[ネタバレ注意]『Dr.STONE』第17巻|千空たちは化学の船で海を渡ってアメリカ大陸へ!
今回は、「週刊少年ジャンプ」連載時も話題と人気を集めた北米航海編が完全収録された『Dr.STONE』第17巻の見どころ&感想記事です。
(※ネタバレを含みます。)
その表紙がこちら。
フォーマルな衣装に身を包んだ千空、龍水、ゲンとバーテンダーのような振る舞いを見せるフランソワが描かれています。
〜追記〜
第18巻以降の最新記事一覧はこちら↓
『Dr.STONE』の最新記事
この第17巻では、表紙の普段と違う格好をした千空たちによるポーカー対決を見ることができますよ。
(ゲンがいるのでもちろん全く普通のポーカーとはなりませんが笑)
また、アメリカ大陸での全く未知数の新たなクラフトアドベンチャーも始まり、先の展開に期待感を膨らませてくれる1冊となっていました。
今回の記事では、そんな『Dr.STONE』第17巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。
ネタバレを含みます。ご注意ください。
もくじ
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『Dr.STONE』16巻の振り返り
以下の記事に『Dr.STONE』第16巻の見どころをまとめています。
[ネタバレ注意]『Dr.STONE』第16巻|“Dr.STONE”編完結!物語は“本章:石化の真相”へ!
では、さっそく第17巻の内容の方に入っていきましょう。
『Dr.STONE』17巻の見どころ&感想[ネタバレ]
航路を巡って千空と龍水がポーカー対決!?
この第17巻では冒頭から、千空と龍水が難関ルートを40日で行くか、操船が容易なルートを70日で行くかで揉めているシーンから幕を開けます。
千空は復活液の原料となり人類の食糧にもなるコーンに間に合わせるため、龍水は皆への負担を考えてのそれぞれの日数だったのですが、結局折り合いはつかずに2人はポーカー勝負で決着をつけることにしました。
龍水側にはゲンが、千空側にはコハクが付き、ゲンのイカサマをコハクの動体視力と千空の頭脳で見破るという一進一退の攻防で進んでいくこの勝負。
そして、互いに全部賭けとなった最終勝負では、龍水の「Aの4カード」に対し千空が「ロイヤルストレートフラッシュ」(イカサマでAが5枚あります)で見事(?)千空の勝利となりました。
ここから彼らは本土のルリたちと連携をとって、GPSを駆使しながらショートカット航路でアメリカ大陸へと船を進めていきます。
これまでもそうでしたが、こういう勝負はゲンの良さが活きますね。
ただ、今回のポーカーは心理戦というよりはイカサマ有りきの技勝負だったので、いつかこのメンバーでのガチのポーカー対決も見てみたいです。
(そもそもゲンはイカサマなんて使わなくても心理術で普通に強そうですし。)
また、おまけコーナーに実際にポーカーで勝つコツも紹介されていたので、もし僕がポーカーをやる時にはこのエピソードを思い出して実践してみようと思います。
長い航海の末ついにアメリカ大陸にたどり着く!
上記のポーカー対決から40日後、ついに彼らは目的地であるアメリカ大陸にたどり着くことができたのですが、その道中の船上では様々な出来事が起こっていました。
上記のポーカー勝負の後、龍水がカジノを、フランソワがバーを作り船員たちの指揮を高めたり、氷月、モズ、キリサメの石化を解いて武闘派軍団がハイレベルな武稽古をしたり。
また、空が曇り進路を太陽の光に頼っていた千空たちが困り果てたいた時、クロムが集めていた方解石という天然のプリズムが「太陽の石」となって彼らの進むべき道を指し示してくれたりもしました。
長い船旅で消耗するどころか、英気を養いつつさらに力や知恵を身につけた千空たちが、いよいよアメリカ大陸へと足を踏み入れていきます。
今回フランソワがバーで千空たちに振る舞ったカクテルにはそれぞれメニューが書かれていたのですが、それらの材料は全て現実で用意できるものでした。
また前巻とこの第17巻の表紙カバーの稲垣先生の作者コメントのところにはそれらを実際にバーで作ってもらった写真が載っており、色合いがとても綺麗でめちゃくちゃ美味しそうなんですよね。
個人的にはゲンに振る舞われた『SPISY COLA』と千空に振る舞われた『3層のTEA LATTE』が特に気になるので、近いうちに実際に作って味わってみようと思います。
アメリカで千空たちを待ち受けるのは新たな科学者!?
アメリカ大陸にたどり着き、目標物のコーンを探すためひとまず“コーン帯”目指して川を登っていた千空たちを迎えてくれたのは、なんとマシンガンでの狙撃でした。
つまりアメリカには千空と同じ自力で石化から復活した科学者がいて、彼らは千空たちよりも進んだ科学力と軍事力を持っている、ということになります。
そして状況を整理している彼らの元に続けて敵の飛行機が飛んできて、今度は空からマシンガンでの攻撃を仕掛けてきました。
しかし、そんな絶体絶命とも言える状況で千空は即座にアセチレンガスを作り出してキリサメに投擲してもらい、エンストを起こさせて飛行機を墜落させることに成功したのです。
その後、千空たちはその墜落した飛行機を回収して自分たちの物にし、それに乗っていたパイロットをゲンとクロムとコハクに追跡してもらっていたのですが、ゲンは2人を置いてあえて待ち伏せていた敵のパイロットに捕まり、敵の本拠地へと連れて行かれ(乗り込んで行き)ます。
そこでゲンを待っていたのは、“Dr.XENO”と名乗る大人のプロの科学者でした。
はたして彼は同じ科学者として千空たちの味方になってくれるのか、それとも敵対姿勢を貫いてくるのか…。
次巻以降、油断できない緊張感の張り詰めた展開が続いていきそうです。
まとめ
前人未到のアメリカ大陸に着きそこで大冒険が繰り広げられるかと思いきや、まさかの科学対決が幕を開けるとは思いもしませんでしたね…。
しかも科学力に関しては敵の方が上回っているようなので、ここから千空たちがどう反撃にでていくのかは非常に気になるところです。
ただ次巻予告を見ると千空はいつものように「唆るぜこれは…!」とやる気満々だったので、きっと彼ならなんとかしてくれることでしょう。
思いがけない幕開けとなったアメリカ大陸編。
ここから先の展開からも目が離せません。
〜追記〜
『Dr.STONE』18巻の感想記事
以下の記事に『Dr.STONE』第18巻の見どころをまとめています。
合わせてご覧ください。
[ネタバレ注意]『Dr.STONE』第18巻|千空とゼノが率いる化学王国同士の速攻戦が開幕!
以上、『Dr.STONE』第17巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。
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