[ネタバレ注意]『小悪魔教師サイコ』第1巻｜Web広告で話題！最狂サイコパス女教師が問題児に制裁を下す！
今回は、SNSやWsb広告で注目を集め、主人公・葛西先生の強烈なサイコパスっぷりが話題となっている『小悪魔教師サイコ』、その第1巻の見どころ&感想記事です。
（※ネタバレを含みます。）
その表紙がこちら。
若く美人でありながら怪しげな笑みをこちらに向ける女性、彼女がこのマンガの主人公の新米教師・葛西心春先生です。
〜追記〜
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『小悪魔教師♡サイコ』の記事一覧
さて、この『小悪魔教師サイコ』というマンガのタイトルを、最近Webで何かを検索したり日常的にSNSを使っている人なら1度は目にしたことがあるのではないでしょうか？
かくいう僕もそのクチで、広告で気になって試し読みをして一気に惹かれ、そこからマンガアプリで無料で読める範囲まで読んでから続きが気になりすぎたのでまた1巻から購入しました。
最初は「タイトルや主人公の雰囲気から軽めの制裁マンガかな」と思っていたのですが、読んでみると葛西先生が“小悪魔”という言葉では可愛すぎるほどの強烈なサイコパスだったんですよね…。
しかし、ただそのキャラパワーで押していくような単純なマンガではなく、先生と生徒のしっかりとした駆け引きがありながら物語のテンポもスムーズで、かなりおもしろく読み進むことができました。
今回の記事では、そんな『小悪魔教師サイコ』の第1巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。
ネタバレを含みます。ご注意ください。
もくじ
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『小悪魔教師サイコ』のあらすじ
以下に『小悪魔教師サイコ』のあらすじを載せておきます。
荒廃したクラスに美人の新米教師・葛西（かさい）先生がやってくる。
実は、前の担任は生徒からのいじめにより自殺未遂を図り入院してしまったのだ。
「私が教師になったのは、生徒を幸せにするため」とほほ笑む彼女に、いじめっ子たちの陰湿な嫌がらせが始まる。
しかし、生徒たちはまだ知らなかったのだ、彼女の本性を……。
葛西先生は、サイコパスーー!?
引用：マンガBANG｜小悪魔教師サイコ｜作品詳細情報
では、さっそく第1巻の内容の方に入っていきましょう。
『小悪魔教師サイコ』1巻の見どころ&感想[ネタバレ]
いじめから生徒を守るために葛西先生が動き出す！
あらすじにもある通り、葛西先生が受け持つことになったクラスは前の担任を自殺未遂にまで追い込むような問題児が複数人いるクラスです。
そしてそんな彼女も当然着任初日から水を浴びせられたり、階段から突き落とされそうになったりしたのですが、そのどれに対しても彼女は怒る様子もなくケロッと対処していました。
しかし、そんな彼女に秘められた“サイコパスな部分”は、1人の女子生徒を守るために発揮されます。
彼女のクラスには冬川アザミという生徒がいて、彼女は前に金沢彩羽と彼氏の如月竜斗を中心とするグループに犯され、その時の動画を脅しにいじめられ下僕のような奴隷のような扱いを受けていました。
そんな彼女から事情を聞き、彼女が金沢さん達に立ち向かう意志を見せてくれたことをきっかけに、葛西先生は彼女を“教師として守る”ために行動を開始します。
表紙では不敵な笑みを浮かべている葛西先生ですが、普段の時はよく笑っていて優しい表情を見せているんです。
ただ、何か企みごとをしている時の表情は本当に冷たい目をしていて、この裏表の切り替えがまさしくサイコパスっぽいと感じてしまいました。
こんな人が悪としてではなく、一応正義として悪に制裁を下すために行動してくれるのは、いじめの被害者である冬川さんからしたらかなり頼もしいですよね。
そしてここから、サイコパス全開の葛西先生による“指導”が始まります。
葛西先生がいじめっ子を殴り、殺し、罪をなすり付ける…
夜になり、宅急便の配達員の格好をして金沢さんの家を訪れインターホンを鳴らした葛西先生。
そんなことは当然知らない金沢さんが家のドアを開けた瞬間、先生は勢いよく彼女の顔面を殴りつけ、さらにそこから逃げようとする彼女に馬乗りになりさらに顔面に殴打を繰り返します。
その後、「金沢さんとお話しにきた」という先生は彼女を縛り、しばらく会話をした後で「親から愛されていないあなたが救われる方法は死ぬことだ」と言って、彼女の身体中をめった刺しに引き裂いて殺してしまいました。
しかし、先生の“生徒を守るための行動”はこれで終わりではありません。
今回彼女は凶器に如月くんが普段持ち歩いていたナイフを使用しており、それに加えて金沢さんの家に置いてあった彼のダウンジャケットに彼女の血を大量に付着させてから彼に取りにこさせたのです。
つまり、先生は金沢さん殺しの罪を如月くんになすりつけようとしていました。
そしてまんまとそのダウンジャケットを持ち帰ってしまった如月くん。
このまま彼は先生の策にはまり、この殺人事件の犯人として捕まってしまうのでしょうか？
この第1巻では如月くんが葛西先生への疑念と復讐心を抱いたところでおしまいとなり、事件の終結は次巻へと持ち越しとなります。
葛西先生がやることを「いじめの証拠となる動画をネットに流出させて社会的に殺すのかな」くらいに思っていたのですが、まさかこんなに直接的な犯行で殺してしまうとは予想外すぎました。
しかもその時の表情は常に笑顔で、ましてや金沢さんの体を引き裂いていく時にまるで解剖実験をしているかのようなワクワクした表情をしていたのには、さすがに恐ろしさを感じましたね…。
ですが、ただ殺すのではなく“後始末”まで抜かりないようにしているのを見て、この辺りから一気にサスペンスとしての物語に引き込まれていったのを覚えています。
ちなみに、金沢さんの死体はかなりむごたらしい状態で殺されているので、苦手な人は読む際は注意してくださいね。
まとめ
このマンガの広告ではより興味を引くためか葛西先生のセクシーなシーンやサイコパスな部分が主に切り取られていたものの、実際に読んでみるとそれらの要素も含めたストーリーが単純におもしろかったですね。
読んでいて“先生がサイコパス”という点で『悪の教典』という小説を思い出したのですが、先生が悪意を向けるベクトルが全く違っていて、結果的には全然異なる作品だと感じました。
次巻からは葛西先生がまた別の学校へと移るようなので、今度はそこでどんな生徒を守り、どんな生徒に制裁を下していくのかが楽しみです。
また、上記では割愛しましたが、この第1巻の後半には葛西先生に関する2つの過去回想が描かれていました。
1つは「如月くんの兄と同級生だった葛西先生が小学生の時に彼を寝たきり状態に追いやった話」、2つ目は葛西先生が教師を目指すきっかけとなった「小学生の時に興味本位で先生の頭をかちわってそれを許された話」です。
文字だけでもとんでもない話だということは伝わると思いますが、どちらも今の葛西先生に繋がる重要なエピソードなので、この過去回想が気になる方はぜひ絵と一緒に、ご自身の目で読んでみてください。
「今すぐそのシーンを読みたい！」という方は以下の記事にこの『小悪魔教師サイコ』第1巻を無料、またはお得に読める方法をまとめているので、ぜひご活用ください。
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〜追記〜
『小悪魔教師サイコ』2巻の感想記事
以下の記事に『小悪魔教師サイコ』第2巻の見どころをまとめています。
合わせてご覧ください。
以上、『小悪魔教師サイコ』第1巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。
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