[ネタバレ注意]『鬼畜島 ダスト・エンペラー 』最新第1巻|無人島が舞台の極限パニックホラー、第2部始動!
今回は、知る人ぞ知るスラッシャーコミック『鬼畜島』を、“あの島”はそのままに新たな主人公で描く『鬼畜島 ダスト・エンペラー』、その第1巻の見どころ&感想記事です。
(※ネタバレを含みます。)
その表紙がこちら。
豚のマスクを被って業務用エプロンを身につけチェンソーを振り回す“カオル”が、不気味に表紙を飾っています。
そのマスクの下からは笑った口が見えていますが、歯並びの悪さが余計に怖さを助長していますよね…。
さて、冒頭にも書いた通り、この『鬼畜島 ダスト・エンペラー』は『鬼畜島』シリーズの正統続編となるマンガです。
第1部を読んでいた人にとっては、同じ舞台の島で馴染みのあるキャラクターたちも出てくるので、そのまま気持ちを新たに楽しめるストーリー展開となっていました。
また、だからと言って第1部を読んでいなければ話が分からないということもなく、この巻からでも「気味が悪い島でのパニックホラー」を十分に味わえる内容となっていましたよ。
今回の記事では、そんな『鬼畜島 ダスト・エンペラー』の第1巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。
ネタバレを含みます。ご注意ください。
もくじ
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『鬼畜島 ダスト・エンペラー』のあらすじ
以下に『鬼畜島 ダスト・エンペラー』のあらすじを載せておきます。
阿鼻叫喚の惨劇、ふたたび。
伝説のスラッシャーコミックの第二部『鬼畜島 ダスト・エンペラー』始動!
旅客機墜落。豚のマスク。新たな“いけにえ”。
“あの島”に迷い込んだ、新たなる“いけにえ”──!
旅客機の墜落事故から紙一重で命拾いした人々。
しかし彼らを待っていたのは、さらなる“地獄”だった。
黒いネクタイ、業者用エプロン。そして、豚のマスク。振り上げられるチェーンソー。
飛び散る血しぶき、肉片。再び訪れた惨劇の阿鼻叫喚を生き残ることができるのか!?
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『鬼畜島 ダスト・エンペラー』1巻の見どころ&感想[ネタバレ]
それでは、さっそく『鬼畜島 ダスト・エンペラー』第1巻の内容に入っていきましょう。
旅客機が墜落した島でさらなる地獄が幕をあける!
あらすじにもある通り、この『鬼畜島』第2部は島に旅客機が転落した直後から幕を開けます。
そんな中で主人公のチナツはなんとか無事だったものの、椅子のベルトが故障して外れなくなっており、彼女の目の前ではカオルによって旅客機の同乗者たちが次々とチェンソーで切り刻まれていっていました
その後カオルのターゲットが一緒に搭乗していた彼女の弟のアキヒコと妹のユユキになった時、なんと彼女は身動きが取れないにも関わらずカオルを挑発して自分の元に引き寄せたのです。
そして彼女に対してチェンソーが振りかぶられたその瞬間、タイミングよく背後の旅客機のエンジンが爆発し、それに巻き込まれる形でカオルは一時的に行動不能になりました。
一方彼女はほぼ無傷でピンピンしており、先ほどの度胸やその後の状況判断等の冷静さから、肉体的にも精神的にもかなりタフな女性だということが見て取れます。
はたして彼女は弟と妹を連れて無事にこの島から脱出することができるのでしょうか?
化け物たちが住む島でのサバイバル生活が幕を開けます。
第1部主人公・高久がチナツたちの脅威に駆けつける!
しばらくして復活するや否や、旅客機の破片が突き刺さった目玉を引っこ抜いて自ら食べるという、人外すぎる行動で異次元の脅威を見せつけるカオル。
そんな彼が再びチェンソーを手にチナツたちに襲いかかってきたのですが、それを助けてくれたのがガリガリで長い髪に髭面となった『鬼畜島』第1部の主人公・高久です。
どうやら彼にはチナツが、ある日突然島からいなくなってしまった妻のマリに見えているようで、魔術で背中に顔だけが結合している島の元村長・ハナクロの指示で彼らを助けにきたようですね。
この辺りの人物の関係性については第1部から読んだ方が分かりやすいとは思いますが、今のところは上記の情報だけで支障はありません。
そして彼らは高久に助けてもらった後、またカオルが復活する前に安全な場所へと案内してもらうことになるのですが、ここから島の異常さを次々と目の当たりにしていくことになります。
チナツたちは魔術が支配する島の異常性を目の当たりにする
高久が安全な場所へと案内してくれる最中に、チナツたちは魔術で呼び集められたという大量の転覆した船や、髪の長い女の人の生首が大量に串刺しにされた祭壇など、島の異常性を次々と目の当たりにしていきます。
全てはいなくなったマリのために人間を集めているようなのですが、それが生贄のためなのか、それとも他の目的があるのかは定かではありません。
そしてその祭壇ではアキヒコとユユキの前に羊の頭を被った人間が現れ、その人物は「妹を女性として見ている」というアキヒコの心の中を見通していました。
この力は第1部に登場していた小学生のような姿で目が縫われているサトルという少年のものと似ているのですが、背丈は明らかに羊男の方が高いんですよね。
また、そんな羊男に動揺する2人の前にカオルやマリの父親であるムキムキ姿のヨゼフも現れ、2人はヨゼフと羊男に捕えられてしまいました。
続きが気になるところではありますが、この第1巻はここでおしまいとなります。
はたして捕えられた2人はどうなってしまうのでしょうか?
まとめ
この第1巻は第2部の幕開けということもあり、島のヤバさや恐ろしさが存分に描かれた1冊でしたね。
また早々に第1部の面々も登場してきており、第1部から続けて読んでいる人たちにとってもここから先の展開を期待させる第1巻になっていたと思います。
ただ、カオルの虐殺シーンも含めて文字だけではこのマンガの狂気性は十分に伝わらないと思うので、気になった方はぜひ第2部が始まるこの巻から『鬼畜島』シリーズを読んでみてください。
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『鬼畜島 ダスト・エンペラー』2巻(7話〜)の発売日は?
続く7話以降が収録された『鬼畜島 ダスト・エンペラー』第2巻は2024年9月28日に発売予定のようです。
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以上、『鬼畜島 ダスト・エンペラー』第1巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。
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