[ネタバレ注意]『Dr.STONE』第9巻｜VS司&氷月！“STONE WARS”もいよいよクライマックスへ！
今回は、第2章“STONE WARS”もいよいよ最終決戦へと近づいてきた『Dr.STONE』、その第9巻の見どころ&感想記事です。
（※ネタバレを含みます。）
その表紙がこちら。
試験管を持つ千空の後ろに、“STONE WARS”最大の敵である司も描かれています。
〜追記〜
第9巻以降の最新記事一覧はこちら↓
『Dr.STONE』の最新記事
この第9巻には付録で「石灰石ペーパーシップ」という1枚のペーパークラフトが付いていました。
どうやらそのシートは「LIMEX」という石灰石からつくられる革新的新素材できているようで、環境にも優しく水に濡れても大丈夫なんだそうです。
ストーリーもそうですが、こういった形で科学への興味を刺激してくれるのはこのマンガならではの良さですよね。
今回の記事では、そんな『Dr.STONE』第9巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。
ネタバレを含みます。ご注意ください。
もくじ
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『Dr.STONE』8巻の振り返り
以下の記事に『Dr.STONE』第8巻の見どころをまとめています。
[ネタバレ注意]『Dr.STONE』第8巻｜祝！アニメ化！ “STONE WARS”もついに開戦！
ケータイの設置が完了し、千空と大樹が約1年ぶりの会話をすることができた第8巻。
そしてそのケータイとゲンの声真似で司軍の人たちを寝返らせようという作戦が始まります。
また、司軍に捕まってしまったクロムを助けに行くための準備も着々と整ってきました。
果たしてクロムは無事助かるのか？
では、さっそく第9巻の内容の方に入っていきましょう。
『Dr.STONE』9巻の見どころ&感想[ネタバレ]
クロムが科学の力を駆使して自力で脱獄！
司軍に捕まり檻に入れられてしまったクロムですが、科学の力でなんとか脱出できないかと頭を悩ませます。
トイレに行くときに外で素材を集めたり、拾った枝で火をつけようとはしてみるものの、どれもあまり脱出には役には立ちません。
しかしその日の夜、なぜか彼の檻の中に没収されたはずの電池が投げ込まれていたのです。
そして彼はこれまでの経験からその電池を使って汗（塩水）を電気分解し、強アルカリ性の次亜塩素酸ナトリウムを作り出しました。
それを檻の竹をくくっている縄にかけ、クロム、科学の力でみごと自力での脱出に成功です。
これで千空たちがクロムを助けるために作っていた戦車も使い捨て特攻に使わなくても良くなりましたね。
石神村のフルメンバーが揃ったところで、いよいよ司軍との最終決戦が始まります。
VS司軍！20秒の電撃速攻開始！
千空たちの狙いは、“司と氷月のいないうちに復活液を生む奇跡の洞窟を死者数ゼロで制圧する”こと。
そしてその時間制限は、戦車の砲撃と奇襲で相手が冷静さを失っている“20秒間”だけです。
いよいよ全人類の命運を決める戦闘が始まります。
まず戦車で車両対策の罠を強引に踏み潰して道を作った千空。
そこに盾を持った大樹を先頭にコハクや金狼たち近接部隊が切り込み、さらにそれをマグマが音爆弾を使った音響兵器で遠距離から援護します。
最後には音爆弾が壊れはしたものの、大樹の大声を音響兵器で増幅させることで全員ノックアウト、みごと無血開城を成し遂げました。
わずか20秒間での決着だったこのシーン。
なんとマンガでは1Pごとに1秒カウントダウンが進むという演出が施されており、ページをめくっていく緊張感をより強く味わうことができました。
しかしまだ“STONE WARS”は終わりではありません。
いよいよ最終決戦が始まります。
司の真の望みが明らかに！
奇跡の洞窟を制圧したのもつかの間、なんと千空の墓に埋めていたケータイの存在に気づいた司と氷月が予想よりも早く千空たちの前に現れたのです。
そして始まった科学王国軍 VS 司 & 氷月の最終決戦。
千空は大樹やコハクたちが司と氷月を防いでくれている間に、手に入れた硝酸と硫酸、そしてグリセリンたっぷりの石鹸を加えてあるものを作り出しました。
それはニトログリセリン。
火薬の100倍以上のパワーを持つダイナマイトの元です。
それを紙飛行機につけて飛ばし爆発させることで、戦いを膠着状態へと持ち込んだ千空。
そして彼は司にある取引を持ちかけました。
それが「司の妹の復活」と「停戦」です。
なんと司の妹は脳死状態のまま石化状態になっており、それを石化復活時の周辺修復能力で直して見せようというのです。
結果、千空の目論見通り、司の妹の未来は石化から復活すると同時に脳死状態からも目を覚ましました。
数千年ぶりに妹を抱きしめる司。
その彼の表情は、これまでとは違いとても優しいものでした。
まとめ
千空 VS 司の戦いは平和に停戦という形で終幕を迎えました。
新たな一手を生む“科学”と常人離れした“力”の戦いは、ページをめくるたびに予想外の展開が続き非常に読み応えのあるものだったと思います。
しかし、“STONE WARS”はまだ終わりではありません。
この第9巻の最後には、千空が作ったダイナマイトで奇跡の洞窟が破壊され、司を裏切って槍で貫く氷月の姿が描かれていました。
最後の敵は氷月です。
次巻もまた目の離せない展開が続きそうですね
〜追記〜
『Dr.STONE』10巻の感想記事
以下の記事に『Dr.STONE』第10巻の見どころをまとめています。
合わせてご覧ください。
[ネタバレ注意]『Dr.STONE』第10巻｜“STONE WARS”編完結。そして新章では大航海時代へ突入！
以上、『Dr.STONE』第9巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。
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