[ネタバレ注意]『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』第6巻｜軍場蔵人が犯した祝波島41人殺しの真相に迫る！
今回は、“幽憤の狂戦士”軍場蔵人が引き起こした“祝波島41人殺し”を阻止するために五代が奔走する『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』第6巻の見どころ&感想記事です。
（※ネタバレを含みます。）
その表紙がこちら。
綺麗な紫色の花を付ける立浪草の上で寝転がっているのは、今回の“祝波島41人殺し”を阻止するために未来の五代と体が入れ替わった清川麻紗という女子高生です。
一方でターゲットである軍場は元自衛官の狂人であり、五代はハイレベルな戦闘スキルを持つ軍場に対して、この非力な女性の体で立ち向かわなくてはなりません。
また、この島もただの猟奇殺人事件の舞台というだけではなく島自体にも秘密が隠されており、今回も先の読めない展開が連続する読み応えのある1冊となっていました。
〜追記〜
第7巻以降の最新記事一覧はこちら↓
『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』の記事一覧
今回の記事では、そんな『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』の第6巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。
ネタバレを含みます。ご注意ください。
もくじ
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『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』5巻の振り返り
前巻の内容を振り返りたい方は、以下の記事に『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』第5巻の見どころをまとめているので、まずはこちらからご覧ください。
『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』6巻（20話〜）の見どころ&感想[ネタバレ]
それでは、さっそく『サイコ×パスト』第6巻の内容に入っていきましょう。
猟奇殺人鬼・軍場蔵人の狂気が島民たちに襲いかかる！
この第6巻は冒頭から軍場の狂気が島民たちに襲いかかる展開が描かれていきます。
まず、清川麻紗と一緒に島に来ていた女子高生のうちの1人が海水浴中に軍場に岩陰に引き込まれて首を絞め落とされ、駆けつけた彼らの先輩が軍場に銃で撃たれるという事件が発生します。
そしてこれをきっかけにして武器を手にした島民たちによる軍場の捜索活動が始まり、彼らは軍場が潜む森の中へと入っていきました。
しかしそこはもうすでに軍場の縄張りのようになっており、誘い込まれた島民たちが次々と罠にかかっていってしまったのです。
その後、島民のピンチに五代も駆けつけたのですが、結果的に今回の捜索で島の若い男性1人が軍場に殺されてしましまいました。
その殺された男性はその後軍場に拠点へと持ち帰られて“肉塊”にされていたのですが、そのシーンはかなりグロテスクでしたね…。
一体彼は何を目的として島民たちに危害を加えているのか、その衝撃の真相が明らかになるのはもう少し先のことです。
五代が祝波島の秘密と軍場の真の目的を探る！
軍場の拠点で表紙のような鮮やかな立浪草の風景が描かれたポストカードを見つけた五代。
その後彼はそれと全く同じポストカードを麻紗の所持品の中から見つけ、それが彼女の姉から送られてきていたことに気が付きます。
そして今回の事件の鍵が“立浪草”にあることに勘づいた五代は、立浪草の花言葉から事件の真相と軍場が島民を41人も大量虐殺した理由に辿り着いたのです。
しかしそのタイミングで五代目掛けて軍場が襲いかかってきて、そこに駆けつけた警察官が発砲した次のシーンでは、胸から血を流して倒れる軍場の姿が描かれていました。
ただ当然こんなにあっさり事件解決とはならず、ここからこれまでの出来事が全て覆る衝撃的な展開が描かれていくことになります。
軍場を排除した祝波島の島民たちが本性を現す…！
上記の血を流す軍場を見てひとまず事態は収束したと判断した島民たちは、恐ろしい思いをさせたお詫びとして島に遊びにきていた麻紗たちに“宴”を用意すると言い出します。
ただその前に軍場に殺された男性に献杯をすると言って全員に飲み物を配ったのですが、それを口にした瞬間彼女たちは強烈な眠気に襲われて意識を失ってしまったのです。
そして次のシーンでは“宴”と称して集まった島民たちの真ん中に、“供物”として並べられた彼女たちの姿がありました。
つまりこの島では、島外から若くて美しい女性を連れてきて“島の神”に捧げるという残虐な風習があったようですね。
事件が解決したかと思いきや、軍場以外の者の手によって絶体絶命の窮地に追い込まれてしまった五代。
はたして彼はこの窮地を脱し、無事に全ての事件を解決して現代に戻ることができるのでしょうか？
祝波島に隠された秘密が明らかになるだけではなく、最後の最後まで予測不能な展開が描かれるこの第6巻の後半シーンは、ぜひ絵と一緒にご自身の目でご覧ください。
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まとめ
今回はただ軍場の猟奇殺人を阻止するだけではなく舞台となっている島の秘密も暴いていくという、非常に読み応えのある1冊となっていました。
このマンガではどうしても未来ですでに罪が確定している殺人鬼を悪と決めつけて読んでしまいますが、まさか島民たちも悪行を行っているというのは完全に予想外でしたね。
いい意味で裏切られた感もあり、個人的にはこれまでのエピソードの中でもかなり好きなエピソードになっています。
ちなみにこの巻では軍場蔵人編は完結せず、むしろかなり気になる展開で次巻へと続く終わり方になっていました。
はたしてターゲットの軍場ではない島民という第三勢力に対して、五代はどのように立ち向かっていくのでしょうか？
次巻は冒頭から緊張感が張り詰める展開となっていきそうです。
追記：『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』7巻（24話〜）の感想記事
以下の記事に続く24話以降が収録された『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』第7巻の見どころをまとめています。
合わせてご覧ください。
以上、『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』第6巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。
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