[ネタバレ注意]『十字架のろくにん』第1巻|マガポケで話題の“最悪”から始まる復讐サスペンス
今回は、連載開始当初から胸くそ悪すぎる展開で話題となったサイコサスペンス&壮絶な復讐マンガ『十字架のろくにん』、その第1巻の見どころ&感想記事です。
(※ネタバレを含みます。)
その表紙がこちら。
冷たく鋭い目をした少年、彼がこのマンガの主人公であり、“実験体A”として嬲られたのちに“5人の化け物”に復讐を誓う漆間俊です。
〜追記〜
第2巻以降の最新記事一覧はこちら↓
『十字架のろくにん』の記事一覧
さて、このマンガはいろんなマンガ紹介TikTokerの紹介やWeb広告でも目にした方が多いと思いますが、単なる復讐系マンガだと思って手を出すときっと後悔することになると思います。
それくらい最初に主人公が受けたいじめ(もはやいじめと呼べるものでは無い)が悲惨すぎて、胸くそ悪くなってしまうんですよね…。
ただ、それに対して復讐を誓った主人公がこちらが望む以上の復讐をきっちりと成し遂げてくれるので、なんとか前半の胸くそ展開に耐えて読み進められる、といった感じです。
今回の記事では、そんな『十字架のろくにん』の第1巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。
ネタバレを含みます。ご注意ください。
もくじ
『十字架のろくにん』を無料やおトクに読む方法
文字だけでなく『十字架のろくにん』をマンガとして読みたい方には、以下のコミック.jpの「30日間無料お試し」をオススメしています。
以下のリンクから「30日間無料お試し」に申し込むとマンガの購入に使えるポイントが1200ポイント分もらえるので、この『十字架のろくにん』第1巻を今すぐ無料で読むことができるんです。
気に入らなければ無料期間中でも解約ができるので、まずはお気軽に無料会員登録をしてみてくださいね。
(無料期間中の解約で料金は発生しません。)
気になる方はこちらからアクセスできます↓
また、上記のコミック.jp以外にも以下の記事にマンガを無料、もしくはお得に読むことができる電子書籍サービスやマンガアプリをまとめています。
気になる方はぜひ一度のぞいてみてください!
『十字架のろくにん』のあらすじ
以下に『十字架のろくにん』のあらすじを載せておきます。
漆間俊は、小学6年生。
最近の悩みは同級生の5人組にいじめられていること。
でもお父さんとお母さんと弟、それにちょっと顔が怖いおじいちゃんがいるから大丈夫。
心優しい少年に、底しれぬ悪意が迫る…!!
絶望から始まる新感覚サスペンス!!
上記リンクから冒頭第1話を無料で読むことができますよ。
あらすじには「漆間俊はいじめられているけど大丈夫」と書いてありますが、全然「大丈夫」じゃないです。
「底知れぬ悪意」が本当に「底知れなさすぎ」て、初めて読んだ時はいくらフィクションと分かっていても「やりすぎだろ…」という気持ちを抱かずにはいられませんでしたね…。
では、さっそく第1巻の内容の方に入っていきましょう。
『十字架のろくにん』1巻の見どころ&感想[ネタバレ]
漆間俊の全てを奪った“5人の化け物”の所業とは…
あらすじにもある通り、漆間俊は同級生の5人組にいじめられています。
そのいじめというのがかなり凄惨で、エアガンで打たれたり体にマジックで落書きをされたりするのは日常的に、そして本当に死んでしまうかのような肉体的苦痛も与えられたりしていました。
しかしそれでも両親に心配をかけないように、自分を正気に戻してくれる弟の笑顔を壊さないように、どんなに辛くても家族にはいじめを隠して嘘をつき続けてきた漆間。
ただそれも彼が河川敷で見つけた子猫を彼らに殺されたことをきっかけにこれまで封じ込めていた想いが溢れてしまい、その夜に家族にいじめられていることを打ち明けました。
そうして彼は転校することになり、それまでの1ヶ月間学校を休むことになったのですが、彼にとっての最悪の出来事はここから起きます。
なんと、いじめの主犯格である至極京が仲間の1人を両親と弟が乗る車の前に突き落として、それを避けさせることで崖から車を落下させて両親を殺し、まだ息のあった弟も石で何度も殴ったあげく車に火までつけ放ったのです。
これによって彼は絶望の底に叩き落とされ、元特別陸戦隊で人の殺し方を叩き込まれた祖父の元で鍛えてもらい、彼らに復讐することを誓います。
両親が殺され弟が殴りつけられるシーンは、何度読んでも顔が歪むほど胸くそ悪くなります…。
幸いまだ弟は生きているのですが一生寝たきりかも知れないそうで、その姿がまた痛々しいんですよね。
ただ、この事件から4年後、表紙のように復讐心を秘め冷酷な目つきをするようになった漆間による復讐劇が幕を開けます。
漆間が最初に選んだ復讐相手は千光寺克美!
高校生になった漆間は、悪人であれば躊躇なく人を殺せるようになり、またそれに対する罪悪感も感じなくなっていました。
そんな彼が“5人の化け物”の中から最初のターゲットとして選んだのが、彼らの中で“おもちゃ”担当だった千光寺克美です。
彼は弱いものをいたぶるのが好きという卑劣な性格をしており、漆間はよく彼の愛用するエアガンの的となっていました。
そして何より、漆間がいじめられるきっかけを作った張本人でもあります。
ただ、漆間もすぐに彼を殺すのではなく、祖父とした「改心していたら見逃すこと」という約束を守るためにしばらく様子を見ていたのですが、なんとその間に向こうのほうから親しげに話しかけてきたのです。
中学が別で久しぶりの再会とはいえ、あまりの対応の差に「改心したのか?」困惑する漆間。
しかしそんなはずもなく、彼は弱みを握った漆間と同じクラスの女子である東さんに協力させて漆間の不意を突き、石で殴って気絶させてから廃屋となった古屋で漆間と東さんを拘束しました。
ここから家族の敵との4年越しの直接対決が幕を開けることになります。
千光寺は漆間に近づくために彼を遊びに誘ったのですが、その内容がプリクラや服選びや喫茶店でお茶をするといったもので、状況に付いていけず困惑している漆間の様子はちょっと面白かったです。
また、「改心していたら見逃す」ということでしたが、千光寺に関してはやってきたことに対する報いを受けて欲しかったので逆に非道なままで安心しましたね。
ここから、このマンガ最大の見どころが描かれていきます。
千光寺に捕まってしまった漆間に底なしの悪意が向けられる!
千光寺が漆間に近づいてきた理由、それは「小学生の時に漆間を殺しておかなかったことを後悔していた」からでした。
その後悔を消すかのように、彼は漆間を縄抜け不可能な縛り方で拘束し、何かあった時のためにスイッチひとつで小屋が全焼するように仕掛けをほどこした上で、彼を痛ぶり始めます。
そしてしばらく殴った後、彼はさらに当時のエアガンではなく釘を発射するネイルガンを取り出してきて漆間に打ち込んでいくのですが、そこまでされても漆間の顔色はひとつも変わりませんでした。
それどころか「人の死を肌で感じるのが怖いか?」「お前が自分の手で殺せるのは所詮虫や猫までかもな」と挑発し始める漆間。
すると千光寺は「そんなに言うなら!」と両手で漆間の首を絞めにかかってきたのですが、その瞬間、拘束されているはずの彼が自らの手で千光寺を突き飛ばしたのです。
どうやら彼は間接を自在に操れるおかげでいつでも縄抜けができる状態にあり、彼が発火のスイッチを手放すタイミングを待っていたようですね。
そうして彼は動揺する千光寺に“本物の首絞め”をして見せ、意識を失った彼が次に目を覚ました時には、彼は天井から吊り下げられていました。
ここからいよいよ漆間の復讐が始まる、といったところでこの第1巻はおしまいとなります。
「今すぐその続きのシーンが読みたい!」という方は、以下の記事にこの『十字架のろくにん』第2巻を無料、またはお得に読める方法をまとめているので、ぜひそちらをご活用ください。
まとめ
僕はこの『十字架のろくにん』を第3巻まで一気に購入したのですが、この第1巻を発売当初に買った人は一番見たい復讐シーンを次巻にお預けされた形になっていたんですね。
僕もこの巻を読み終わった後は続きが気になりすぎて、間髪入れずに第2巻に手を伸ばしました(笑)
さて、そんな次巻では待ち望んだ漆間の1人目の復讐、そして漆間が2人目の復讐相手に迫るまでが描かれます。
2人目は千光寺とはまた違った意味で数段厄介な相手なのですが、はたして漆間
はいかに復讐を成し遂げるのでしょうか?
より手に汗握る復讐劇となっていく次巻も必読です。
〜追記〜
『十字架のろくにん』2巻の感想記事
以下の記事に『十字架のろくにん』第2巻の見どころをまとめています。
合わせてご覧ください。
[ネタバレ注意]『十字架のろくにん』第2巻|千光寺克美への復讐が完了し次なる標的は右代悠牙へ!
以上、『十字架のろくにん』第1巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。
『十字架のろくにん』の購入はこちらから!
コミックスの購入はコチラ↓
『十字架のろくにん』を電子書籍で読むならセールや割引が充実のebookjapanがオススメです!
↓
『十字架のろくにん』を全巻まとめて買うなら以下の漫画全巻ドットコムがオススメです!
↓
コミック.jpの30日間無料お試しで『十字架のろくにん』第1巻を無料で読む場合はこちら
↓
コミック.jp 1000コース