[ネタバレ注意]『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』第7巻｜祝波島41人殺し編完結！次は未解決事件に挑む！
今回は、“祝波島41人殺し”が衝撃の展開を迎えて終幕し、また新たな過去の猟奇殺人事件への潜入が始まる『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』第7巻の見どころ&感想記事です。
（※ネタバレを含みます。）
その表紙がこちら。
桜が舞い散る春らしい背景の中で、ランドセルを背負った女の子が険しい顔でこちらに銃を向けています。
そんな彼女の中身はもちろん五代であり、彼女は家族全員がバラバラの状態で発見された猟奇殺人事件「大田区一家殺人事件」の被害者・星名聖良（6歳）です。
〜追記〜
第8巻以降の最新記事一覧はこちら↓
『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』の記事一覧
この巻では第5巻から続いてきた「祝波島41人殺し」編の解決が描かれ、後半からは五代がこの娘の姿で事件を未然に防ぐために奔走する新章が幕を開けます。
しかもこの「大田区一家殺人事件」は犯人が特定できていない未解決事件であり、ターゲットが分かっていないという状況が捜査を非常に難しいものにしていました。
はたして五代はこの6歳の女の子の姿のままで、事件を食い止めることができるのでしょうか？
今回の記事では、そんな『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』の第7巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。
ネタバレを含みます。ご注意ください。
もくじ
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『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』6巻の振り返り
前巻の内容を振り返りたい方は、以下の記事に『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』第6巻の見どころをまとめているので、まずはこちらからご覧ください。
『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』7巻（24話〜）の見どころ&感想[ネタバレ]
それでは、さっそく『サイコ×パスト』第7巻の内容に入っていきましょう。
五代と軍場が協力して祝波島の被人道的な秘密を暴く！
この第7巻は前巻で自らの死を偽装した軍場と“供物”として神に捧げられていた五代が、“宴”を阻止し祝波島の島民たちの秘密を暴いていくところから幕を開けます。
そもそも軍場が狂人となり島民たちを殺した理由は、恋人だった清川麻紗の姉の弥恵が島民たちの手によって生贄にされたところを目撃していたからでした。
そのため“宴”の最中に正体を現した軍場は恨みからすぐさま島民たちを銃殺しようとするのですが、五代は彼がこれ以上罪を重ねて死刑にならないようにその行動を制止します。
その後、協力者してくれていた島の駐在さんから銃を受け取った五代は彼らの武器を無力化し、猟銃を構えた軍場と共に“宴”が行われていた洞窟からの脱出に成功します。
41人もの島民を殺した理由が愛する恋人を島民に生贄にされたことに対する復讐だったと知り、軍場に対する印象が最初とは大きく変わりました。
そもそも彼が殺した人を肉塊にしたのも、本来は島民たちが証拠を残さないためにやっていたことのようで、彼よりも島民たちの方がよっぽど猟奇的ですよね…。
そしてここからは「祝波島41人殺し」編のクライマックスとなり、五代と軍場による島からの脱出劇が描かれていきます。
五代は軍馬と祝波島から脱出することができたのか？！
五代、軍場、駐在さんが洞窟を出たあと、武器を持ち血相を変えて彼らの後を追ってくる島民たち。
しかし彼らは事前に軍場が仕掛けていた誘導に引っかかって全く別の場所に出てきてしまい、その間に五代たちは村長の船に乗って島から脱出していました。
こうして彼らは島から無事に脱出することができたのですが、その後の島では五代が想定もしていなかった事態が起こっていたのです。
また、船の上でも隠れて乗り込んでいた村長の奥さんによって軍場が包丁で刺されてしまうという緊急事態が発生しており、「祝波島41人殺し」編は最後まで予測不能な展開の連続で幕を閉じました。
ちなみに、今回の事件で五代は自分の家族を殺し肉塊にした犯人は祝波島の出身ではないかという推理に辿り着いており、少しずつではありますが彼の追う真犯人にも近づいてきている気がします。
はたして彼の家族を殺した犯人は一体どんな猟奇殺人鬼なのでしょうか？
ここから先の展開でその謎めいた正体が明かされる時が非常に楽しみです。
犯人が未だ捕まっていない過去の未解決事件に挑む！
記事の冒頭にも書きましたが、次に五代が潜入する「大田区一家殺人事件」は一家がバラバラにされたのにも関わらず犯人が特定できていない未解決の猟奇殺人事件です。
ただ一応犯人候補となる3人の男性はいたようで、彼らは全員星名家の長女である星名瑛里に好意を持っていたとというところまでは調べがついていたようでした。
そんな難易度の高い今回の事件に対しても、「今度こそ被害者ゼロにしてみせる」と決意を固める五代。
はたして彼は6歳の女の子の姿で犯人を突き止め、約3日後に迫る犯行を阻止することができるのでしょうか？
懸命に6歳児になり切ろうとするも違和感しかない話し方になっている五代の様子も含めて、次巻に繋がるこの第7巻の後半シーンはぜひ絵と一緒にご自身の目でご覧ください。
「今すぐそのシーンを読みたい！」という方は以下の記事にこの『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』第7巻を無料、またはお得に読める方法をまとめているので、ぜひご活用ください。
まとめ
「祝波島41人殺し」編のクライマックスからの新たな潜入捜査の幕開けと、非常に読み応えのある1冊となっていました。
軍場の事件も個人的には最後の展開まで含めてかなり好きなエピソードだったので、このエピソードはぜひ実際にマンガで読んでみてほしいですね。
また、「大田区一家殺人事件」の方はまだ大きな動きが見られなかったものの、最後の1ページには当時警察官だった五代の父親が登場していました。
そして次巻予告では6歳の女の子の姿の五代と彼の父親が一緒に捜査を進めていたので、今回もまたこれまでとは違った展開が描かれていきそうです。
はたして歪な形での再会となった彼ら親子は、どのような活躍を見せてくれるのでしょうか？
次巻以降の展開からも目が離せません。
追記：『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』8巻（28話〜）の感想記事
以下の記事に続く28話以降が収録された『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』第8巻の見どころをまとめています。
合わせてご覧ください。
以上、『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』第7巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。
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