[ネタバレ注意]『東京卍リベンジャーズ』第22巻|再び未来へ帰ったタケミチを待っていたものとは?
今回は、累計1000万部を突破しTVアニメに実写映画化と今超話題のタイムリープ×不良×サスペンスマンガ『東京卍リベンジャーズ』、その第22巻の見どころ&感想記事です。
(※ネタバレを含みます。)
その表紙がこちら。
金髪頭のタケミチが文字通り“時を駆けて”います。
『東京卍リベンジャーズ』はこれまでのどの巻の表紙もスタイリッシュでカッコいいんですよね。
個人的には14巻や15巻、19巻のような、“2人1組”のキャラが並んで描かれている表紙が好きです。
〜追記〜
第23巻以降の最新記事一覧はこちら↓
『東京卍リベンジャーズ』の記事一覧
さて、今ではTVアニメ化に実写映画化など一躍話題となっているこの作品ですが、僕は前巻の第21巻が発売したタイミングで初めてこのマンガを一気読みをしました。
僕自身これまであまり“不良マンガ”というジャンルにハマってこなかったので、最初は「話題になってるし読んでみるか」程度の感じで読み始めたのですが、第1巻を読み終えた時点で一気にのめり込んでしまいそのまま最新刊まで読む手が止められませんでしたね(笑)
そして前巻で物語史上最高の盛り上がりを見せた「天竺編」も完結し、この第22巻からまた新たな展開へと動き出していくので、それがどんなエピソードへと繋がって行くのかが非常に楽しみです。
アニメからこの作品にハマった方にはそこから続くエピソードもめちゃくちゃ面白いので、ぜひマンガという形でも楽しんでもらいたいですね。
今回の記事では、そんな『東京卍リベンジャーズ』の第22巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。
ネタバレを含みます。ご注意ください。
もくじ
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『東京卍リベンジャーズ』のあらすじ
このブログで『東京卍リベンジャーズ』を紹介するのは初めてなので、以下にあらすじを載せておきます。
花垣タケミチは、中学時代に付き合っていた人生唯一の彼女・橘ヒナタが、悪党連合“東京卍會”に殺されたことをニュースで知る。
壁の薄いボロアパートに住み、バイト先では6歳年下の店長からバカ扱い。
極めつけはドーテー……。
そんなどん底人生まっただ中のある日、12年前の中学時代にタイムリープする!!
ヒナタを救うため、逃げ続けた人生を変えるため、ダメフリーター・タケミチが、関東最凶不良軍団の頂点を目指す!!
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では、さっそく第22巻の内容の方に入っていきましょう。
『東京卍リベンジャーズ』22巻の見どころ&感想[ネタバレ]
未来を変えるためマイキーが東京卍會を解散させる!
この第22巻はマイキーによる東京卍會の解散宣言という衝撃的な展開から幕を開けます。
どうやら彼は前巻でタケミチがこれまでやってきたことを聞いて「未来を変えるためならこれが一番だろ?」という想いからこのような決断をしたみたいですね。
そしてその宣言の後、マイキーは各隊の隊長たちと副総長であるドラケンに一言ずつメッセージを伝え、「東卍はいつでもお前らの心の中にいる」という言葉を最後に東京卍會は正式に解散となりました。
ただその後、八戒の提案で“12年後”の東卍結成日に開けるタイムカプセルを埋めることになり、改めてその“約束の日”の再会を誓う東卍幹部たち。
そうして、タケミチはマイキーや千冬に別れを告げて、そしてヒナに12年後の結婚の約束をして未来へと帰っていきました。
いきなりの解散宣言には驚かされましたが、「日本の頂点のチームになったタイミングで未来の隊員達を守るために解散する」という判断は実に仲間想いのマイキーらしいケジメの付け方だと思いました。
また上記では割愛しましたが、タケミチが千冬と一緒に忘れていたヒナへのホワイトデーのお返しをサプライズで実行しようとドタバタするワンシーンも描かれていたので、ぜひそこもチェックしてみてください。
12年後の未来へ帰ったタケミチが目にした光景とは!?
タケミチはタイムリープのトリガーである「ナオトとの握手」をして12年後の未来へと帰ります。
すると彼はタキシードを着て結婚式場にいたのですが、その日の主役は残念ながら彼とヒナではなくパーちん夫妻でした。
そして披露宴の会場には幸せそうに笑う東卍幹部たちやヒナとナオトの姿があり、それを見てタケミチはもう涙を堪えることができていませんでした。
ただ、そこにマイキーの姿だけがなくタケミチがドラケンに居場所を聞くと、彼は「マイキーは海外で飲食店の経営をしている」という情報を教えてくれました。
しかし、これはドラケンが「タケミチにもう真っ当に生きてほしい」と思ってついた“嘘”であり、本当は「12年前に決別したきり会っておらず生死は知らない」というのです。
そしてここから物語は“現代”で今のマイキーを探す展開へと進んでいきます。
披露宴のシーンでは東卍幹部たちそれぞれの“今やっている仕事”が紹介されており、三ツ矢が駆け出しのファッションデザイナーになっていたりドラケンがイヌピーとバイク屋をやっていたりと、それぞれが自分の道を歩んでした。
これら全ての“今”をハナミチの“過去”での頑張りが作ったんだと考えると、なんだかとても感慨深かったですね。
そして3ヶ月後にはタケミチとヒナも結婚を控えていることが明かされたりと、まるで最終回のような雰囲気が出ていましたが、この巻の終盤ではそれらを覆すような衝撃の展開が描かれていました。
未来のマイキーは日本最大の犯罪組織“梵天”のトップ!?
マイキーが行方不明になっていることを知ったタケミチは、少し前にTVで見た“黒川イザナのピアスの柄の刺青を入れた白髪の男”がメンバーにいる日本最大の犯罪組織“梵天”についてナオトに調べてもらっていました。
そしてその結果、なんとその男は“梵天”のトップであり、さらにその正体があのマイキーであることが明らかになったのです。
それを聞いて当然信じられないという反応を見せるタケミチ。
すると彼は「過去に戻って12年前のマイキーの本心を聞く」と言ってナオトと握手をするのですが、どうやらナオトがもうこの“現代”を変えたいと思っていないために“トリガー”の役目を終えており、タイムリープをすることができませんでした。
その後、そのことを千冬に伝えると「マイキーは自分の意思で自分の道を見つけたんだ」と諭されたものの納得できないタケミチの前に、彼と同じように今のマイキーの状況を受け入れられない一虎が現れ「力を貸す」と言ってくれたのです。
しかしそこから2人は2ヶ月半の間なんの手がかりも得られずにいると、タケミチの元に八戒から1本の電話が入ります。
その内容は「12年前のタイムカプセルを開けようぜ」というものでした。
そして次巻、タイムカプセルとともに12年前のマイキーの秘めた想いが明かされていきます。
まとめ
この第22巻の序盤を読んでいた時は「タケミチの苦労が報われてここから幸せな日々が描かれていくんだ」としみじみと読んでいたのですが、後半でまさかタイムリープ無しで巨悪となったマイキーの行方を追う展開になるとは思いもしませんでしたね…。
さらに梵天の幹部には灰谷兄弟やカクチョー、ココといったこれまでの強敵たちが揃い踏みであり、タケミチがこのままマイキーを追っていけば、ただごとでは済まない予感がプンプンしてきます。
願わくば、たとえ今後梵天と争うことになったとしてもそれぞれの道を見つけた東卍幹部たちには誰1人としてかけてほしくは無いですね。
次巻、タイムカプセルを開けその中のマイキーの手紙を読んだ彼らは、一体どんな行動に出るのでしょうか?
ここから先もまだまだ目が離せない展開が続いていきそうです。
〜追記〜
『東京卍リベンジャーズ』23巻の感想記事
以下の記事に『東京卍リベンジャーズ』第23巻の見どころをまとめています。
合わせてご覧ください。
[ネタバレ注意]『東京卍リベンジャーズ』第23巻|マイキーと再開したタケミチに衝撃の展開が待ち受ける!
以上、『東京卍リベンジャーズ』第22巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。
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