[ネタバレ注意]『ダーウィンズゲーム』最新(最終)第30巻|ついに完結!カナメVSグリードの最終決戦!

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今回は、王道をいく異能力デスゲームから始まり、最終的には世界の命運を握る戦いまでを描き切った『ダーウィンズゲーム』、その第30巻の見どころ&感想記事です。
(※ネタバレを含みます。)

その表紙がこちら。

ダーウィンズゲーム 30 (少年チャンピオン・コミックス)

グリードによって荒廃させられた世界でも、希望に満ちたような笑顔をこちらに向けている「サンセットレーベンズ」のメンバー達が描かれています。

作者の高畑ゆき先生によると、このカバーイラストは「朝焼けのカラスたち」を現しており、「旅立ちの時」という意味が込められているみたいですよ。

第29巻までの『ダーウィンズゲーム』の最新記事一覧はこちら↓
『ダーウィンズゲーム』の記事一覧

さて、『ダーウィンズゲーム』はこの第30巻で最終話を迎えることになります。

初めは謎のアプリ「ダーウィンズゲーム」による能力を使ったデスゲームが描かれていましたが、話が進むに連れてどんどんと話のスケールが大きくなっていきましたよね。

そしてこの最終巻では物語は過去や未来までも侵食し、カナメ達のいる世界線の命運をかけたグリードとの最終決戦が描かれていくことになります。

はたして、カナメ達はグリードの侵攻を阻止し、平穏な世界を手に入れることができるのでしょうか?

 

今回の記事では、そんな『ダーウィンズゲーム』の最終第30巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。

ネタバレを含みます。ご注意ください。

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『ダーウィンズゲーム』29巻の振り返り

前巻の内容を振り返りたい方は、以下の記事に『ダーウィンズゲーム』第29巻の見どころをまとめているので、こちらから先にご覧ください。

 

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『ダーウィンズゲーム』30巻(117話〜)の見どころ&感想[ネタバレ]

それでは、さっそく『ダーウィンズゲーム』第30巻の内容に入っていきましょう。

グリードの協力者・シロガネ教授の真の目的が明らかに!

この第30巻では、これまでずっと怪しい動きを見せていたシロガネ教授が、どんな目的をもってグリードに協力していたのかが明らかになります。

彼の目的、それは彼自身がグリードになることでした。

彼は対象のあらゆる情報を読み取ることができる基底言語ルートコードという能力を持っており、それは「ネットワークに入る」という条件さえクリアすれば読み取った情報の書き換えも可能になるようです。

そして「グリードを理解する」という名目でジッターにグリードにしてもらえた彼は、完全な情報生命体であるグリードのネットワークに入ったことになり、能力で彼らを完全に制御できるようになってしまったのです。

さらにグリードの中には100を超える能力が情報として保存されていたようで、グリードとなった彼はそのすべての能力を自在に使えるようになっていました。

まさにラスボスに相応しいチート級の能力ですよね…。

そんな化け物を相手に、カナメ達の最後の戦いが幕を開けます。

 

100の能力を持つグリードVS世界線の守護者!

前巻でイザヤの執務室でグリードの襲撃を受けてから半年後、姿を消していたカナメとイザヤは満を持してグリードとなったシロガネ教授を討つ作戦を開始します。

その作戦とは、イザヤの会社で新作ゲームアプリのプロジェクト発表会を開催し、それを囮にカナメが単独でシロガネ教授の元へ乗り込む、といったものでした。

ただその発表会当日に送り込まれたジッターには、世界線の守護者の防壁を無効化するDゲームのシステム端末が渡されており、彼女の攻撃は必ずイザヤに通るようになっていました。

一方でカナメとシロガネ教授も、戦闘が始まった瞬間にシロガネ教授が能力で瞬間移動してカナメの背後を取り、別の能力での一撃決着を狙ってきました。

しかし、彼の攻撃はカナメには届きませんでした。

なんと彼はすでにイザヤからこの世界線の守護者の権限を託されており、守護者の防壁でシロガネ教授の攻撃を防いでみせたのです。

つまりイザヤは丸腰で命をかけて囮を買って出たのであり、その甲斐あってカナメの戦闘力は100の能力を持つグリードとなったシロガネ教授をも圧倒していました。

はたして、この『ダーウィンズゲーム』最後の戦いとなるこの激戦は、一体どんな決着を迎えるのでしょうか?

そして彼らの紡いできた物語はどんな幕の閉じ方をするのでしょうか?

ここまでこのマンガを読んできてよかった」と、心の底から思えた感動のラストシーンは、ぜひ絵と一緒に、ご自身の目でご覧ください。

「今すぐそのシーンを読みたい!」という方は以下の記事にこの『ダーウィンズゲーム』第30巻を無料、またはお得に読める方法をまとめているので、ぜひご活用ください。

 

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まとめ

第1巻からこの最終巻まで、本当にずっと先の読めない緊張感のある展開にワクワクさせられっぱなしの作品でした。

最後の戦いもこれまでの集大成といった感じで、カナメとサンセットレーベンズの仲間たちの絆を感じられて胸が熱くなりました。

「異能力デスゲームマンガ」と銘打たれてはいるものの、個人的には「1人1能力」を駆使した王道かつトリッキーなバトルシーンが印象に残っていますね。

グリードが出てきたあたりからバトルの規模も大きくなっていきましたが、欲を言うともっといろんなゲームでのプレイヤー同士の戦いや駆け引きが読んでみたかったです。

とはいえ「世界線」や「過去と未来」など、想像を超えてどこまでも広がっていく世界観も大好きでした。

作者のFLIPFLOPs(原作:深山秀、作画:高畑ゆき)のお二方、素晴らしい作品をありがとうございました。

また次回作があればぜひ読んでみたいです。

 

以上、『ダーウィンズゲーム』最終第30巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。

 

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