堀江貴文氏がオススメするマンガベスト60|『面白い生き方をしたかったので仕方なくマンガを1000冊読んで考えた』

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今回は、マンガ好きとしても有名なホリエモンこと堀江貴文さんがオススメするマンガ、そのベスト60が紹介された本のご紹介です。

その本がこちら。

面白い生き方をしたかったので仕方なくマンガを1000冊読んで考えた →そしたら人生観変わった

面白い生き方をしたかったので仕方なくマンガを1000冊読んで考えた →そしたら人生観変わった』です。

 

僕はマンガが大好きです。

小学校低学年の頃から『名探偵コナン』などのマンガを買い集め、今ではその数は1300冊を超えました。

もはや僕の“人生を通しての趣味”ですね。

これからも本棚に並ぶマンガの数はどんどん増えていくと思います。

 

そんな僕がずっと読みたかったのが、今回紹介するこの堀江さんの本です。

前にどこかの本屋で見つけて以来ずっと近くの本屋で探していたのですが見つからず、しびれを切らして Kindle 版を購入しました。

堀江さんのこの本で紹介しているマンガは僕が知っているもの2割、知らないもの8割といった感じで、読みたいマンガがめちゃくちゃ増えてしまいました。

また、それぞれのマンガのあらすじや学べることなど、「書評」という観点からも非常に参考になる1冊でしたね。

今回の記事では、そんな堀江さんの「マンガ書評本」の中から僕が印象に残った内容をまとめてみました。

 

『面白い生き方をしたかったので仕方なくマンガを1000冊読んで考えた』の感想

 

落語家への道を描いた『どうらく息子』

僕はこのマンガを知らなかったのですが、落語家を目指す主人公の下積み時代を描いた漫画だと紹介されていました。

どうらく息子(1) (ビッグコミックス)

落語の世界というのは、ブラック企業の比ではないぐらい「師匠の奴隷」のように働かされるような世界だそうです。

新社会人となった僕からしてみれば、そんな世界で働くなんて考えられません。

しかし、落語の魅力に取り憑かれた主人公は嫌がるどころか幸せの絶頂かのように働くそうです。

読み進めるうち、「幸せの尺度は人それぞれ」だということに何度も気づかされる。

僕の凝り固まった労働観をほぐすためにも、ぜひ読んでみたいマンガです。

 

思春期の妄想を描く名手、押見修造

「著者で読むマンガ」の中で紹介されているのが押見修造先生です。

押見修造先生は僕も大好きなマンガ家で、このブログでも何度か作品を紹介してきました。

[ネタバレ無し]押見修造先生が描くダークファンタジー『ハピネス』|心情の細やかな描写が素晴らしい作品

[ネタバレ無し] 『血の轍』|押見修造先生が描く“究極の毒親”マンガ[あらすじ・感想]

この本では上の記事でも紹介した『ハピネス』と、僕がまだ読んだことがない『僕は麻理のなか』が取り上げられていました。

性と恋愛を奇妙にクロスさせた話題作が多い作家だ。この作家の凄みは物語に充実した、思春期の妄想と葛藤だ。

確かに、先生の代表作とも言える『惡の華』もこの表現が当てはまりますね。

いつか全作品を制覇してみたいです。

 

マンガで表現される“いろんな「if」”

これは僕がマンガを好きな理由の1つでもあるのですが、マンガ作家の「もし〜だったら」というフィクションの想像力は本当に素晴らしいです。

天才的なマンガ家が描く“ if ”は、どこまでも読者を引き込み、さらには世の中の味方を大きく変えてしまうほどなのだ。

その一例として取り上げられているのが、テレビドラマ化もされた『JINー仁ー』です。

JIN―仁― 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

このマンガは「もし江戸時代で現代医療が蘇ったら」という“ if ”を扱ったマンガです。

こんな突拍子も無いテーマを想像力と緻密な下調べでリアルなものに見せてくれるマンガ家さんは尊敬に値します。

これからもどんな“ if ”を扱ったマンガが登場するのか楽しみです。

 

まとめ

冒頭にも書きましたが、この本は書評の書き方を学ぶにも非常に勉強になります。

堀江さんのマンガの紹介の仕方が非常に丁寧で、どのマンガも読んでみたいと思わされるほどでした。
そういう点でも、見習うところがたくさんあった1冊でしたね。

マンガ好きで書評ブログを書いている僕にとっては「必読書」のようなものです。

マンガは普段読まない、という方もこの本読めばきっとマンガが読みたくなること間違いなしなので、ぜひ一度手に取って見てください。

 

では、ありがとうございました。

 

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