島民の半分が命を落とす感染症の流行があったそうです。

そしてその中でも子供を産める島民は1家族しか残らず、彼らは家族でありながら根度羅の血を絶やさないために子供を産んだのですが、“血が近すぎた”関係で子孫を残していけなかったみたいですね。

そうした過去から、島では「根度羅の女は島の外から男を連れてくる」「子を産んだ女性は島をあげて褒め称えられる」といった風習が残っている、と彼は語っていました。

“子供を産むこと”に島全体で異常な執着があったのは、そういった過去があったからなんですね。

こうして島出身の妻を置いて本土へと戻ってきた颯太ですが、ここから2年後、彼はまた根度羅島に足を踏み入れることになります。

 

2年後、娘の真凜を誘拐された颯太は再び根度羅島へ!

島を脱出してから2年、颯太はシングルファザーとして真凜と一緒に東京で暮らしていました。

しかしある日真凜が「ママに会いたい」「1人で会いにいく」と言って、その日の夜に書き置きを残して家からいなくなってしまいます。

ただ、これは根度羅島の島民である颯太の同僚と真凜の担任の先生が結託して、颯太を島に連れ戻すために企てた作戦だったのです。

そうして彼は娘を取り戻すため、2年ぶりに根度羅島へと足を踏み入れました。

難なく島を脱出しいきなり2年後へと話が進んだ時は「こんなにあっさり完結してしまうのか」と呆気に取られていたのですが、まだまだ狂気は続いていきそうで安心しました。

しかもこの戻ってきた後の方が島としてはヤバさが増しており、ここからこの章のクライマックスに相応しい予測不能で衝撃的な展開の連続になっていましたよ。

 

島に戻った颯太が再び根度羅島の狂気に襲われる!

颯太が根度羅島に着くと予想に反して島民全員で歓迎ムードで迎えられ、そこは以前とは違い風習などに縛られない「生まれ変わった根度羅」が広がっていました。

しかしこれはすべて颯太を逃さないためのカモフラージュであり、その化けの皮が剥がれた時、彼の目にはとんでもない光景が飛び込んできたのです。

山での“きのこ狩り”の最中に颯太に手錠と目隠しを付け、襲ってくる真凜の担任の百瀬先生。

町長の指示により、病院内で“颯太の一番搾り”をかけて全力で追いかけてくる全裸の女性たち。

身動きが取れない状態で股間に装置を付けられ、“搾り取られ”続けている島の男性たち。

正直このシーンは作者の杉野先生がクライマックスに向けて追い込みをかけているような、そんな狂気を感じるシーンの連続でしたね…。

そしてその後は再び島から脱出するシーンが描かれていくのですが、そこでは真凜に銃を突きつけ人質に取った町長が颯太の前に立ちはだかります。

はたして颯太は、真凜を連れてこの狂った島から脱出することができたのでしょうか?

成瀬家の物語のクライマックスを飾るこの第2巻のラストシーンは、ぜひ絵と一緒にご自身の目でご覧ください。

「今すぐそのシーンを読みたい!」という方は以下の記事にこの『ディストピア~移住先は不貞の島でした~』第2巻を無料、またはお得に読める方法をまとめているので、ぜひご活用ください。

 

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まとめ

この第2巻は想像以上に展開が早く、狂気的な展開の連続に衝撃を受けながらあっという間に読み終えてしまいました。

そして今回も巻末にはおまけマンガが収録されていたのですが、杉野先生とコミックアウル、この組み合わせだからこそ『ディストピア』をこの形で世に出せたんだろうなあと改めて思わされるような内容でしたね。

ちなみに『ディストピア』新シリーズの予告によると新シリーズは舞台が島からシェアハウスへと移り、作画は杉野先生ではなくもりとん先生という別の方が担当されるそうです。

ただそこにはまたしても「根度羅」の文字があったので、狂気的な要素に関してはしっかりと引き継がれていきそうですね。

『ディストピア』新シリーズもどこまでぶっ飛んだマンガを読ませてくれるのか非常に楽しみです。

 

『ディストピア』の新シリーズの開始日は?

この『ディストピア~移住先は不貞の島でした~』に続く『ディストピア』の新シリーズは2024年の夏ごろに配信開始予定のようです。

詳細が分かり次第、このブログでもまたお知らせいたしますね。

 

以上、『ディストピア~移住先は不貞の島でした~』第2巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。

 

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