[ネタバレ注意]『code:ノストラ』第1巻|未来予知能力で犯罪の阻止に挑む本格電脳アクション開幕!

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今回は、一度死にかけた男が脳内に移植されたコンピューター「ノストラ」による予知能力で、未来で起こる事件に挑む『code:ノストラ』、その第1巻の見どころ&感想記事です。
(※ネタバレを含みます。)

その表紙がこちら。

code:ノストラ(1) (ヤングマガジンコミックス)

頭を抱えながらこちらに手を伸ばしている彼が、とある出来事に巻き込まれた結果「未来予知」というチート能力を手に入れることになったこのマンガの主人公・神矢迅です。

 

〜追記〜
第2巻以降の最新記事一覧はこちら↓
『code:ノストラ』の記事一覧

 

今回の記事では、そんな『code:ノストラ』の第1巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。

ネタバレを含みます。ご注意ください。

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『code:ノストラ』1巻の振り返り

以下に『code:ノストラ』のあらすじを載せておきます。

物事の先が読めなくていつも損してしまう男・神矢迅は、人生大逆転したいと思いながらも空回りばかりの毎日。
あげくの果てに重大な犯罪に巻き込まれて拳銃で頭を撃たれてしまう。
瀕死の重傷を負った迅だったが、とある病院で「オメガブレイン」なるものを移植されて一命を取りとめる。そして起きた迅は考えられないようなチート能力を手にしていた!
未来犯罪と命の重さを巡る本格電脳アクション!

引用:『code:ノストラ』|ヤンマガWeb

上記のリンクから冒頭3話の試し読みができますよ。

 

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『code:ノストラ』1巻の見どころ&感想[ネタバレ]

それでは、さっそく第1巻の内容に入っていきましょう。

ノストラを埋め込まれた神矢迅とはどういう男なのか

神矢迅は母子家庭で母親想いなのですがフリーターで、お人好しな性格があだとなり自分でついた嘘を正直に告白してしまったり、今までの人生で自分の思うように生きていくことができなかった青年です。

「要領よく立ち回れていたら今と違う未来があったのだろうか」と、ふと思ってしまうような、そんな冴えない日々を送っていました。

そんな彼は合コンの帰り道に“謎の男”に頭を撃たれてしまい、その処置としてとある病院で頭の中にノストラというコンピューターを埋め込まれたことをきっかけに、予知能力が芽生えることになります。

このマンガでは、神矢がその予知能力を使用し事件を未然に防ぐ『未発生事件対策課』に所属し活躍していく様子が描かれていきます。

 

慣れないながらも予知能力を使用し、目の前の人を救えるかどうかという瀬戸際の様子が描かれていくので、常に緊張感があるんですよね。

事件が発生してしまうタイムリミットに間に合うのか。
どんな手段を使って事件を防ぐのか。

手に汗握る展開が次々と描かれていきます。

 

ノストラから事件までのカウントダウンが告げられる!

警察病院に入院していたものの、外食がしたくなり病院を抜け出した神矢。

すると1人の少年が目に入り、その瞬間に頭の中で「バッドエンドまで残り時間23時間52分32秒」「まもなく誘拐事件が発生します」という謎の声が聞こえてきます。

困惑する神矢にその声は予測される状況をビジュアル化して脳内に見せてきて、そこにはその少年が無残に殺されている風景、外国人風の男が複数人など様々な情報が映像で流れ込んできたのです。

そして、そこに外国人風の男がやってきて少年に声をかけ、このままではまずいと感じた神矢は少年を助けるために外国人風の男の手を取りました。

それによって神矢は襲われそうになったのですが、予知能力と一時的な筋力増強によって困惑しながらもその男に勝利しました。

 

やはり予知能力は一度は憧れますよね。自分もこうだったら、とつい妄想をしてしまいます。

戦闘しながらもノストラとの会話や外国人風の男の怯え具合などコメディな部分も多くありクスッとなりながら楽しむことができました。

 

神矢の妹・朝陽が殺人鬼に狙われる!

神矢迅が入院する警察病院では強姦殺人を犯した犯人も入院していました。

そんな男が下半身麻痺で車椅子に乗って移動している際に、神矢迅のお見舞いにきていた彼の妹の朝陽に目を付け誘拐します。

その頃、まだ特殊捜査官になるか迷っている神矢迅にノストラから「朝陽が襲われ殺害される」という事件予告が届きます。

それを聞いた神矢はすぐに朝陽の救出に向かい、ノストラと意思疎通を図って間一髪ではありましたがなんとか妹の救出に成功しました。

自宅へ帰り朝陽が安心して母親と会話をしている様子を見て「事件は起きてからではもう遅い」ということに気づかされ、これをきっかけに彼は特殊捜査官になることを決意します。

 

妹のために決して度胸があるわけではない神矢迅がノストラと言い合いながら救出に向かうシーンは鬼気迫るものがあり迫力満点でした。

救出した後も陽気な性格の朝陽は母親を心配させないように今回の事件は伝えず、いつもと変わらない様子で振る舞うその姿は非常にかっこよかったですね。

今後の彼とノストラの活躍に期待が膨ら見ます。

 

ノストラが神矢に1人と319人の命の選択を課す!

神矢が自宅でTVを見ているとノストラから「劇場で300名以上の人が大量殺人される」という大事件の予告が伝えられます。

それを聞いて彼はすぐに未発生事件対策課のチームに報告に向かって場所やリアルタイムの映像を確認すると、そこには神矢の友人の2人の姿がありました。

それを見た瞬間、彼の頭に「神矢の友人を含めた300人以上の死体が横たわっている」という最悪な映像が頭をよぎったのです。

それを見て彼が「これを阻止するにはどうしたらいいか」とノストラに聞くと、ノストラからは「300名の命を救うなら1人を犠牲に、その1人を救えば300人が犠牲になる」と言われてしまいます。

この究極の質問に、一体神矢はどちらを選択するのでしょうか?
それとも全員を救ってみせるのでしょうか?

続きが気になるところではありますが、第1巻はここでおしまいです。

 

まとめ

神矢の人間性の良さや家族愛を感じながらも、笑いやシリアスな場面もあり、また考察できることも多くて、とても今後の展開に期待できる作品だと思いました。

コンピューターゆえに冷徹な印象のノストラと人間味溢れる神矢のコンビも絶妙な良さがありますよね。

今のところ気になるのは、神矢を撃った謎の男の正体が誰なのか、なぜ神矢は巻き込まれたのか、という点でしょうか。

今は謎に包まれていますが、それもここから先で成長していくであろう神矢とノストラがきっと暴いていってくれることでしょう。

次巻で描かれていく事件も、神矢がどんな選択をして事件を解決に導いていくのかが楽しみです。

 

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追記:『code:ノストラ』2巻の感想記事

以下の記事に『code:ノストラ』第2巻の見どころをまとめています。

合わせてご覧ください。

 

以上、『code:ノストラ』第1巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。

 

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